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牡蛎(かき)の街 岩手県山田町

はじめましての方も、いつもお立ちりいただいている方も、ようこそお越し下さいました。フードコーディネーターのNYです。地場産品のマーケッターを目指しています!

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先日、昔働いていた会社の上司からのアドバイスで、岩手県の沿岸のメーカーさんと商談して来ました。

商談の結果は、、、
契約には至りませんでした涙

私の力不足でメーカーさんのご期待に添うことが出来ず。自分の力の無さに落ち込んでいましたが、いつまでも落ち込んでいても仕方がないので、割り切って「今の自分に出来ることをやろう!」と思い、そのメーカーさんの所在地である岩手県・山田町を記事で紹介してみることにしました!

岩手県山田町は地図で見ると、この位置です。

岩手県は広いです

県庁所在地の盛岡市から約100km、車で約1時間30分くらいの場所です。今は三陸道という高速が出来てアクセスが良くなり、このくらいの時間で行けるようになりましたが、昔は2時間以上はかかっていたので、なかなか気軽に行けるところではありませんでした。

地図を見ていただいてもお分かりのとおりギザギザな海岸線の「リアス式海岸」です。

岩手県は雪国のイメージですが、それは内陸のお話で沿岸は意外と温暖な気候で雪がほとんど降りません。(今年は異例の大雪が降りましたが汗)

そのような気候や地形に恵まれており、街の主要な産業は水産業です。そして牡蛎の養殖が盛んです。冬から春にかけて「蒸し牡蛎」が食べられる「かき小屋」が毎年オープンしており、食べ放題プランなどもあって、牡蛎好きの方にはたまらないご当地グルメです。

昨年(2023年)は新しい道の駅も出来て更に観光客や地元の人で賑わっています。道の駅の名前も牡蛎(オイスター)からとった「おいすた」です!!
海の幸と山の幸が数多く並ぶ産直エリアに美味しい海産物が食べられるレストランが併設している、おしゃれな道の駅です。券売機で注文した商品が、レーンから流れてきて自動的に自分のテーブルまで運ばれてくるハイテクなレストランでした!

観光施設をもう一つご紹介します。
「鯨と海の科学館」です。
過去は捕鯨の街だった歴史もあり、鯨についての知識と海についての知識を学べる科学館です。マッコウクジラの巨大模型が吊るされており壮観です。こちらもおススメな施設です!

変わったご当地グルメもご紹介します。

山田町の郷土菓子「すっとぎ」です!

…?

いつもながら聞いたことがないですよね笑

青豆・米粉・砂糖・塩を使って作ったシンプルなお菓子です。簡単に言うと枝豆を練って甘いお菓子に仕上げたような素朴な味わいですね。

これ以上何と表現して良いか分からないので、ご興味ある方はネット販売もしているので是非ご購入してみて下さいね。


そんな現在ですが
東日本大震災では大きな被害が出た町でもあります。津波もそうですが火災も酷かった地域です。

震災後から現在に至るまで厳しい状況のなかで、素晴らしいスモールシティとして復活を遂げている街です。さらにこれからの未来に向ての取り組みも始めていて、私も個人的に山田町を応援していきたいと思います。

是非、全国町村会の記事を読んでみて下さい。

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以上、山田町のご紹介をさせていただきました。

今回は商談でお伺いして復興の現状を喜べたことと共に水産業界の厳しい現状も目の当たりにしました。

近年続くイカ、サンマ、鮭などの不漁そして価格高騰。今までやり方では商売は続けられない状況になっていました。

そのような厳しい状況ですが、絶対に解決策はあるはずです。もっと力を付けて、いつか沿岸メーカーさんの力になりたい!と新たな決意を固めた訪問になりました。

最後までお読みいただきありがとうございます!
それではまた次の記事でお会いしましょう!



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