Yoshi K.

平成生まれ秋田人。やっぱり旅と風呂と写真と音楽と飯。 自分なりに街や風景、ひとなどを…

Yoshi K.

平成生まれ秋田人。やっぱり旅と風呂と写真と音楽と飯。 自分なりに街や風景、ひとなどを知ってのこしていきたいと考えているところ。 「そぇだば、べってがろ」

最近の記事

能登半島地震から3か月経った「いま」

令和6年1月1日16時10分に発生した能登半島地震から3か月経った4月3日、私は能登半島へ赴いた。 志賀町富来 能登金剛を代表する観光スポット。立入禁止箇所が多く、物静かだった。 国道249号線はまだ段差や片側交互通行が多いが、おおかた行来ができるようになっている。 天皇のご行幸によって急遽道路が整備されたとも聞く。そしてメディアも現地に出向き、現状を報道する。有り難いことだが疑問に思う。いや、お見舞いとはそういうことなのか。 輪島市門前 黒島地区は黒瓦と板壁の建

    • くるりについて

      くるりが好きだ。そのお話。 3回の出会い 1度目の出会いは、FMラジオで聞いた「赤い電車」 京浜急行電鉄の電車をイメージして作った曲だ。 乗り物好きだったこともあり、幼いながらに驚いた。 ドレミファインバータが曲に入っている!?変わったバンドもいるもんだと思った。 2度目の出会いは、チオビタドリンクのCM。 ”人はそれぞれのライフ 新しい場所探して” 独特のメロディと歌詞が忘れられなかった。 3度目の出会いは、高校の修学旅行。 秋田の修学旅行は、京都大阪奈良を巡る旅に

      • 僕が旅に出る理由

        ”やっぱり旅と風呂と写真と音楽と飯” って書くくらい、旅が好き。 休みでどこ行ってきたの?と聞かれ、こういうことをしてきたんですーって話す度に、よくそんなとこまで行ってくるねなんて言われる。 旅に出る理由は? そんな体力あるのはなんで? 過去の旅から共通点を振り返ることにした。 グーグルマップでピン留めしたところを辿る。 暇があれば、マップ上で各地の飯屋や日帰り温泉、よさげな風景などを探している。評価数とそれなりの星の数がある飯屋は間違いない。 Twitter(X

        • 3月11日の旅-浜通り編

          2023年3月11日と12日。 東日本大震災から10年経った日は三陸を中心にまわったが、今回は2日間にわたって福島県は浜通りを訪れた。 きっかけ 2021年3月11日、親友と三陸の被災地を訪れた。あのとき感じた悲惨さと復興の現状…勉強不足なところもあり、一言で言い表せない複雑なものだが、誰しもが行って自分の目で見るべき価値があった。それから少し経ち、SNSの広告で「3.11伝承ロードふくしま」が目に入った。 福島浜通り(相双地域)は「3月11日の旅-プロローグ②」に記し

        能登半島地震から3か月経った「いま」

          3月11日の旅-三陸編

          東日本大震災から10年経った2021年3月11日。 親友と三陸の被災地を訪れた話をしようと思う。 もしここで初めて私のnoteを開いてくださった方がいたら、「3月11日の旅-プロローグ」も一読していただきたい。 旅の準備 10年経った日の被災地を訪れてみたいと話をしたら、盛岡の親友は快諾してくれた。私たちの時間も限られているので盛岡を起点に1日。三陸を中心に行こうと考えた。 まずは場所を募り、リストアップをした。 すごい数になった。三陸で行きたいところを直線距離で測

          3月11日の旅-三陸編

          3月11日の旅‐プロローグ②

          東日本大震災の被災地を訪問したい気持ちが強くなっていった。免許を取り少しばかりのカネが増え、行ってみたい好奇心で動けるようになった2017年、ようやく旅をはじめた。 陸前高田市・気仙沼市 貧乏旅行に使った18きっぷが1回分余っていたので、咄嗟に時刻表を開いて日帰り旅程をたてた。 まずは一ノ関駅から大船渡線で、陸前高田市は奇跡の一本松へ。気仙沼駅から先はBRT (Bus Rapid Transit) が運行されている。鉄道が走っていた跡が随所に見られた。 津波に負けず一

          3月11日の旅‐プロローグ②

          3月11日の旅‐プロローグ

          2021年3月11日。 まだ新型コロナが落ち着かず、周囲が隣県でさえ行くのを必死に拒んだ時期だった。 それでも、行きたいところがあった。 前日3月10日に秋田を出、盛岡の大学に在学していた同郷の親友と合流し、盛岡を11日の午前2時過ぎに三陸へと飛ばした。 2021年3月11日は東日本大震災の発生から10年。 この日だからこそ被災地を訪れたいという思いだった。まずは、それまでに至った話をつらつら書き記しておきたい。 2011年3月11日は秋田にいた。 感じたことのない大

          3月11日の旅‐プロローグ

          ”おらえ”のこと、と今後の方向性について

          ”おらえ”は地元言葉で”自分の家・地域”という意味。 僕の”おらえ”は”秋田”。 人口減少と少子高齢化が最も進んでいる地域だ。 ”こさいだってなんもね” ”都会さ行って勉強してこぇばええね” ”東京のいい会社さ入って稼げ” など 親やその周り、先生からも言われて育ったので、 大学進学を機に「仙台」や「東京」などへ出ていって、そこに腰を据える人が大半。 自分も流れに乗って「東京」周辺の大学へ行って仕事する気満々だったものの、いろいろあって大学も”秋田”の山奥で過ごすことに

          ”おらえ”のこと、と今後の方向性について