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T:8 自分の時間の流れ(2007/03/29)

私の記憶が確かならば、生まれてからこれまで、人より何かが「早い」ことがなかった。人生の中で、多くの人が経験するだろうライフイベントがある。

入学、卒業なんてものは比較的みんな同じかもしれない。違いが出るのは、例えば初恋、お酒、たばこ、就職、結婚、出産、親離れ、大切な人との別れ、挫折等々、人によっては一生経験しないものもあるかもしれない。

 私の場合、自分の周りの人が常に上に書いたことを先に経験していた気がする。つい最近まで、そのことを嫌だなぁと思っていた。なんか、周りが経験してることを自分が経験してないと焦ってしまう。基本的に物事の多くはて「早い」「速い」ことに価値があるでしょ。

足が速くて金メダルはあっても、遅くて金メダルはないし、出世が早いとかね。もちろん、例外や限度はあるけれど。「はやい」ものに注目は集まる。

 最近わかったこと。確かに自分が経験することは人よりは遅い。だけど、結果的には自分も経験していることが多いってことに気がついた。もし、自分が人より5年長く生きるとしたら(笑)人より経験が遅かったとしても、大した問題ではないかもしれない。もし自分の成長(心も体も)が人より遅いなら、納得がいく。芽が出るのも伸びるのも咲くのも枯れるのも、周りより遅い。ゆっくりしている。ただそれだけなのかもしれない。

 1日は24時間と決まっているけれども、ひとりひとりの流れている時間は違うのかもしれない。

いつもより、ちょっとよい茶葉や甘味をいただくのに使わせていただきます。よいインプットのおかげで、よいアウトプットができるはずです!