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バンクーバーに語学留学は正解か?

お久しぶりです!バンクーバー在住のYoshiです。

前回の投稿からかなり時間が経ってしまいましたが、今後は実際にバンクーバーに来て現地での留学体験や生活のリアルを共有したいと思います。

まずは、バンクーバーは語学留学をする都市として実際に最適な場所なのかということについてです。

まず、結論から言えば、留学目的の一番の優先順位が語学力の向上であればKelowna(ケロウナ)、カルガリー(Calgary)、Edomonton(エドモントン)、Victoria(ビクトリア)などのカナダの地方都市をお勧めします。留学での最初の数ヶ月は通常、現地の生活に慣れるまでホームステイをしながら語学学校に通う日々かと思いますのでその数ヶ月でのカナダの留学先について私の経験談からなぜそのように感じたのかを記載しました。

バンクーバー近郊の地方都市

1. バンクーバーに住む移民者の多さ 

そもそもバンクーバーは他の地域よりも移民が多く住んでおり特に中国人とインド人が多い印象です。実際に多数の中国人が生活しているRichmond(リッチモンド)※お店の看板や道路標識も中国語くらい中国です。また、インド人が多いSurrey(サレー)という地域が代表的です。
バンクーバーはみなさんが想像しているカナダ生まれのネイティブカナダ人と関わることは自分自身が受け身である限り、話す機会は少なく、すごく難しいです。
逆に言えば、バンクーバーはカナダ第2の都市だけあって移民者に優しい街とも言えます。日本食レストランも多くあり、食生活に困ることはほとんどありません。

下の割合から見て分かる通り、バンクーバーでは移民者が半数以上を占めております。

バンクーバーの移民者の割合

2. ホストファミリーは移民者が多い

また、私は最初の1ヶ月はホームステイをしてました。ホームステイ先はフィジー人の家庭で2つの家を所有しており、私はその1つの家で滞在していましたが、ホストファミリーは私が滞在した家とは別の家で住んでおり、昼食前に夕食の食事を持ってくる時にしかコミュニケーションを取る機会はなく、食事も1人で食べていました。私の周りの知り合いも現地カナダ人の家庭に滞在したという人はあまり聞いたことがなくフィリピン人やフィジー人などの移民者がバンクーバーではビジネスでホストファミリーをしているのが多いと思います。反対に、Kelowna(ケロワナ)にホームステイした友人はカナダ人の家庭に滞在してすごく満足度が高かったと聞きました。ケロワナからバンクーバーに生活拠点を変えた現在でもホリデーシーズンにはケロワナのホストファミリーに会いにいく仲です。

3. 語学学校の日本人の多さ

最初の数ヶ月は語学学校で通うことが普通かと思いますが、時期にもよりますがとにかくバンクーバーは日本人留学生が多いです!ダウンタウンでは必ずと言っていいほど日本人に遭遇します。その為、中には語学学校もほぼ日本人しかいないと言ったことも周りの知人からよく聞きました。また、日本人は日本人だけでグループ作って学校、プライベートも異国での大切な時間を過ごしている人達を多く見ました。人によって留学目的は異なりますが自分自身が甘えることができない環境を作り、身を置くことが大事だと思います。
留学先も最初はバンクーバーやトロントなどの大都市よりかは最初に申し上げました Kelowna(ケロウナ)、カルガリー(Calgary)、Edomonton(エドモントン)、Victoria(ビクトリア)の方が英語を話さなければいけない機会が増えると思いますし、日本人の割合も少ない印象です。私も留学を検討している時は、カナダの留学先と言えばバンクーバー、トロントしか考えがなく、実際に現地にきて他にも選択肢があったと思いました。ただ、大都市は生活面では困ることはないですが、多少の不便があってもより多くの英語に触れられるかの環境こそが目的達成の近道だと思います。

4. 地方都市のメリット・デメリット

私が考える地方都市のメリット・デメリットは以下になります。

メリット

・日本人が少ない
・ネイティブカナダ人と話す機会が増える
・家賃、食費などの生活費が安い
・治安が良い

デメリット

・公共交通機関があるが場所によっては車がなければ不便
・語学学校が少ない
・留学生が少ないため、友達作りが難しい(英語初心者は少しハード)
・仕事が少ない

5. 最後に

異国での大切な時間や貴重なお金を無駄をしない為にも、留学先選びはとても重要です。誤解してほしくないのは日本人が少ない環境=英語が上手くなるではなく、現地で自ら英語環境を作り、コミュニケーションを取るのは最後は自分次第です。しかし、周りに日本人がたくさんいると環境に甘えてしまうものです。なので日本人が比較的多いバンクーバーやトロントの大都市だけでなく地方都市も選択肢があることをみなさんに知ってほしいです!カナダに来たら最後は英語をペラペラになって話せると言ったことは決してありません!日々の地道な学習と環境が英語力向上の手助けになると思います。


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