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「肩こりをセルフで治す方法!ちょっとハードル高いかな?」

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セルフで治したい人向けです(^O^)
自己責任で、お願いします。
前回は、懸命に顎を引いたという経験を、お話しさせて頂きました。
今回は、顎を前に突き出した状態の体のメカニズムからお話しさせて頂きたいと思います。
想像しながら、読み進めてください。

重さ約5Kgあると言われている人の頭25%=1.25Kgを、骨以外で
支えています。
頭の重心が、しっかりと首の骨に載っていれば首の筋肉には、あまり負担がかからないので、
首と肩の筋肉もカチカチになるまで固まらないのですが、スマホやパソコンの操作や、指先での細かい作業など、下を向いて作業を行う場合、たいてい人が顎を前に突き出した状態の姿勢になっています。

顎を前に突き出した状態になると後頭部の筋肉は、頭を上に向けるような動作で固まり、首が倒れるようにして、顔を前や下に向けるような状態になり首の後ろの筋肉は、首が前に倒れないように、頭部を後ろから引っ張るように固まります。
後頭部の筋肉が固まると、頭痛も起こしやすくなります。
この時、首が真っ直ぐ倒れた状態を、「ストレートネック」と言われています。

首から下の背骨(胸椎と呼ばれています。)も前に倒れていきながら背中をの筋肉でも、頭が前に落ちてしまわないように引っ張ります。
背骨が前に倒れた(丸くなった)状態を、猫背といいます。

首の前の筋肉は、顎を前に突き出した状態になっていますので、伸ばされて下顎を後ろへ引っ張られた状態で固まっています。
胸鎖乳突筋、斜角筋群も固まるので、頭痛や腕の痺れを起こすこともあります。
そうなると、食べ物を食べる時に噛んだ力が首の骨に綺麗に伝わらず、噛むたびに噛む力が、顎を前に突き出す力に変換されてしまいます。
ですので、噛み合わせも凄く重要です。

背骨の理想的な「緩やかなS字カーブ」が、重力によって上から押し潰されて、急なS字カーブや、ストレートネックで背骨が腰まで真っ直ぐになってしまっている人も見受けられます。

よく、クライアント様に良い姿勢について質問されることがありて、顎を引くようにアドバイスさせて頂いているのですが、首が前に倒れている状態で顎を引くと上の画像のように、首が起き上がらないので二重顎になってしまい、顎を引くのを嫌がるクライアント様もいらっしゃいます(>_<)
首が立ち上がってくれば、二重顎は解消されます(^O^)


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