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中2の時、鬱病になった話

こんにちは!よろずです
今でこそ元気にこんなブログも書けるようになった僕ですが、中2の頃鬱病になったことがあります

「鬱病」というのは誰にでも起こりうることなので、もし今人生が楽しくなかったり、なんで自分だけこんな辛い思いをしているんだろうと思っている方は、1度読んでいただけると幸いです


「鬱病」とは

大体予想は着くと思うのですが、詳しく説明すると

気分障害の一種であり、抑うつ気分、意欲・興味・精神活動の低下、焦燥(しょうそう)、食欲低下、不眠、持続する悲しみ・不安などを特徴とした精神障害である
…Wikipedia参照(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/うつ病

女性だと5人に1人、男性だと10人に1人が一生に1度、"非常によく起こる病気"だそうです

鬱病には「身体の症状」と「心の症状」の2つあるらしいのですが、僕は「心の症状」でした


鬱病になる人は几帳面な人や、完璧主義の人が多いらしいですが、僕は全くそういう部分がないので、あまり関係ないかなと思います

因みになんですが、僕は恐らく睡眠不足が原因で鬱になったので、睡眠時間が少ない方は、少しでも睡眠時間を確保することをオススメします


鬱病っていうのは本当に苦しいもので、心が辛くなったり、様々な症状が起こります
ネットを調べれば様々な事が書かれていますが、それらは今回全く参考にせず、自分の体験だけを書いていこうと思います


1.人と距離を置きたくなる

自分はこれが1番と言っていいほど大きな症状だったかなと思います

何故人と距離を起きたくなるのか

それは

・周りから悪く思われているんじゃないか
・周りが自分を必要としていないんじゃないか
・どう思われているのか気になって仕方がない

という気持ちが多くありました

僕は鬱病が酷かったのか、酷くなかったのかは分かりませんが、その当時別に仲が悪くなかった人でも話していなかった人全員LINEをブロックしてしまいました

その結果、当然ですが変に思われて友達はほぼ全員失いました

別にいじめられてたりもしなかったので、普通に過ごしていたんですけど、やっぱり周りが楽しそうに過ごしているのを見ていると羨ましかったです

「自分とは違うんだな」

そう思わされているような気持ちでした


2.周りの環境が全て嫌になる

自分はその当時学校、塾、ピアノを習っていたんですが、あまりの多忙さに精神が疲れていたというのを最近になってやっと分かってきました

塾は僕は頭が悪かったので辞めさせられない状況に、ピアノは近くに発表会があったので辞められない状況にさせられていました

今思えばなんですが、単なる「からかい」に過ぎなかったことでも、すごく心を傷つけていました

僕が行っていた塾は集団で、比較的全員仲がよかったんですが、僕はその輪からなにか外されたような気持ちでいました

恐らくですが、鬱になっている時はとても心が繊細になっています

少しのことでも傷が入ったり、辛くなってしまうことがあるんですね

だから、そういう時「自分を守ろう」という働きが体の中で起こっている気がします

なので、そういった「からかい」でさえも心を傷つき、輪にまじめなかったのかなと思います

そうしてだんだん1人になって行きました


3.勉強で全く結果がでない

中二の頃僕は集団塾に通っており、夜7時から夜10時までの3時間授業が週に三回

その度に宿題が出るのでほぼ毎日勉強するしかない状況に置かれていました

週7日のうち-3で週4日で宿題をして塾に行くので週1日自由な時間があれば幸せかなと言った感じでした

テスト前になると、朝の9時から夜8時までの11時間授業

土日の2日間なので大体22時間授業


こんなの耐えられないって話なんですよね


それを何故か周りの人間は簡単にやり過ごすんです

友達と話して、授業も適当にサボって、休み時間にはコンビニに行って気分転換して、

その結果テストの成績は優秀


それに比べて僕は友達がいない、コンビニに行く相手もいない、授業は当てられてばっかりで答えられなきゃ怒られて

そりゃそうです周りは授業聞く気ないんで先生も当てようとしません

そんなストレスを抱えて授業を10時間以上受けさせられても全く頭に入ってきません

ただテスト前の貴重な時間を棒に振っただけで僕の土日は終わります

その結果全部テストは50点台ぐらい

親からは高い金払わせた挙句なんでそんなに点数が悪いんだ

授業ちゃんと受けてるのか

それの無限ループでした


人間一人一人出来ることと出来ないことがあります

それは知っている人多いと思うんですが

一人一人出来ることを把握している人間は誰一人としていません

自分でさえも把握出来ていません


その結果、さらに鬱は悪化していきました


4.自分の価値が分からなくなる

今になって思うんですが、生きてることに価値なんてあんまり必要ないんですよね

「学歴がー」とか、「こんな功績残したー」とか、正直周りの人からすると全く興味ないんですよね

なんですけど、鬱になった時はマイナスにマイナスに自分を追い込もうとしてしまいます

「勉強頑張ってるのに、全く成績がついてこない…」

「なんで俺だけがこんな目に合わないと行けないんだろう…」って本当に悩んじゃうんですよね

人間って実はなんにもすごくなくて、全てが本当は平均になるように出来てます

ちょこっとできる事があって、大抵の事は平均以下とか

ひとつのことがとびぬけてて、それ以外は全くダメだとか

ひとつのことがとびぬけてて出来なくて、他のことは平均よりちょこっと上、みたいな。

だからこそ、人の出来ることって本当に羨ましく感じてしまいます

そうなると、人よりも下に見てしまうのって当然のことなんですよね

日本人は、常に均等を保とうとするので、ネガティブにネガティブに考えが走ってしまいます




絶望の縁に立たせれた僕でしたが、そんな中でも救いがありました

1番鬱から脱却できた理由だなと思っているのが


環境の変化


です

中学校から高校に入り、大きく環境が変化しました

中学校の知り合いは1人もおらず、自分の過去を知らない人間ばっかりの環境は、僕にとって救いだったかなと思います

本当に辛い時に環境を変えることは物凄くいい事で、いろんな視点からものを見ることができます

後は、僕の心を救ってくれた恩師の方

この話は長くなりそうなので省きますが、この記事を見て、少しでも何か今辛い思いをしている人の何かが変わってくれればいいなと願い続けています

少しでもこの記事が今辛い人に届いて、少しでも心に光をもってくれたら、幸いです


よろず(@yoro2u)

所属チーム静岡esports team Quintette
(@eSportsQT)


#病気 #鬱 #学生 #中学生 #ゲーム #日記

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