見出し画像

【休職】ビジネス書や啓発本が嫌いになった話

会社を休職中につき、休みの過ごし方や、気付いたことなどを日々ブブっと発信しています。

子供の頃から読書は好きなほうでした。

が、休職するまでの数ヶ月間、ビジネス書に嫌悪感を示すようになったり、タイトルを見るだけでもげんなりしていた、という話をします。

私の読書の傾向

娯楽読書としては、ミステリー小説を読んでいる率が高いと思います。
警察ものや探偵ものが定番(だいたい殺人)、それ以外でも日常の謎解きみたいなストーリーとか、学園もの、ホラーなども読みます。
年甲斐もなく、ラノベも結構読みますよ。もちろん漫画も。

娯楽以外では、仕事に役立つような本もよく読んでいました。
マーケティングであったり、時間の使い方、資料の作り方、数字で語る方法、プレゼンの心得や技術、生産性を上げる、など。

あとは、仕事がIT関係なので、技術的な専門書も必要でした。
プログラミング言語だったり、ソフトやサービスの使い方であったり。

それにしても、世の中には、こんな細かすぎるピンポイントのテーマで1冊の本になるの?というような本もたくさんありますよね。

インターネットに膨大な情報がある時代なのに、本当に知りたい情報はネットでは見つからず、専門の書籍に書かれていたりします。
ある部分においては、ネット情報は1冊の書籍には及ばない、と実感したことも多々あります。

私の本の選び方、読み方

紙の本

必ず書店で紙の本を買う、という人もいるでしょうが、最近は本の読み方も多様化しています。

私も書店には時々行くし、その場で購入することもありますが、書店はスペースの問題もあり、目的の本が置かれていない場合も多いです。
やはり、結局はAmazonで注文するが多いですかね。

以前は、楽天ブックスとか、出版社直営のウェブショップなど、紙の本を注文する場合も、いろいろと使い分けていましたが、今はほぼAmazon。

電子書籍

紙の本は好きですが、家では場所を取るし、外出先では重いし数も持ち運びができません。
なので、今では電子書籍も積極的に使うようになっています。

Amazon Unlimitedには入っていますので、その範囲内でも読める書籍も結構多くて重宝しています。

スマホの電子書籍アプリは多数あって、一時期、電子書籍ブームみたいな時には、各社がこぞってキャンペーンやポイントの乱発をしていました。

無料で読めたり、大幅割引になったり、100円や200円で買えたりしたので、いろんな電子書籍サービスを試しに使っていました。
そのせいで、スマホ内のあちこちのアプリに電子書籍が分散してしまったのは反省点です。

図書館で借りる

ちょっと読んでみたい程度のビジネス書や、ハードカバーの単行本(厚くて重い)は、図書館で借りることが多いですね。

家に置いておくスペースがないので、読んだら返却する、読む時間がなくても惜しくはない、という理由もあります。

子供が本好きなので、付き合ってよく図書館には行っていました。
最近は子供の成績が落ちたことで、図書館は少しセーブ気味ですけど・・。

古本を買う

ブックオフも時々行きます。
買うのは文庫本が多いですね。
文庫本なら、あまりかさばらないし、たまってきたら処分も簡単です。
要らなくなったら、またブックオフに持って行けば、数十円くらいで買い取ってくれることもあるし、値段が付かなくても、無料で引き取ってくれる(処分)こともあります。
また、廃刊になって、もう新品は手に入らないような本や雑誌なら、古本で探すしかありませんからね。

休職に入るちょっと前の数ヶ月間の傾向

前置きが長くなりました。

結果的に、現在は休職していますが、その前の数ヶ月間、仕事がうまくいってない自覚があった時には、ビジネス書や自己啓発の本に嫌悪感を抱くようになっていました。

本に罪はないのにね。

特に、効率を上げる系(時間の使い方とか、メモ術、ノート術とか)、あるいは会議系などは、タイトルを見るだけでイヤな気分になって、避けるようにしていた気がします。
「コスパ」や「タイパ」みたいな用語にも吐き気がしていました。
※今はそれほどでもないです。

のちに、適応障害と診断されて、あぁそういうことなのか、と思ったのですが、ビジネスマンたるもの「会社の利益が最重要」で、「忙しいことが正義」で、「生産性を上げられない者には価値はない」というプレッシャーのようなものを感じていたのかもしれません。

別の視点では、そのように多忙な中でも成果を出せる「できるビジネスマン」の人と比べて、できていない自分を認識する苦痛とか嫉妬心みたいな闇の心情があったのかも?
・・と、今になると少し冷静に分析していますが、どうだろう。

休職中になっても、しばらくの間は、書店でも、図書館でも、Amazonの画面でさえ、そういうビジネス本を目にしたら、何かイヤな気分になってた時期があったと思いますが、今はそういうことも軽減しました。

むしろ、会社から距離を置いて、少しは視野が広がったとは思うので、会社とは無関係のビジネス本や啓発本なら、積極的に読んでみてもいいかなと思えるようになっています。

そういうわけで、誰の役に立つのか分かりませんが、私の適応障害の1つの症例として書いてみました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?