管理会計とは棚卸のことだ

と、財務コンサルの先生に教えてもらったことがあります。当時はそういう考え方もあるのかくらいにしか思いませんでしたが、今は、、

管理会計は、財務会計(税務申告や銀行報告のための義務的なもの)に対して、経営判断のために自主的におこなうものとして一般的に使われます。具体的には、予実管理や、部門別会計などを指して使うことが多いと思います。

管理会計=棚卸とは、棚卸が正確でない粗利をベースに細かく集計をしても正しい財務は把握できない、と意図しての表現です。
棚卸(在庫を数える)を年に一度しかしない、誤差がある前提、では誤った情報を元に日々の経営判断をしてしまう恐れがあります。まず、棚卸の頻度と精度を上げる必要があります。それ以前に、納品時や仕入の計上で既にミスがあることも考えられます。

「納品時の入力は誰がどうしているのか」
「棚卸の管理は誰がいつしているのか」
「小売預かりの在庫は何ヶ所あるのか」
「試算表と商品管理の数字は一致するか」
そんな確認をしていたときに、
管理会計とは棚卸のことだ
という言葉を思い出しました。

#経営 #会計

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