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働き方を考えることと、子育ては似てる?「生きる職場」

これ、めちゃくちゃ良書。
「読んで〜!」ってみんなに配りたい気分。

どんな本か?というと
パプアニューギニア海産という会社の、めずらしい取り組み(出退、退勤時間自由。嫌いな作業はやらない)が紹介された本。

取り組み、もちろん興味深い。
ぜひ読んでほしい。
色々思うことがありすぎて、正直書きたいトピックスがてんこ盛りなのだけど…

今日は、その中でも特に気になったことについて、チラッと紹介しようと思う。

それは
働き方を考えることと、子育ては似ている
という話。
話というか、捉え方?

要は、両者とも

・縛らない
・強制しない
・自分の力を出せるように、サポートする
(力を出せる土台をそっと作る)

そのために、ちょっとした秩序を作ることなんじゃないの?と。
それってさ、シンプルな話だよね?と。

もうさ、本当それ。
子どもに「勉強しなさい」って言うより、できるような環境を整える方が大事なのと同じ。

先日、
「勤務時間を少しズラすことができない会社って、すごくない雇用だよね」という記事を書いた。

ちょっとした秩序どころか、
カッチカチに場所と時間を縛られている。
カッチカチやぞ。

で、パプアニューギニア海産。

フリースケジュールゆえ、心地よく働いている人が多い。
だから自分の心にゆとりができて、家族との時間も楽しめているんだそう。うんうん、そうよね。

だってさ、想像してみて。
もし、フリースケジュールで働けたとしたら?

「今日、ちょっと子どもの体調悪そうだな…」
「大丈夫かな…」
「迎えの電話来るかもな…」

こんな不安を抱えながら、出社する必要はないわけです。(←これ、数日前の私)

出欠連絡も不要(禁止)だから、
自分が「その日は仕事をしない」と決めてしまえば、それでいい。
これ、素晴らしいなと。

それが、会社のカッチカチな規則に縛られているがゆえ、
本来必要ない悩む時間や、発生しなくていいモヤモヤが生まれるんだろうなと。

やっぱり、私も含めて過度にカイシャに縛られてる人が多いんだと思う。

働くって、本当はもっとシンプルなこと。
なのに、本質的ではないところに時間や感情を持っていかれるって、本末転倒な気がする。



とまあ、
こんなことを考えさせられるような内容が盛り沢山。
興味ある方、ぜひ読んでみてほしいです。

ちなみに、こちらに第一章が無料掲載されてます。

そして最後に。
私の記事「すごくない雇用、すごい雇用。」へコメントをくださった、けいこさん。
ありがとうございました。

このコメントみて、即調べましたw

〈あとがき〉
机上の空論がいかにムダで、とりあえずやってみることが大事(ダメなら戻ればいい)だということが分かる本。整合性なんて気にしてたらなにもできない、というメッセージもホントそうだよなと。
今日もありがとうございました。

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