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習慣を引きずっている

 以前と比べて友だちと会う機会が減ったなーと思います。子どもの春休み(イースター休み)にはやっと一緒に出かけられたけど。

 これって、コロナ禍のなごりかなって、ふと思いました。

 フランスでは外出禁止令が出ていて、職場も閉まっていたあの頃。あの時の生活習慣が今も影響してること、少なからずあるように思います。

 稀に感染した話は聞くものの、今 フランスではすっかり日常に戻った感のある日々です。日本でもコロナが「5類」に移行したということで、ちょっと生活スタイルがあの時を引きずり過ぎてるのかも?と。そんなあれこれについて考えてみました。

始めた習慣

 noteのエッセイや、詩。私は日々書くことを習慣にしていてそれで一日が終わってしまうところがあります。これって、そもそもあの時に習慣化したこと。
 エッセイを毎週書くようになったのは2000年11月だからフランスの2度目のロックダウンの頃。詩を毎日書くようになったのは2019年の年末だから、ちょうどコロナが騒がれる直前。noteに初めて記事を書いたのは2000年の4月だったから、もしかしたらコロナがなければこんなに書く生活をしていなかったのかも、と思います。そう考えると貴重な巡り合わせ。

 「人と合わない期間に始めた習慣が今も続いている」、その影響で今 人と会う約束を入れづらくなってると感じます。私はルーティンを割とかっちり決めて生活をしているので、それを「崩しづらい」、「崩すと疲れる体になった」。これは年末に4年ぶりに日本からフランスに戻ってきた友だちに会った時にも思ったなー

 だから今は人に会うとしても30分−1時間の短時間だったり、子どもが長期休暇中の 時間に余裕がある時だけになってしまっています。

清潔習慣

 これも、今も続いてること。元々潔癖気味の方だけど、コロナ禍以降、さらに手を洗う回数は増え、減ることがあまりないです。あと買い物に行ったらスーパーなどでは置いてある買い物カゴはあまり使わず、手持ちのエコバックに入れてそれをレジで出して清算する、というスタイルが定着しました。これは、エコバッグに入る分が分かりやすくなって、良かったかな。持ち切れないのに買い過ぎてしまうことがないです。
 消毒ジェルは、私はもう使うことはなくなったなー

あいさつ

 コロナ前は友だちと会った時ににビズ(ほほとほほをくっつけ合う)をしてたけど、コロナで一旦それはなくなりました。握手も。代わりに手をグーにしてコツンとしたりして。それがそのまま続いてる場合もあったりします。あいさつのバリエーションが増えたなー。最近は前ほどでもないけれど、ビズや握手が少し復活したかな。これは改めることではないけれど、あいさつのスタイルが変わるって、面白い現象。

意外と他にも

 振り返ってみれば、コロナ禍を経て生活習慣が変わったってことはわりとあると思うのです。清潔習慣がすぐに思い浮かぶかもしれないけれど、意外と気づきにくいことも変わってしまったのかもしれません。みなさんが変わったと思うことってなんでしょう?
 ライブで配信があるのも定着しましたよね。ズームがあるから会議やミーティングのために出かけたりも、しなくなっているかも?

習慣を見直す

 今回書いたのは、ちょっとあの頃の習慣を引きずり過ぎてるのかもと思ったからなんです。一旦身についた習慣をなくすのって勇気が要ること。本当に必要なものなのかどうかを見直そうと思いました。私も毎週noteに記事を書く習慣を見直したところです。今は2週間に1回にして、その分を詩誌に投稿する時間にあてています。

 コロナの影響による習慣を見直したことで、新しく習慣化することに 最近慎重になりました。例えばSNSで自分からフォローする行為などにも。習慣化するって時間と労力を伴う行為だとも感じます。本来 習慣化はよい結果をもたらすことじゃないといけないハズなのに。

 「もっと見直して余裕を作ること」からやりたくなってきました。こうやって書くことで、より今の状態や やりたいことがよく見えるようになりますね。

 「先週と比べてスムーズに過ごせたか」とか、私は習慣について考えてる時間が多いし、考えるのが好きだなと思います。振り返るために、日々の記録をするのも好きですしね。折に触れ 書きたくなるのです。

 今よりも余裕を持てるように、日々を見直して うまく過ごせるようにしたいと思います。


 

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