パーソナルトレーナー横手さだひさの腱活

筋肉の付け根である「腱」を使うことで、体のかたちを変え、自律神経を整える話題を

パーソナルトレーナー横手さだひさの腱活

筋肉の付け根である「腱」を使うことで、体のかたちを変え、自律神経を整える話題を

マガジン

最近の記事

【腱活の宿題ワーク4】腹筋運動をしなやかにやる方法

今回はしなやかな体幹を作る腹筋エクササイズをご紹介します。 お腹の引き締めや姿勢改善はもちろんのこと、 腰痛と肩こりを解消する効果もあります。 また、背骨を動かすことは内臓の状態も上げてくれます。 ちょっとした意識の方向の違いで効果が変わるのでお楽しみください。 腹筋には力の方向がある前回までの宿題ワークで、腹筋が恥骨から胸元への下から上に向かう方向を持っていることをご紹介しました。 恥骨に腹筋のはじめの腱があって、胸元に終わりの腱があるということで、下から上の方向

    • 【腱活の宿題ワーク3】胸元から力の粒を飛ばしておく

      今回の腱活(けんかつ)宿題ワークは、「胸元から力を飛ばしておく」というワークです 胸元はバイタリティを上げてくれる「腱」が集まる場所なので、「オーラが足りないな」という方にオススメです。 これで姿勢は簡単に良くなるし、呼吸も楽になります。 イメージを柔らかく使って、体の変化を楽しんでいきましょう。 胸元とは、こんな部位 前回までの2回は、錐体筋に力を入れるワークをやっていただきました。 錐体筋と恥骨に力を入れることができたら、その生み出された力を流すべきところへ流さ

      • 【腱活の宿題ワーク2】錐体筋谷折り

        腱エクササイズの横手です。 腱活ワークのお時間です。 今日も腱を動かして、体を良い感じに上げていきましょう。 今回は、下腹を引き締めたい、少しのきっかけで強い体幹力を発揮したいという人への、「一日中錐体筋を谷折りさせて過ごす」というワークです。 錐体筋? 谷折り? 前回の宿題ワークで 一日中錐体筋に力を入れてみよう というのをやりましたが、前回よりもより立体的に錐体筋を捉えていきます。 慣れると簡単なので、三日続けて修得してみてください! 錐体筋を谷折りにする

        • 【腱活の宿題ワーク1】一日中「錐体筋」に力を入れる

          腱エクササイズの横手です。 今日はあまり頑張らずに下腹を引き締めたい人へ、カンタンにできるワークを宿題として紹介します。 それは 一日中「錐体筋」という筋肉に力を入れて過ごす というものです。 簡単にできて、今後の体幹を劇的に変えるものなので、試すつもりでやってみてください。 錐体筋は、腹筋(腹直筋)の付け根の腱がある恥骨に、付属品のように乗っかる小さな筋肉です。 腹直筋の働きを増幅させるような働きがあります。 錐体筋に一点集中しておいて、一日を過ごしていくのが今

        【腱活の宿題ワーク4】腹筋運動をしなやかにやる方法

        マガジン

        • 腱活の宿題ワーク
          4本
        • 自律神経系を整える体の使い方
          4本

        記事

          「反り腰は腰痛になる」と誤解させられていませんか?

          いつもお読みくださりありがとうございます。 腱エクササイズの横手さだひさです。 オンラインレッスンやパーソナルトレーニングでは、腰痛のために腱の動きを指導して、日々改善、そして再発しない知識を身につけていただいています。 腰痛のための腱の使い方というと、「反り腰」が必須になります。 初回の指導で必ず「出っ尻反り腰の姿勢」を身につけていただいているのですが、そうすると皆さん「反り腰は腰痛になるんじゃないんですか?」と口を揃えて不安がられます。 でもこれは誤解です。 ま

          「反り腰は腰痛になる」と誤解させられていませんか?

          なんだかイライラしやすいときは、動きの「間」を整えましょう

          なんだかイライラする日や時期ってありますよね。 こんなときは、体の動きに「間」がないことが多いです。 「イチ、ニ、サ、シ」で動くところを 例えば「イチィ、二ィ、サン、シィ」で動くようにしてみると、体にも心にも「間」が作れるかもしれません。 イライラするというのは、自律神経が無意識に「不安を感じている」ことが要因です。 不安、恐怖があって、そこから身を守るためにイライラして他を寄せ付けないようにしていたり、戦闘モードになって周りを威嚇してしまったりして、イライラが面に現れ

          なんだかイライラしやすいときは、動きの「間」を整えましょう

          胃もたれに「肩甲骨寄せ胸椎肉汁姿勢エクササイズ」

          胃がツラい人は、胸椎5番周辺が硬くなる傾向があります。 胃の不調が胸椎を硬くしてるのか、 胸椎が元々硬いから胃が弱っているのか、 どちらも可能性はあります。 今日は胸椎5番に刺激を与える腱活エクササイズで、胃をスッキリさせていきましょう。 胸椎には細かい「腱」が密集しているので、そこを放っておかずに、正しく刺激すると胃だけではなく全身に多くの恩恵があります。 「肩甲骨寄せ胸椎肉汁姿勢エクササイズ」をどうぞ。 胸椎を肩甲骨で挟んで、肉汁を出す姿勢①肩甲骨寄せて胸椎を挟

          胃もたれに「肩甲骨寄せ胸椎肉汁姿勢エクササイズ」

          ストレートネック・首こりには「もも付け根」

          ストレートネックや首こりの人は、ももの付け根を動かしてみましょう。 早速こんなエクササイズをどうぞ。 座ってもも上げ①椅子に座る 座る前に尻の穴を後ろに向けて、股関節を深く畳んでお尻を尖らせながら座ります。 ②股関節を深くたたむ 太ももの付け根と下腹で手のひらを挟んで、股関節を深く畳みます。 ③太ももを持ち上げる そこから、もも上げ動作を繰り返しましょう。 ももの付け根にあるスジが効いてきます。 このスジは「腱」です。 もも付け根の腱を鍛えると、ストレートネ

          ストレートネック・首こりには「もも付け根」

          「免疫が下がってる」と思ったら、体を膨らませてください

          「免疫が下がってる、元気がないな、と思ったとき、どんな運動をしたら良いの?」 馬鹿げた話ですが、 体を膨らませると調子は上がります。 免疫が下がってそうな人、元気がない人は「体が萎んで(しぼんで)」います。 大柄な人でも、もともと小柄な人でも、元気がなさそうな人は、なんだか小さく見えますよね。 体が萎むと心が萎むし、 心が萎むと体が萎むし、 で、体と心は影響し合います。 だから「免疫が下がってるな」と思う人は、 体を膨らませてみましょう! 体を膨らませると、なんと

          「免疫が下がってる」と思ったら、体を膨らませてください

          ぎっくり腰になりやすい人の予防策

          「朝起きたらギックリ腰になってた」「朝の出際にギックリ腰になった」など1日の予定が全て狂いそうな不測の事態に絶望感を感じたことがある人は少なくないかもしれません。 「なんとか早い段階で少しでも緩和させる方法はありませんか?」というご質問をこれまで多くいただいてきたので、今日はそんな時の対処法をご紹介します。 実際のギックリ腰はそれぞれの状況があるので、普段からの予防でこれをやっておいて、 いざとなったときにも今回の「考え方」を基本に対処法を考えてみてもらえたらと思います。

          ぎっくり腰になりやすい人の予防策

          顔をスッキリ見せる「顎の引き方」

          顔をスッキリ見せるには、顎のポジション、頭のポジション、首のポジションを良い位置に置くことが大切ですね。 全身の中で最も高台に頭を置いておければ、全体の長さの中で顔を小さく見せることができますし、 顔の筋肉たちが本来の位置にあることで表情筋に陰影ができて顔が明るくなります。 今日は「アゴの引き方」で顔をスッキリさせる方法を考えていきます。 良いアゴの引き方、苦しいアゴの引き方まずこの2つの顎の引き方の比較ですが、 左が良くない引き方、右が良い引き方です。、 左の写真は

          顔をスッキリ見せる「顎の引き方」

          睡眠の質を高める、まくらの選び方

          まくらの選び方は睡眠の質を高めるために重要ですね。 肩こりや首こりはもちろん、よく寝違える、寝ている間に歯を食いしばってしまう、仰向けに寝ただけで腰が痛いなどの就寝中の問題には、まくらとの相性が関係していることがよくあります。 「まくらの高さが合ってないみたい」 「明日またまくら探しに行こうと思ってる」(しょっちゅう笑) 「朝起きたら結局まくらから頭は落ちてる」 などよく聞くセリフです。 まくらの理想的な高さは?硬さは?どのように検討したら良いのでしょうか? 今日はま

          睡眠の質を高める、まくらの選び方

          「脇を締めなさい」と言われるけど、どのぐらい締めたら良いの?

          今回は、肩こりに悩むデスクワーカーにも読んでもらいたい記事です。 普段の姿勢でも、スポーツでも、歌でも「脇を締めて」と言われることがありますね。 同時に「脇を締めるな」というアドバイスもあったりもします。 それで、脇を締めてみたら「力むな!」と言われ、脇を開けていたら「脇を締めろ!」と言われ迷子になった経験のある人も多いのではないでしょうか? どっちが正解なのか?どっちも正解だとしたらどの程度「脇を締めて、脇を締めない」のが良いのでしょうか? 脇の締め方は「トマトを

          「脇を締めなさい」と言われるけど、どのぐらい締めたら良いの?

          なぜ「カロリー消費」はつまらなくて続かないのか?

          カロリーはエネルギー。 「エネルギーを消費していくことが痩せること」という認識が一般的ですね。 でも、急にやる気がなくなって、それが続かないことの方が多いのではないでしょうか? なんでやる気がなくなるのでしょうかね? 「運動しよう!」と決意した、たった3日前にはあんなに気持ちが高まっていたのに笑 やる気がなくなる大きな理由は「エネルギーを消費している」からです。 エネルギーとは生命力。 エネルギー消費とは生命力の消費です。 その生命力を消費するということは、「命を削

          なぜ「カロリー消費」はつまらなくて続かないのか?

          6月1日(水)【名古屋「発声が良くなる腱エクササイズ」】開催します

          6月1日(水)に名古屋・伏見駅のスタジオにて「発声が良くなる腱エクササイズ®︎」レッスンを開催します。 「歌う人」へのお悩み解決をテーマにした内容です。 ❶19:00〜19:50 『発声が良くなる「腱」のトレーニング』発声は首より上だけではなく、全身が生み出します。 全身で声を生み出すための「腱」を活用した基本トレーニングを指導します。 自宅でもできる基本トレーニングも持ち帰れます。 ❷20:00〜21:00 『発声が良くなる「舌骨筋」のためのストレッチ』発声に影響する

          6月1日(水)【名古屋「発声が良くなる腱エクササイズ」】開催します

          4月15日(金)の【腱で歌うワークショップ】は「胸骨舌骨筋」の使い方

          【腱で歌うワークショップ】 発声が良くなる「胸骨舌骨筋」の使い方●日時・料金4/15(金)21:00〜22:00 ZOOM/3,300円 ※終了後質疑応答 ※翌日アーカイブ動画 ※銀行振込 ●内容声が詰まる、喉が締まる、ガサガサするを解消するために鍵となる「舌骨」。 その中でも「胸骨舌骨筋」にフォーカスして、ハリの良い声を取り戻します。 猫背、ストレートネックなどのステージ上の姿勢の悪さも解決できます。 ●お申込み専用LINEアカウントへお友達登録していただくと、同時に

          4月15日(金)の【腱で歌うワークショップ】は「胸骨舌骨筋」の使い方