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グレーチングって知ってる?

じゅくしんさんの記事から、思い出したこと。

自転車に乗っているじゅくしんさん。
車道から歩道に上がるときの段差や、滑りやすいマンホール。歩道には意外とトラップが多くある。
これらは自転車ユーザーでも大変なのだから、車椅子の方はもっと大変では?という気づきの記事。

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これを読んで、思い出したこと。

それは、以前ベビーカーの車輪が排水溝の網目にハマったこと。
トップ画像のような、アレです。

すっぽりキレイにハマってしまい、車輪を救出するのに一苦労。

確か、近くにいた方が一緒に手伝ってくれたんです。本当ありがたかったです。

でも
もしこれが、自分で操作している車椅子だったら?
近くに誰もおらず、一人だったら?
そう考えると、ゾッとします。

あの網目。
調べてみたら「グレーチング」という名前。

現在は、車輪がはまらないユニバーサルデザインのものが出ているよう。↓

出典

サイトを見ていたら、歩道を使用する車輪は他にもあるんですよね。

・シルバーカー
・ショッピングカート
・作業台車 等

確かにショッピングカートなどは、
店内ではスムーズでも、店舗⇔駐車場の移動の際にトラップがあるケース、ありますよねえ。

自分が使用経験のある、ベビーカーや自転車しか想像できなかったことに反省。

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現在我が子は、小学生と保育園年長。
ベビーカーを使うような年齢ではない為、グレーチングにハマったことなど、すっかり忘れていました。

歩道だけでなく、当時はベビーカーでの電車の乗り換えなど、結構苦労していたはずなのに。

たとえば

・目的地の駅のエレベーターの位置は事前に調べる
・目的地にエレベーターがない場合は、抱っこ紐で出かける、もしくは抱っこ紐を持参する

などなど。

少し離れると、すぐ忘れてしまうんだなあ。

そして、見えてない世界がた〜くさんあることに改めて気がついたのでした。

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全てを体験することも知ることも、到底できない。
でも、体験談を人から聞いたり、本で知ったりすることはできます。

たとえば、今読んでいるこの本。

元明石市長の泉さん。
子どもや障がいのある人に支援をするのは当たり前。誰一人取り残さないようにしたいとおっしゃってます。

自身の弟が、重度の障がいがあったことをキッカケに、冷たい社会を変えたいとの思いが強くあったと。
障がい者に対する、あまりにも冷たい体験談が書かれていて驚きました。
気になる方、ぜひ読んでみて欲しいです。

で、話を戻すと。

車輪がハマらない、ユニバーサルデザインのグレーチングを採用したりすることも、まさにその施策の一つですよね。

近所のグレーチングがどうなっているか、のちほど確認してみまーす。

〈あとがき〉
早速確認してみましたが、従来型のハマるタイプでした。車輪が通る可能性が低い場所であれば、従来型でも問題ないのかも?
みなさんの周りはどうでしょうか?
今日もありがとうございました。

▼発見したグレーチング

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