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長男の不登校と親の覚悟~母の恥ずかしい話

「24歳だと思ってたら、俺25歳になってしまってたと気づいたわ…涙」
自分の誕生日の夕方になって、こんなオモロイ投稿を家族LINEに入れてくる長男。

カッコつけマン、お調子者で、深刻になることとのない陽気さと頑固さが取り柄の息子です。

樹は第1子だけに、いろいろな学びの試練を母の私に投げ続けてきてくれた、貴重な存在。

あの子との葛藤がアバター®への道につながったし、彼の成長のすべての段階が、初心者マーク🔰母の私は試されてきました。

そんな母チャレンジの中でも、今につながる大きな学びは中学2年生の秋から始まった不登校。

陸上部の部活の先生との問題をきっかけに始まった不登校は、本当に生きた学びの連続でした。

きちっと事情の確認をしていないのですが、大きなきっかけは部活。
それ程真剣には部活に取り組まず、練習に行ったり行かなかったりでいた樹。部活は絶対に参加という当時の学校の空気の中、部活が行きにくかったのは、もしかすると厳しめの先生がもともと嫌だったのかもしれません。
そんないい加減2年生部員だった時、顧問の先生に「頑張って出てこいよ、大会だし。みんなと頑張ろう!」的な言葉を言われ、それを樹なりに信じて、重い気持ちを何とか持ち上げて参加した市内での競技。試合に出よう的な誘いだったはずが行ってみると、真面目に部活の練習に参加してる他の生徒の前で、ゼッケンももらえず見せしめのように真夏のスタンドで一日強制見学させられたのが決定打。
12年も前、まだまだ学校や部活が厳しくて当然の時代の話です。

それは流石にない。
ずっと行けてなかった気持ちを振り絞った樹へのケアがないと怒れましたが、それ以上に私を動揺させたのは、二学期から始まった不登校でした。

そしてそれは私には1000本ノックか!?的な試される壁の連続でした(笑)


第一の壁〜私の価値観

私自身はもともとなぜ学ぶのかの目的をちゃんと共有されないまま、一方的に行われる日本の学校教育とか、容赦なく押し付けられる受験のプレッシャーとかに、いっちょ前に反発する生徒でした。ちょっと偉そうな鼻っ柱の強い面倒な生徒。そして日本の大学受験をせず(正確には逃げて)アメリカに留学をしたような人生。自分は一般的な日本人より自由で柔軟な考え方や価値観を持っていると、信じて疑っていませんでした。

でもいざ樹が不登校を始めると、「学校は行くもの。なんかつらくてもしんどくても休むなんてありえない」という、自分の経験からの価値観以外をまったく認められない!当時すでにアバター®ウィザードコースまで終了していましたが、この「学校とは行って当然。休むのは間違っている!」という価値観の鉄壁さに気づけず、樹を叱り、罵倒し、挙句の果てには取っ組み合いのけんかもしました。腕力がかろうじて互角だったけど、これは腕力では言うこときかせられないと危機感を感じて、暴力に出るのはすぐやめました(笑)

主人には、「ちゃんとほっといてやれ」と何度も言われました。こういう時、アバター®をしていない主人が、離れた冷静な助言をくれることがしばしば。同じ男として思えることがあるのも、そうした視点が見えやすい理由のようですが、私のほうは自分の正しさを真正面から裏切り続ける樹に、しばらくイライラを収めることができませんでした。

まさか自分のほうが古い価値観の教え込みにはまり込んでいるんだと気づけるのには、しばらく時間がかかりました。

第二の壁〜私の不安

子どもの頃から人と同じが嫌。自分の意見も持たず、何となく同調して群れるマジョリティを馬鹿にして、マイノリティで尖っているのが信条だった私。自分の意見を持つこと、周りに流されて迎合しないことを良しとして生きていると思っていました。アメリカ留学経験から、自分の意見を持てることを誇りに思っていました。

でも樹の不登校で一気に噴き出したのは…
・みんなと同じように学校にいけないことで、この子の人生が安定した社会のレールから外れてしまって、二度と戻れないんじゃないか?
・この子の人生に二度と消せない傷がついてしまったんじゃないか?
という、「普通」「みんなと同じ」じゃないことへの、ものすごい不安の嵐でした。
自分でもまさかの不安の暴発に、アバター®ツールを使っても使っても、なかなか消滅させることができませんでした。

本人はのんきに自由を楽しんでいるのに、私はずっとずっと不安。

母として人生初経験だからちゃんとできなくても仕方がないじゃん、私。
そういう視点に行けるまで、1人でずっとイライラし続けました。

第三の壁〜子どもへの愛情

私はずっと第1子、長女で、頑張ることを良しとして育ってきました。
忙しく働く母と、癇癪もちでとにかく怖かった父のもと、大切に愛されて育ててもらったという記憶がないまま母になりました。

私はあぁいう親にはなりたくない!

母になるとわかったときから、固く自分に誓って一生懸命いい母であろうと、より良いものを提供し、自由に主体的になるようにと育ててきていたつもりでした。自分と子ども全員が食物アレルギーをアバター®になるまで持っていて、厳格な除去食で健康管理をするストイックなママであることが正しいと信じていました。ちなみにアレルギーは私の最初のアバター®コースで信念を消滅させて症状がなくなったのですが、私のいい母でいることへの執念が、アバター®コース受講につながったとも言えます。

だから私にとって、子どもの心や体の健康を心配するのは、親として当然の愛情。不登校についても、樹のことを愛しているからこそ、心配して心配して、大丈夫なのか、本当にこの選択でいいのかと何度も聞きました。
どんな答えを聞いても、それでも心配をする。
心配=真の愛情ぐらいに思っていた私の正しさがうっかり勘違いだった!とワークして気づいたときの衝撃は、アバター®人生でもかなりの上位にランクインできる歴史的気づき!
心配は愛でもなんでもなく、子どもの人生を妨害するものでしかない‼‼‼
よかれと思って、親は当然みんなしていると思い込んで、一生懸命していた心配が、全くの逆効果だった……

意識のプロとしてまだまだ未熟者だった私には、ここまでの3つの自分の正しさが、大きな勘違いだと気づけるのには時間が必要でした。


第四の壁〜他人ではなく自分を変える

で、最後の壁は小学校6年生の時にアバター®ウィザードになっていた樹からの直球でした。
「ママはさ、偉そうな事言って、アバター®、アバター®って言ってるけど、全然できてないじゃんかよ‼‼‼」
何度か目の言い合いの最中、真正面から言われて、ぐうの音も出ずに固まりました。
アバター®は、外側を変えたければ内側を変えるためのツールです。
正直に自分と向き合い、自分を変えれば、やさしく確実に他者や社会を変えることが誰にでもできる意識の管理ツールです。
でもいい親だと自分のことを思い込んで、自分の正しさにしがみついていた私は、私が息子という他人を変えようとして失敗し続けていることになかなか気づけませんでした。

でも目の前でウィザードの息子に、まさに正論を言われて、なんとか止まれた。そこから一体全体何を私は信じて、こういう現実を経験しているのかを探究していったときに、ここまでの3つの壁に気づいていくことができました。

他人を変えようとしているときは、「おい、自分だろ」という樹が投げてくれたストライクが今でも警鐘を鳴らしてくれます。

最後の壁~信頼するという決断

自分の価値観が壊れ、自分だけが勝手に不安なのがわかり、愛していると勘違いしていたこともばれて、息子を変えようと無駄な努力をしてきたことまでわかったとき、

じゃあ、私は何をしたらいいんだろう?

という問いが残りました。

そして出た答えが、樹を心から信頼すると決めよう!でした。

初心者マーク母ですが、私なりに最善を尽くしてきた。
アバター®ウィザードまで経験させ、自分で意図的に人生を創れる力もちゃんと上げた。
こうして自分が尽くしてきたことを、私が信じないで誰が信じるんだ⁉
思春期だし、子どもはいろいろなアイデンティティで大人を試してきても、この子の源は絶対に信頼できることを知っている。
それなら信じることしか、私にできることはない。
樹の人生はまだまだ先がある。ずっとこのままだとは限らない。
きっと彼なりの道を見つけて、それは「普通」という道でないとしても、彼が選択していく経験を信頼しよう。
そして何かあったときは、自分で責任をとっていくと信頼しよう。
そのためにツールを学ばせたのだし、樹がどんな人生を創造していくのか、楽しみにしていこう。
なんの証拠もないけど、意図的に信頼するという決断を、人生初めて経験させてくれたのが、樹でした。


******

その後樹は、中学卒業までほぼ完全不登校。
なんとか入った高校も途中から行き渋り激し目で何とか卒業。
もともと中学校の頃から狙っていた専門学校は、入って半年で
「俺、人生最高にモチベ下がってるって気づいて。きっと入学することを目的にしすぎてきたからだと思う。で、退学して、環境変えて働こうと思う」と言ってきた時には、すでに決断して行動していた樹。
そこから入った派遣先では、人生初の一人暮らしをし、職場が合わないと次を探してもらい移動するも、やはり合わずに一度リセット。

「五体満足なんだから、上げ膳据え膳でゲームだけやりたい放題のために戻ってくるなら、追い出すからね。」
バイトでもなんでもいいから、社会とはかかわることを約束させて帰宅を許可。
そして何とか始めたバイト先で、ずっと女子に興味がない人生で来たはずなのに、はじめて自分から告白した彼女をすごく大切にして、彼女の家庭の事情で引っ越すタイミングで、「俺が守ってやれるようにけじめをつけてやりたいから結婚すると決めた」と言ってきたのは21歳(お嫁さん19歳)でした。

中学生の時の予言の通り、普通とは違う樹ならでは紆余曲折をして生きてきましたが、どんな時も深刻になったりパニックにならない、決断が早い、潔い。行動が早く、うだうだと後をひかない。自分が楽しめること妥協しない、遊び心を忘れない。やるときは根性で責任を果たす。
そんな味のある25歳に育っています^^
お嫁ちゃんには尻に敷いてもらいながら、幸せな3年目。あ、まだ孫はいませんよ~^^


樹の不登校で鍛えてもらった、不安を手放すこと、意図的に子どもを信頼することの練習は、2番目から4番目までとの実践親業でも、何度でも鍛えつづけられ、今があります。
ちょっとは腕が上がったかなという、今の私の親業については一つ前のブログで書きました。

めっちゃできている母っぽく書きましたが、そんな私もいろいろお恥ずかしい未熟母を経験しながら、たくさん自分とアバター®ツールで向き合ってきたからです。
言いたいのは、才能とかセンスとかではなく、誰でも自分と向き合うと決めればできる!ということ。

子は親の鏡。
私が自分を見失っていると残酷なほど、言うことを聞かないことで教えてくれるのが子どもですが(笑)
反対に自分に真摯に向き合い、誠実にあることに努めていると、何も言わなくても躾けようとしなくても、見事に反映されてくれるのも子どもです。

子どもたちにどう人生を生きてもらいたいですか?
何か子どもの在り方に意見したくなっていませんか?
だとしたら、少し先輩ママとして私からできるベストなアドバイスは、

お母さん、お父さん、自分と向き合い、自分を変えるチャンスですよ♪

そして自分を確実に変えるのに一番パワフルなのがアバター®です

アバター®の様々なツールは、仕事、人間関係、能力、健康など、いろいろな人生の側面に効果抜群ですが、子育てについても最強の味方です。

子どもの幸せを願うなら
子どもを信頼してあげてください。
そして信頼することをリアルな技能として磨きたいなら
アバター®を学んでください。

信頼という決断のスキルは、子どもだけでなく、自分にも、仲間にも、世の中にもフル活用できる、最強のスキルです。

信頼を自在にできる人生は、絶対的な安心で満たされています^^
興味がありますか?


あなたの初めの一歩はこちらの本から↓👣
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アバター®コース最新情報はこちら↓
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次回は4月28日〜5月6日
愛知県豊橋市にて開催します🥰

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*この投稿は私個人のものであり、スターズエッジ社の意見や立場を代弁するものてはありません。
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