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映画鑑賞記②『真夏の方程式』

映画鑑賞記の2作目は、福山雅治主演の東野圭吾作品シリーズ『真夏の方程式』。

とあるとても海が美しい町で、男性の死体が見つかった。当初は事故死としてみられていたが、他殺の可能性が浮上。警察は一転、殺人事件の可能性があるとして捜査を開始した。

海洋調査の仕事で偶然にもこの町を訪れていた福山雅治演じる湯川は、その鋭い洞察力で事件の真相にいち早く迫る。

海が美しいその町で起こった事件を通して見えてくるその複雑な人間模様は、観る者に人間の儚さと、そして人間の持つ強い愛の力を感じさせる。

この作品は、東野圭吾作品を通じて描かれている「大切な存在への愛」を改めて考えさせてくれる作品でした。同時にそれは「罪を犯す者への深い眼差し」も持ち合わせているように感じます。

東野圭吾作品に存在する「愛」に強く惹かれるからこそ、私は彼の作品を観続けるのだと思います。


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