わかりやすい文章を書く方法
メンバーのプルリクレビューをしていて、もう少しこんな感じで書くとわかりやすくなりますよ、みたいなことをちょくちょく話していました。
その時にこんなのが参考になりますよって話したものがあるので、まとめてみました。
理科系の作文技術
多分一番有名ですよね。
日本の教育では読書感想文を書きましょうみたいな、情緒的な文章については学ぶ機会があるのですが、ものごとを過不足なく伝える、みたいなことは学んだ記憶がありません。
この本ではものごとを過不足なく伝える方法が学べます。ただ、初版が1981年ということもあり、なかなか読みづらく、何度か買ったけれど完読できていません。
そんな時にはまんがです。
これは最近また読み返したんですけど、とても読みやすいです。キャラクターがいてストーリー形式になっているので記憶にも残りやすいです。
超・箇条書き
去年の頭に読んで感動した本です。
超・「箇条書き」と書いていますけど、普通に文章術として使えるエッセンスが詰まっていました。
↑のブログでも紹介していますが、「隠れ重言」と「否定」で退路を断つ、を知れたのは大きかったです。
簡単に紹介すると、「隠れ重言」はサッカーの日本代表を解説してるアナウンサーが、「日本はゴールが欲しいですね」と言ったりすることです。間違ってはいないのですが、ゴールが欲しいのは当たり前なのでなんか言ってそうで何も言ってないということですね。
「否定」で退路を断つは、こんな感じです。
「生産性を上げる」だけだと漠然としてしまうところを、「長時間労働に走るのではなく」という否定を入れることで、方向性がしっかりします。
UXライターのnaoさん
いつも参考にさせてもらっています。
仕事側アプリだったりWebサービスの文言を考えることが多いので、よく見ています。
「秒で伝わる文章術」も読みました。
「読み手の脳に負担をかけない。」という帯がとても共感できます。
読み手が読みやすい文章を書く方法を、7つのルールにまとめられています。
よく見てるTwitterアカウント
文章術では無いですけど、パワポやデザインの整理方法は文章にも転用できると思っていてこの辺のアカウントもウォッチしています。整理と再構築という部分は同じなので、参考になると思います。
写経
良い文章を見つけると写経します。ただ写すだけでもやらないよりはましだと思うのですが、自分が書くリズムと異なる部分があると思います。
例えば読点を打つ位置がちがったり、漢字で書く所をひらいていたり。そんなところの小さな差異を意識しながら、ときおりなんでこう書いているなろうと想像しながら写経するんです。
あとは写経までしなかったとしても、言語化してみる。何が良いとおもったのか、わかりやすいと思ったのか。そしてそれは何の要素がもたらしているのか。
そういったことを考えながら見ていると新しい発見があるはずです。
ChatGPT
最後はChatGPTです。
わかりにくいのでリライトして、と言うとわかりやすい文章に書き直してくれます。
やっぱり書いたものに対するフィードバックは必要で、見てくれる人がいない場合はいまならChatGPTに頼ることができます。
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