吉田拓史 株式会社アクシオンテクノロジーズ代表取締役

記者、編集者、ビジネス開発、プロダクトマネージャー、ウェブエンジニア、経理、法務の百人…

吉田拓史 株式会社アクシオンテクノロジーズ代表取締役

記者、編集者、ビジネス開発、プロダクトマネージャー、ウェブエンジニア、経理、法務の百人力。早大政治経済学部卒、東南アジアで新聞記者、米系デジタルマーケティングメディアDIGIDAY日本版創業編集者を経てaxionを創業。

最近の記事

(株)アクシオンの事業計画書を解説【2021年9月版】

はじめにこのブログは2021年9月段階の事業計画書(簡易版)の解説です。1〜16は6月時点のブログをなぞる形になっています。下記のブログを読んだ事がある方は、目次の「17. 安定的な財務」からお読みください。 株式会社アクシオンテクノロジーズは10月1日から個人投資家ラウンドを開催します。9月14日現在、弊社の個人投資家からの調達額は累計1,700万円に達しており、本ラウンドはその続編です。募集は14口。事前私募で12口が売約・登記済み。募集予定の20口のうち6口は春先から

    • スタートアップを起業してから四年間の振り返り #2

      はじめにこんにちは、株式会社アクシオンテクノロジーズの代表取締役の吉田拓史です。2021年8月いっぱいでスタートアップを開始してから4年が経過しますので、4年間の振り返りをしようと思います。 今回は第1回の続きで、プロジェクトを運営し始めた〜2017年9月頃の状況を振り返っています。プロジェクトの立ち上がりやシェアハウスでの楽しい日々の振り返り、そして投資家やIT企業の使者で構成された呉越同舟チームができるまでの顛末について思い出してみましょう。 6. シェアハウスから引

      • 起業からの4年間を3,264字にまとめてみた

        まえがき来月9月半ばで起業してから4年が経ちます。この4年間を回想するブログを書いていましたが、余りにも波乱万丈過ぎて三国志的な長さにまで膨れ上がり、まだまだ時間がかかりそうです。しかし、弊社の投資家、支援者、読者、野次馬の方々から起業からの経緯を知りたいという声を頂いており、その要望に答えるため、3,264字のまとめを最初に作ることにしました。 要約僕は会社員時代に起業のアイデアを思いつき、成功を確信したが、平均的な起業家が直面しないであろう「賭博黙示録カイジ」と「ゴルゴ

        • スタートアップを起業してから四年間の振り返り #1

          こんにちは、株式会社アクシオンテクノロジーズの代表取締役の吉田拓史です。今回は、2021年9月中旬でスタートアップを開始してから4年が経過しますので、振り返りをしようと思います。 とても長いシリーズとなるので、目次から興味のあるところをつまみ食い頂けると幸いです。第1回の今回は編集者だった時期から、スタートアップを起業し、運営し始めた2017年9月前後の状況を説明しています。起業1年目は以前、このブログにまとめたこともあります。 当時のことを色々“詮索“したい人はこのブロ

        (株)アクシオンの事業計画書を解説【2021年9月版】

          VC業界からの資金調達に消極的になった理由

          こんにちは、株式会社アクシオンテクノロジーズ代表取締役の吉田拓史です。適当な写真がなかったので5年前の写真を使いました(詐欺)。いまは腹の出たアラフォーのおっさんとして仕上がっています。 さて、今回は、日本のベンチャーキャピタル(VC)/IT企業から資金調達を試みたことのある私が、日本の状況を紹介し、弊社がVC業界と距離をとっている理由を説明します。 このブログの目的は、ジャーナリストのキャリアを歩んできた私が―①公開情報に基づく定量的な情報、②私が身を持って経験し、また

          VC業界からの資金調達に消極的になった理由

          10月頃、1口50万円の個人投資家向け投資ラウンドを行います(2回目)

          こんにちは、株式会社アクシオンテクノロジーズ代表取締役の吉田拓史です。今回は弊社が今秋、二度目の個人投資家ラウンドを開催することについてお知らせします。 弊社は今年5月にビジネス計画に関するプレゼン資料を公開し、事業計画について説明するYouTube動画とnoteを公開しました。その後、個人投資家の方々に投資を募りまして、おかげさまで、8月上旬の登記完了をもって、個人からの投資を約800万円集め、累計約1,100万円に達する見込みです(登記完了後にプレスリリースを出します)

          10月頃、1口50万円の個人投資家向け投資ラウンドを行います(2回目)

          僕がインターネットニュースを変革する株式会社アクシオンテクノロジーズを創業するまでの経緯

          こんにちは、株式会社アクシオンテクノロジーズの代表取締役の吉田拓史です。今回は、僕がこの会社を創業するまでの経緯について書いてみたいと思います。もともと、会社のビジョンに書いた内容を更に推敲を加えてわかりやすくしたつもりです。 人生には常にトレードオフがあり、さまざまなものを失う代わりに、僕が人生の資源を注いできたのが、「正しい情報流通を作る」という使命(ミッション)でした。その使命を形作った道のりとはどのようなものか。それでは、この会社が開始されるまで

          僕がインターネットニュースを変革する株式会社アクシオンテクノロジーズを創業するまでの経緯

          事業計画書へのよくある質問と回答 (FAQ)

          どうも、こんにちは。株式会社アクシオンテクノロジーズ代表取締役の吉田拓史です。前回のnoteでは、プレゼン資料を公開しました。その後、非常に沢山の人からご連絡を頂き、弊社の事業計画についてお話しました。 その結果、よくある質問があることがわかりましたので、このブログで私の回答を公開することにしました。 1. 企業価値をどう算定したか?同業他社のとシリーズAラウンドの資金調達をベンチマークにしています。この同業他社は数年前にアプリインストール広告よるインストール数の積み

          (株)アクシオンテクノロジーズの個人投資家向けプレゼン資料を公開

          自己紹介とまえがきどうもはじめまして。吉田拓史です(写真左)。インドネシアと日本で記者と編集者をした後、サブスクニュースアプリのAxion(アクシオン)というプロジェクトを2017年9月に開始しました。2019年4月に法人化し、目まぐるしいほどの紆余曲折を経て、現在に至っています。 トライアンドエラーを繰り返した結果、プロジェクトの有望さは2019年春頃に示すことができました。しかし、資金調達に課題がありました。私と日本のベンチャー界隈の相性が悪かったのです。 日本のエコ

          (株)アクシオンテクノロジーズの個人投資家向けプレゼン資料を公開