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セルフパートナーシップ。そして、連帯と

ここ数日に触れた本や映画は、いずれも女性たちの連帯がテーマだった。私が意図的にピックアップしているのではなく、完全に時代のテーマなのだと思う。

私のinstgramのぶっきらぼうな評文と共に。

映画『あのこは貴族』

階層違えど、ロールプレイさせられていることに変わりなく。移動手段で見える景色は変わるよね! ニケツ最高‼︎

『モキシー〜私たちのムーブメント』

シスターフッド❤︎★ 声を上げることの意味が描かれ、モテる男性像の新旧の違い(フェミニズムは女性だけの問題じゃないこと)が描かれ、無頓着でいられることの特権が描かれ… #ライオットガール ムーブメントが現代に合流。

書籍『キングコングセオリー』

“いい女“市場から排除されたすべての女たちのために。「女性のちっぽけな特権を男性のちっぽけな既得権と対立させるのではなく、それらすべてを捨て去ることなのだ。それでは、女の子たち、さようなら。よい旅を」
久しぶりにガツンときました。

テレビ放映時は見逃していた、『来世ではちゃんとします』も、いろいろな見方で楽しめる作品であるとは思うものの、属性が違うとされてきた女性2人の連帯の物語のようにも見えた。

プロデューサーの祖父江さんの公開当時のインタビューを読むと、ドラマに込められたメッセージを読むと、ドラマの魅力がよりよくわかる。

安易に「(性に対して)割り切れ」とは言えないです。たぶん、一人で生きていく強さが必要なんですよ。誰かの本命に選ばれたいと思っている限り保守的になってしまう。「本当は性を楽しみたい」と思っている人の最大のジレンマは、そこにあるのではないでしょうか。だから女性のみなさんには、「勇気を出して、堂々とこっそりやってくださいね」と言いたい。

女性たちが連帯をする。

その前提には、自分をパートナーにする考え方が大切になってくるのだ、と思う。エマ・ワトソンが「セルフパートナーシップ」という言葉を意識的に使ったことで一般的に流布した。

一人でいても満ち足りている状態。自分自身を受容する自分との信頼関係を結ぶこと。

そして、元女子サッカー・アメリカ代表のアビー・ワンバックが書いた一冊わたしはオオカミ 仲間と手をつなぎ、やりたいことをやり、なりたい自分になる』。オオカミは「世間からこうあるべきだと教えられる以前の“生まれながらの”自分」を意味し、社会に「オオカミの群れ(waolfpack)※原題」を推奨する。

佐久間裕美子さんのWEの市民革命にも、MEではなく、WEな視点で思考&行動する重要性が語られていたことを思い出す。

自分自身とパートナーシップを結び、正真正銘の自分となったなら、仲間と目標に向かって連帯をする。

国際女性デーの備忘録として。

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昨年のnote。




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