文月の短歌
文月(ふづき・ふみづき) 七月の異名
なぜ「文」なのだろうと思って調べたところ、上記のような説があるんだそう。
旧暦であること、今とは気候もおそらく違うことから、今と照らし合わせてみると意外性があります。
他の素敵な異名もいいですね。
営みを感じる「穂含月」「文披月」「親月(おやづき)」。
やはり、昔は田んぼが季節を表す一つの指標だったのだなぁと思います。年貢もお米ですしね。
書物を干す、虫干しの習慣も旧暦七月だったんですね。
情熱の「七夕月」「愛逢月」。
暑い季節にお熱いですね👩❤️👨
え!?「涼月(れいげつ)」「秋初月(あきそめつき)」。
今では、仮に八月であっても、秋初月とは思えません…
先月、結局あれよあれよという間に水無月が終わり、水無月の短歌、詠めませんでした、無念…ということで、今月は短歌から。「ふづき」で遊びますよ。
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文を書く習慣の減る今時分文をいただくことありがたし
昨年、しばらくお休みしていた頃、定期的にお葉書をくださる方がいらっしゃいました。
LINEで気軽に連絡できる今、切手とお葉書を買って、私のために書き送ってくださる人がいる。なんてありがたいことだろうと、今は特に思います。
ほとんどお返事できないまま、久しぶりにお会いしてお礼をお伝えしたとき、すごく喜んでくださって、ありがたいなぁと思います。
その方も今新天地で励んでいらっしゃって、なかなか文を交わす余裕もお互いありませんが、お幸せを切に願っております。
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露草の萎む姿を見送って暑さ乗りきり今日も働く
通勤路にツユクサが咲いているのですが、いつしかみな萎れていました。既にこの暑さですものね。ツユクサが萎んでいると、露に濡れたようなしっとりとした印象があります。梅雨のじっとりとした暑さより、涼しげな印象を受けます。毎朝職場付近のツユクサを横断歩道で見送り、よし、今日もがんばるぞ、と職場の扉を潜る日々です。見出し写真は去年詠み手撮影。
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気まぐれなやる気を鼓舞し奮い立つ公私ともになんくるないさー
「公私ともに」の使い方がちょっと違うような気がしなくもないですが、まあ。
どうしても気乗りしない日があったり、やる気に満ち溢れてあれもこれもとがんばって疲れちゃう日もあったり。ずっと見てくれる人などいないので、一時的ながんばりをスタンダード仕様だと思われてしまうと、息苦しくなるときがあります。仕事でもプライベートでも。
数少ない理解者がいるだけでありがたいです。
しんどいときも、気負わずなんとかなるさの精神で、がんばれるときにがんばって、帳尻をなんとか合わせようと奮闘しています。「なんくるないさー」って、なんとかなる感が強くて好きな沖縄方言です。
今週は満身創痍ながらよくがんばった、私。
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▼皐月の短歌(水無月の短歌はお休みでした)
▼文月の俳句
後日更新できたらいいな
▼水無月の短歌
後日更新できたらいいな
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