『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の小学生マインドのレビューと高校生マインドの原稿

エキレビに『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のレビューを書いた(→『中2の夢の大傑作「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」がサイコーのサイコーのサイコー」)。
冒頭を引用する。

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』観た。サイコーのサイコーのサイコー。
中二の俺の妄想をハリウッドがものすごい予算と技術で映像化したぞ、って映画でサイコーすぎた。
はじまってすぐにゴジラ大登場で、出し惜しみなし。
怪獣の交尾シーン(モザイクあり)もあるし、5分もせずにモスラの孵化シーンでしびれる。
ナウシカみたいに人と獣が交流しようとするシーンもあるが、ちゃんと全然交流できないのがすばらしい。
その後も、氷漬けの怪獣や、ぐわーーーって優雅に翼ひろげるそのしなりの美しさや、キングギドラがガーーーってやってゴジラがガーーーってやり返すのや、ラドン翼でぶわっさって戦闘機まとめてドカンってなるのや、ぶぶぶぶぶぶぶって仮装大賞の得点あがるのみたいになって真っ赤っ赤でどかーーーんってなるところや、天を仰いでゴーーってやるのや、サイコーにかっこいいシーンの連続である。

観終わったときの中2になった気持ちを維持したまま一気に書いたものだ。と言いたいけど、一気に書いたものはさすがに読みにくかったので、推敲している。が、小学生みたいな感想をなるべく維持するようにした。

余計な意味付けをせずに、此処まで無邪気に楽しんでいらっしゃる記事は初めて。”というコメントがついていてありがたい。
さらにTwitterで、“年齢も立場も構わないような、心の中むき出しのレビューだな 相当面白いのか”といったコメントをいただいた。ありがたい。と思ってプロフィールを見たら、“中途で視覚障害者になって、今までのものを失った人間のつぶやきです”とあった。とすると、読み上げ機能で原稿を読んでくれたのだろうか、と想像し、コンピュータに読み上げてもらって聞いてみた。たしかに、「年齢も立場も構わない」原稿だった。笑った。

高校生マインドで

今日は、「ビッグコミックオリジナル」の「オリジナリズム」用の原稿を書いた(掲載はもうちょい先です)。「『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』で「共生」はどのように描かれていたか」について。上記のエキレビ原稿が小学生マインドだったので、こんどはちょっと冷静になって高校生ぐらいのマインドで書いた。

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