オーブンの前から
はじめまして。
ミナトノヨーコと申します。
分かる世代にはワカル、ダウンタウンブギウギバンドの名曲からのこの名前。
そう。私はそんな昭和40年代生まれです。
大学生の息子がnoteを始めたのを見て、フツフツと湧き上がるものを感じたのが少し前。
その切ないような甘酸っぱいような想いの正体は、若い頃に何となくいつも頭の片隅にあった「エッセイストになりたい」と言う想いでした。
まぁね。
私はあちこちに気持ちが向いてしまうタイプで。
「ラジオDJ」やら「画家」、「雑誌編集者」「アロマセラピスト」「美容部員」などなどと憧れた職業数知れず。
その中にいつも「エッセイスト」はあったわけですが、成り行きという名の運命のようなものに流されるままに任せていたら、現在は15席ばかりの小さなカフェで焼き菓子を焼くことを生業にしていると言うね。
意外な岸に流れ着くものだ!
特に料理が大好きなわけでもなく、そんな私がこんなことに…と首を捻っていたら、親友に「あんたは昔からそういうものへの憧れがあった」と指摘されてビックリ。
えっ。そぅお?そうだった?
言われてみると、暮らし周りの道具、美しい料理(作ることが好きってのとは別なところがミソ)、そのスタンス…そんなことが大好きで、雑誌でもそんなページばかりを何度も眺めていたものでした。
流れ流されて、結局は何となく「好きな職業」に就くことが出来ているのかもしれません。
そんな中でムクムクと蘇ってきた「書く」と言うことへの欲求。
「私なんかが誰に向けて書いてんの?」と、蓋をしていた想い。
でも、息子のお陰で蓋が開いてしまったんだから仕方ない。
ポツポツ書いてみようと思います。
誰に向けるでもないけど、日々の徒然や想うことを。
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