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【理学療法士おススメ】お風呂上りのストレッチはどうして身体にいいの?

【動作・歩行・呼吸の専門家】である理学療法士として、身体の歪みや不良姿勢が及ぼす身体への影響や、生活における悩みとの繋がりについての解説と、その改善方法・予防方法として、【運動や、生活に取り入れてほしいこと】もあわせてお伝えしています。

わたし自身が女性ということもあり、特に女性の身体と心についての投稿をどんどん書いています。もしよければ、「悩み事」や「○○について知りたい!」などのコメント・リクエストなどもいただけると嬉しいです。

先日より、女性の身体にとっては【変化】もストレスになること、さらに女性は毎月【変化】が起こるので、よりこの【変化】による影響へのケアが必要だということ、そして疲れた時こそ簡単な運動をしよう、とお伝えしています。

毎日のように溜まって積み重なっていく疲労を解消するために、アクティブレストを取り入れることをおすすめしています。

昨日は、アクティブレストの1つでもある【ストレッチ】に関して掘り下げてみました。ストレッチには種類があることや、誰でも知っている【ラジオ体操】も、立派なストレッチになることを説明しています。

まず、ストレッチには大きく分けて2つの種類があります。
1)静的ストレッチ(スタティックストレッチ)
2)動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ・バリスティックストレッチ)
先ほども出てきましたが、同じ姿勢をしばらくキープし、じっくり筋肉を伸ばす方法が【静的ストレッチ(スタティックストレッチ)】です。
【静的ストレッチ(スタティックストレッチ)】のメリットは、柔軟性を高める効果が高いことや、筋肉の緊張を和らげること、リラックス効果があることです。運動後のクールダウンや、寝る前にもおすすめのストレッチです。

【理学療法士と学ぶ】誰もが知ってる○○で柔軟性が上がる??? より

【静的ストレッチ(スタティックストレッチ)】は、いつでも簡単に取り入れられることや、動的ストレッチと比べると心地いい伸び具合でコントロールしやすいことがメリットとして挙げられます。

さらに【お風呂上がりの静的ストレッチ(スタティックストレッチ)は、より効果を高め】ます。

まず、ぬるめのお湯に15分以上浸かると【副交感神経が優位】になり、ので筋肉の緊張がとれて緩みやすくなります。
※42℃以上の熱いお湯では【交感神経が優位】となり、筋肉も力が入りやすくなるため40℃以下のお湯がおすすめです

また、湯ぶねにつかって身体が温まることによって、筋肉が緩み関節の動きが大きくなるという研究結果もあります。 

お風呂に入った後にストレッチを行う習慣を約1か月ほど続けたことで、筋肉が柔らかくなり恒常的に関節の動きが大きくなったという調べもあるようです。

また、身体が温まった状態でのストレッチは、その動きやすさから【心地よさ】もより高まり、リラックス効果も得られやすいです。

緩んだ身体で眠りも深くなり、疲れも取れやすくなる、と、メリットが多く【いいこと尽くし】なのですね。

寒い日も続きますので、しっかりお風呂につかり、スタティックストレッチを取り入れ眠りの質も上げていきましょう。

 * * *

運動習慣作りや自分の姿勢や身体の歪み、呼吸法などの把握・改善はとっても地道ですが、「しっかり取り組もう、改善しよう」と思われた場合は、やはり客観的な指導があることが一番効率的かと思います。

動作・歩行・姿勢・呼吸の専門家である理学療法士視点を入れて、一度ご自身の身体をチェックしてみることはいかがでしょうか。

現在の問題点や、改善するためのセルフエクササイズ、おすすめのトレーニングもお伝えできます。お気軽にご相談ください。

また、もっと知りたいことやわからないことがある場合も、是非コメントや連絡いただけると嬉しいです。

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