山田深夜

小説家。横須賀市在住。強面。だが子供と動物には好かれる。ハックドラッグが女房、業務スー…

山田深夜

小説家。横須賀市在住。強面。だが子供と動物には好かれる。ハックドラッグが女房、業務スーパーは愛人。愛車のワルキューレが年々重くなるのが不思議。職質が減ったのが不満。物書きに嫌気がさし音楽に活路を求めるが、どちらでも食えないことがわかる。最近は霞(かすみ)が主食の仙人。

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記事一覧

件のドラマでは主人公が刑務所から逃げる。私は偶然にも、ヒストリーチャンネルの脱獄ドキュメントをずっと観ていた。モーガン・フリーマンが古今の脱獄事件を紹介する番組である。どれも何年もかけて実行される脱獄である。それがあんな簡単に現代の刑務所から脱走できるなんて、さすがキムタクだ。

山田深夜
2時間前
4

リアルとリアリティは違う。リアルはノンフィクション。リアリティはドラマ性を加味した現実味のあるフィクション。とはいえ現実離れしすぎていては興覚めする。すべてが嘘臭くなる。ということで久しぶりに嘘臭くてひどいドラマを見せられた。受刑者が長髪なのだ。制作サイドの言い分を聞きたい。

山田深夜
1日前
7

トンボさんだトンボさん。嬉しいなあ、こんなところでつながるなんて。ホーナーより断然使っていますよ。私はリーオスカーモデルが好きでして、表現力なら10ホールの中で一番だと感じています。思い起こせば、小学校の音楽の授業で手にしたのが始まりでした。あれから半世紀以上。御社に感謝です。

山田深夜
2日前
9

一般的にはデンジャラスな路地であろう。争いがあった形跡もあるし、どこからかの視線も感じる。実際に私の各種センサーの針も激しく振れる。けれど困ったことに、一番振れている計器が「ワクワクセンサー」だったりする。「トラブルが向こうからやってくる」は私の口癖だが、そうも言い切れない。

山田深夜
3日前
9

K様へ。先程は大変失礼いたしました。自分でも何かわからぬものが迸り、あのような書き込みになりました。今回の件ですが、私は乗務員の「資質」の問題と捉えています。乗客の命を預かる者として、あまりにも不適格です。裏方への冒涜でもあります。ともあれこれを機によろしくお付き合いください。

山田深夜
4日前
6

三浦半島にはおいしいものが多い。三崎でとれる魚介類はもちろん、大根、スイカ、キャベツなどの農産物も美味い。その他に新しい味も生まれている。なのに私はこんな直売所に脇目もふらず、業務スーパーへと直行する。そして中国産を買うのだった。三浦半島で売ってるわけだし、と苦しい言い訳をして。

山田深夜
5日前
11

「あぶ刑事」とは懐かしい。まさか新作を撮っていたとは。しかし二人とも老いた。私ならその「老い」をテーマの中心に据えるが、エンタメ的にそれはないか。ともあれ「横浜」がよい舞台装置になっていたし、今回もそのはず。でも看板の「起用」は誤用。人以外には使わない。あ、御用にかけたのか?

山田深夜
6日前
13

まとめ。自作の落語台本を世の中に出すことは可能。けれどそれを「業」にするのはお勧めしない。ただ才がある人は応援したい。以上が私の落語創作についての見解。それとこれは他のジャンルを含めて言えるが、食えません。表現と心中する覚悟のある者だけ出てきてほしいし、結局は残るはずです。

山田深夜
7日前
12

続き。note内のクリエーターは玉石混交。落語作家しかり。けれど稀有な才能が散見される。そんな作者には世の中に出てきてほしいが、食えない世界なので積極的に背中は押せない。ただ、落語を書ける人は充分ストーリーテイラー。他のジャンルも書けるはず。この「複合」が踏台になる気がする。

山田深夜
7日前
10

続き。けれど私は落語作家になるつもりはない。私の本業は小説家であるし、なにより落語台本の執筆は割に合わない。なので頼まれたら書くという姿勢。とはいえギャラが発生するのだから、いい加減な仕事はしない。「残る」という意味では小説執筆と同じだし、自己表現の一手段でもあるのだから。

山田深夜
8日前
12

続き。ところで、私はどのような経緯で落語を書くようになったのか。元々私の小説は落語的だったのだ。それを読んだ演芸関係者からオファーがあり、台本執筆を依頼されたのが始まりである。けれど事情により、その台本は日の目を見なかった。そして後に価値観の合う演者の手に渡り形になったのである。

山田深夜
9日前
10

続き。「演者さんに直に会うのは難しいのでは?」と思うかもしれないが、そんなことはない。私は肩書がない頃から楽屋を訪ねたり出待ちをしたりし、演者に感想を伝えていた。弟子入り志願者などは自宅を探し出し会いにゆく。ともかく演者に会い気持ちを伝えるのはそう難しいことではない。熱意のみ。

山田深夜
10日前
11

続き。となるとおのずと道は見えてくる。公募入選などで実力をつけ(レベルが高いことは大前提である)、演じてもらいたい人に当てて書き、批評してもらえばよい。これを「あちら側」から金銭を伴う依頼が来るまで続けるのだ。当然だがその間は無収入である。いわば落語作家としての前座修行だろう。

山田深夜
10日前
10

続き。なので噺家は自分で作品を創って演じる。でもこれが一番の理想。けれど皆が創れるわけではない。そして自身にない作風を求める演者もいる。そこで必要とされるのが落語作家だろう。けれど相性も問われる。相性とは感性であり価値観。ここが合致すれば、作品を世の中に出すことは可能であろう。

山田深夜
11日前
11

落語台本続き。演劇や映画の台本には「当て書き」というものがある。演じる俳優を想定し脚本を書くのだ。落語の台本もこれに近いと思う。私は演者と膝突き合わせ、個性を見極め執筆する。つまり噺家が言う「落語作家がいない」とは、「(自分の感性に合う)落語作家がいない」という意味なのであろう。

山田深夜
12日前
12

落語台本続き。私の肌感覚で言うと、落語台本の需要は確実にある。そのためであろう公募も多数ある。才能が渇望されているのだ。けれど「新進の落語作家」の噂は聞かない。現れても定着しないのだろう。問題はいくつか思い当たる。最たる要因は落語は台本だけで成り立つものではないということだろう。

山田深夜
13日前
13

件のドラマでは主人公が刑務所から逃げる。私は偶然にも、ヒストリーチャンネルの脱獄ドキュメントをずっと観ていた。モーガン・フリーマンが古今の脱獄事件を紹介する番組である。どれも何年もかけて実行される脱獄である。それがあんな簡単に現代の刑務所から脱走できるなんて、さすがキムタクだ。

山田深夜
2時間前
4

リアルとリアリティは違う。リアルはノンフィクション。リアリティはドラマ性を加味した現実味のあるフィクション。とはいえ現実離れしすぎていては興覚めする。すべてが嘘臭くなる。ということで久しぶりに嘘臭くてひどいドラマを見せられた。受刑者が長髪なのだ。制作サイドの言い分を聞きたい。

山田深夜
1日前
7

トンボさんだトンボさん。嬉しいなあ、こんなところでつながるなんて。ホーナーより断然使っていますよ。私はリーオスカーモデルが好きでして、表現力なら10ホールの中で一番だと感じています。思い起こせば、小学校の音楽の授業で手にしたのが始まりでした。あれから半世紀以上。御社に感謝です。

山田深夜
2日前
9

一般的にはデンジャラスな路地であろう。争いがあった形跡もあるし、どこからかの視線も感じる。実際に私の各種センサーの針も激しく振れる。けれど困ったことに、一番振れている計器が「ワクワクセンサー」だったりする。「トラブルが向こうからやってくる」は私の口癖だが、そうも言い切れない。

山田深夜
3日前
9

K様へ。先程は大変失礼いたしました。自分でも何かわからぬものが迸り、あのような書き込みになりました。今回の件ですが、私は乗務員の「資質」の問題と捉えています。乗客の命を預かる者として、あまりにも不適格です。裏方への冒涜でもあります。ともあれこれを機によろしくお付き合いください。

山田深夜
4日前
6

三浦半島にはおいしいものが多い。三崎でとれる魚介類はもちろん、大根、スイカ、キャベツなどの農産物も美味い。その他に新しい味も生まれている。なのに私はこんな直売所に脇目もふらず、業務スーパーへと直行する。そして中国産を買うのだった。三浦半島で売ってるわけだし、と苦しい言い訳をして。

山田深夜
5日前
11

「あぶ刑事」とは懐かしい。まさか新作を撮っていたとは。しかし二人とも老いた。私ならその「老い」をテーマの中心に据えるが、エンタメ的にそれはないか。ともあれ「横浜」がよい舞台装置になっていたし、今回もそのはず。でも看板の「起用」は誤用。人以外には使わない。あ、御用にかけたのか?

山田深夜
6日前
13

まとめ。自作の落語台本を世の中に出すことは可能。けれどそれを「業」にするのはお勧めしない。ただ才がある人は応援したい。以上が私の落語創作についての見解。それとこれは他のジャンルを含めて言えるが、食えません。表現と心中する覚悟のある者だけ出てきてほしいし、結局は残るはずです。

山田深夜
7日前
12

続き。note内のクリエーターは玉石混交。落語作家しかり。けれど稀有な才能が散見される。そんな作者には世の中に出てきてほしいが、食えない世界なので積極的に背中は押せない。ただ、落語を書ける人は充分ストーリーテイラー。他のジャンルも書けるはず。この「複合」が踏台になる気がする。

山田深夜
7日前
10

続き。けれど私は落語作家になるつもりはない。私の本業は小説家であるし、なにより落語台本の執筆は割に合わない。なので頼まれたら書くという姿勢。とはいえギャラが発生するのだから、いい加減な仕事はしない。「残る」という意味では小説執筆と同じだし、自己表現の一手段でもあるのだから。

山田深夜
8日前
12

続き。ところで、私はどのような経緯で落語を書くようになったのか。元々私の小説は落語的だったのだ。それを読んだ演芸関係者からオファーがあり、台本執筆を依頼されたのが始まりである。けれど事情により、その台本は日の目を見なかった。そして後に価値観の合う演者の手に渡り形になったのである。

山田深夜
9日前
10

続き。「演者さんに直に会うのは難しいのでは?」と思うかもしれないが、そんなことはない。私は肩書がない頃から楽屋を訪ねたり出待ちをしたりし、演者に感想を伝えていた。弟子入り志願者などは自宅を探し出し会いにゆく。ともかく演者に会い気持ちを伝えるのはそう難しいことではない。熱意のみ。

山田深夜
10日前
11

続き。となるとおのずと道は見えてくる。公募入選などで実力をつけ(レベルが高いことは大前提である)、演じてもらいたい人に当てて書き、批評してもらえばよい。これを「あちら側」から金銭を伴う依頼が来るまで続けるのだ。当然だがその間は無収入である。いわば落語作家としての前座修行だろう。

山田深夜
10日前
10

続き。なので噺家は自分で作品を創って演じる。でもこれが一番の理想。けれど皆が創れるわけではない。そして自身にない作風を求める演者もいる。そこで必要とされるのが落語作家だろう。けれど相性も問われる。相性とは感性であり価値観。ここが合致すれば、作品を世の中に出すことは可能であろう。

山田深夜
11日前
11

落語台本続き。演劇や映画の台本には「当て書き」というものがある。演じる俳優を想定し脚本を書くのだ。落語の台本もこれに近いと思う。私は演者と膝突き合わせ、個性を見極め執筆する。つまり噺家が言う「落語作家がいない」とは、「(自分の感性に合う)落語作家がいない」という意味なのであろう。

山田深夜
12日前
12

落語台本続き。私の肌感覚で言うと、落語台本の需要は確実にある。そのためであろう公募も多数ある。才能が渇望されているのだ。けれど「新進の落語作家」の噂は聞かない。現れても定着しないのだろう。問題はいくつか思い当たる。最たる要因は落語は台本だけで成り立つものではないということだろう。

山田深夜
13日前
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