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おひなさまも、フリーアドレス導入したらいいのに。

3月3日、ひなまつり。

我が家は、ひな人形を所有していない。

その為、毎年ひな人形のある実家に行き、そこでひな人形を飾って楽しんでいる。
2月に飾り、昨日はおひなさまを片付けて帰った。

おひなさまたちは、毎年

決まった場所に座り(固定デスクならぬ固定スペース)
決まった時期に仕事をし(3月3日繁忙期)
決まった場所に帰っていく。(箱に格納)

そんなおひなさま達を見て、思ったこと。

「昭和体質の企業みたいだな〜」

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ひな人形界には詳しくないが、ひなまつりの歴史はかなり長いのだろう。
昭和なんて話ではなさそう。
詳しく調べるのは、今日はやめておく。

で、おひなさま。

飾る時に
「あれ、お内裏様はどっちだっけ?」
「五人囃子って、手に何持たせるんだっけ?」

毎回こんなことをやっている気がする。
偉い人がこっちで、みたいな理由があったんだと思うけど、これフリーアドレスにしたら問題解決するよね?(は?)

以下、ひな人形に関する勝手な提案を紹介しようと思う。

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ひな人形界への提案

①フリーアドレスにしよう

そもそも、あのひな壇はいかがなものか。
上段が偉い人で、階級ピラミッドみたいに見える。(偏見)

もうさ、ひな壇なんかやめて
フラットなスペースに自由に座ったらいいよ。
たとえば円になったりしたら、もっと気軽に会話ができそうだし。

お内裏様
「たまには笛太鼓、やってみようかなあ」
五人囃子
「どうぞどうぞ!」

なんてフランクな会話も生まれるかもしれない。
ひな壇に座ってたら、それぞれの顔は見えないもんね。
なんだかんだで、やっぱり顔合わせるって大事じゃないかなぁ。

②ひなまつり月間にしよう

3月3日に集中するのも、いかがなものか。
「3月はひなまつり月間」みたいに幅を持たせてもいいんじゃないの?
お盆時期に帰省が集中したり、GWに空港が混雑したり。
みんなが同じ時期にやるから、色んなところに負荷がかかる気がする。

③帰る場所も選べるようにしよう

ひな人形、一家みんなで同じ場所に帰らなくてもいいんじゃないの?と。

箱にしまっていて思ったんですが、人によっては
特定の防カビ剤の匂いに敏感だったり、どうも肌に合わない、なんて可能性もある。

たとえば
「このお家、いつも”わらべ”なんだけど、正直苦手なんだよねえ」

などど、実は我慢しているひな人形も中にはいるかもしれない。

今はフリーランスも多くいるし、
この「ひな人形一家」という団体に所属することに、必ずしも囚われなくてもいいのかもしれない。
この時代、一つの企業に定年まで勤めるなんてのも、もはやどうなの?と思うし。
(いや、そもそも企業じゃないし…ってツッコミはなしでw)

実際、実家のひな人形は以前は5段あったが
現在は1段。
メンバーはあの、超選抜の2名である。

なぜか?
これはイレギュラーな事例なのかもしれないが
ひな人形をフルで保管するのが難しくなった為、実家の母が、人形買い取り業者に買取りを依頼。

売れることが分かったものの、母は一部だけでも残しておきたかった様子。
確かにキレイなおひなさまなのよ。

それを業者に話すと、2段目以降だけ買い取りもできる、という話になったらしい。

聞いた話なのだが、ひな人形は海外需要があるらしく、揃っていなくてもいい場合もあるんだとか。

ということで、実家のひな人形一家は、一部が海外に旅立っていった。
活躍する場所は違えど、きっと誰かを楽しませていることには違いないのだろう。

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ということで
未来のひな人形について考えてみた、という話でした。

ひな人形は、自由だ〜。

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