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小学校受験、受かる願書には「ボールペン選び」が重要!“国立難関校”合格の母が伝授

小学校受験もいよいよ、願書シーズンがやってきました。今回は、合格に近づくための「差がつく願書の書き方」を、小学校受験経験者の目線からお届けします。

願書提出で気をつけるべきは
2点だけ

 小学校受験の「願書」において、見られるのは次の2点です。
(1)受験する子どもの家庭環境について、家庭の教育方針について
(2)志望する学校への深い理解と志望度
 この2点を踏まえた上で、願書作成の準備を進めていきます。具体的には、以下の5つのステップで進めるのがおすすめです。

STEP1:家庭の教育方針の固めるためのワーク
【「親自身の価値観」の整理】
・過去を振り返り親の人生に影響を与えてきたものは何か、家庭の教育方針につながるエピソードを書き出す
・親自身の仕事や生きる上でのモットーを書き出す
・子育て、しつけ、子どもの教育で大事にしていること書き出す

STEP2:学校への深い理解と志望度を高めるワーク。
【「学校へ共感する要素」の洗い出し】
・受験する学校の教育方針の共感する側面を書き出す

STEP3:子どもの家庭環境、得意を可視化するワーク
【「子ども自身」の分析】
・子どもの性格、長所短所
・日々の生活の中のエピソード
・趣味や好きなこと
・頑張っていることや習い事やコンクール
・家庭での役割、家庭でどんなポジションか

STEP4:志望校の実態調査
【「ギャップの有無」を確認】
・志望校に通っている知人を探す
・知人以外の志望校との接点、共通点を探してみる
・説明会その他のイベントでの印象を列挙する
・イベントでのエピソードや参加中、参加後の子どもの発言、様子などを洗い出す

STEP5:「不足要素」の洗い出し
・STEP1~4の中でまだ足りてない情報を列挙する
・受験本番までの準備期間で補充したい情報、作るべきエピソードをまとめる

 願書に記載した内容は、考査当日に先生から深掘りした質問を受けます。誇張した内容は避けるべきです。

願書を書く際は
「ボールペン選び」にも気を配る

 学校から願書を入手したら早めに取りかかることをおすすめします。

 第一志望の学校であるならば、当たり前に受付当日の必着にすべきですよね。余裕を持って提出までのスケジュールを組んでいきたいところです。

 私自身の経験からも、シャープペンで下書き、ボールペンで上から清書、乾かす、消しゴムで消すなどの工程が発生しました。この工程をこなすだけでも3日はかかると思っていた方が良いです。

 また忘れがちなのが、写真の添付の際、写真の裏側への名前の記載です。学校側は多くの願書を受け取りますので、時折添付写真が剥がれてしまうケースがあります。まさにわが家がそうでした!

ちなみに、願書を記載するのは夫婦の場合は「読みやすい字を書ける方」が担当するのが良いです。

 そして、細かいことですが重要なのが「ボールペン選び」です。家にあるものをそのまま使うのではなく、ここはこだわって早めに入手すべきです。

【水性0.7mm】は、力強さを出せるのでおすすめです。志望動機が300文字以下の願書で、枠の中を広々と使用できそうであれば試してみてください。

 また、【水性0.5mm】のペンは志望動機300文字以上の場合、適切な太さになりやすいです。反対に、【水性0.38mm】は枠内に志望動機をびっしり書きたい方におすすめです。

 ちなみに、「油性」のボールペンを選ばないことには理由があります。油性のペンは書き始めのインクの出がスムーズでないものが多く、一画目がかすれた印象になってしまいます。一方、水性のペンでは、書き始めから終わりまで一定の太さと濃度の文字を書くことができます。願書では、「読みやすさ」がポイントになるので、濃度が一定で滑らかな書き味のペンが良いという理由から、水性を選んでいます。


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