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GRゼミ第4回「アクティブ・ブック・ダイアローグで”進化思考”を読む」を開催しました!

地域課題解決を目指す人材を育てる『GR人材育成ゼミ(吉田雄人ゼミ)』第4回目の講義が、6月1日(火)19:00~オンライン開催されました!

第4回ゼミのテーマは「プレゼンテーションパターン/ABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ)」。”あべあ”さんこと、「アクティブ・ブック・ダイアローグ」認定ファシリテーターの阿部有里氏をゲストにお迎えし、ABDのメソッドを体験しました。

プロフィール

ABD認定ファシリテーターの”あべあ”さん♪

「アクティブ・ブック・ダイアローグ」とはなにか?

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まずは、あべあさんから「アクティブ・ブック・ダイアローグ(以下、ABD)」についての説明がありました。

ABDは、”短時間で読みたい本を読むことができる”全く新しい読書手法です。1冊の本をチームで分担して読んでまとめる、発表・共有化する、気づきを深める対話をするというプロセスを通して、著者の伝えようとすることを深く理解でき、能動的な気づきや学びが得られるというメソッドです。(ABD公式サイトより)

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今回ABDで読む課題図書は、太刀川英輔さんの著書「進化思考」です。
ぶ・分厚い・・・500P超!

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200ページ超を35分間で!?読書スタート!

今日の講義では、この本の半分(P200くらい)まで、ゼミ生みんなでの分担して読んでいきます。一人あたり12P~22Pくらいを役割分担して、35分間の読書&要約タイムスタートです。

Googleスプレッドシートを使っての共同作業で読書は進みます。ゼミ生それぞれの各担当ページに、読んだページの要約が続々と書き込まれて行きます。「感想」ではなく「要約」であることを意識していくことが重要です。

<シートの記入ルール>
緑色枠:担当分を読んだ中の「なるほど」と感じたところを選択、行頭にページ番号をふり、要約・抜書き
青枠:キーワードを抜き出す
赤枠:主観コメント、問い
※他の人のシートをうっかりいじっちゃ大変!気を付けて作業。

ゼミ生”とさ”さんのシートはこんな感じ!スッキリ要約されていて、すごい。

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読書・要約タイムのあとは、著者になりきってリレープレゼン!

皆さん集中して要約をシートに書き込んだ後は、一人2分間の発表タイム。このリレープレゼンで注意することは以下4つです。

「一人2分間」
「自分の考えはいわないように書かれていることだけ」
「大事だと思うポイントを強調」
そしてなにより「著者になりきる!!!!」

プレゼンが終わった後は、それぞれのシートにあるハートを「なるほど!」と思ったところに貼っていく作業もしました。みんなの関心どころが視覚的にわかってとても面白いですね!!”ななんご”さんのシートもハートでたくさんです!

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振り返りと対話「ギャラリーウォーク」

プレゼンとハート付けが終わったら、オンライン版「ギャラリーウォーク」の時間です。みんなのシートを見ながら、自分が感じたことをチームで話し合います。
今までの対面講義では、こんな感じで行われていました。まさに絵画を見ているような、ギャラリーウォーク!

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最後にあべあさんから、本日のリレープレゼンについて、3つのプレゼンテーションパターンを意識するともっと良かった!というアドバイスをいただきました。「キャスト魂」「最善努力」「ひとりひとりに」ふむふむ・・

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ゼミ生からの感想(抜粋)

講義を終え、ゼミ生からは以下のような感想が寄せられました。皆さん新しい読書体験、楽しく取り組めたようです!あべあ先生、ありがとうございました!

「初めての経験で非常に面白かったです。本の内容も”偶発への挑戦”が印象的で、日々の仕事に活かしたい」
「新しいカタチの読書をした気持ちです。クリエイティビティを生物進化から考える視点が面白かった。」
「ABDはインプットとアウトプット両方を鍛えている。他の人の要約の仕方も見られて参考になった。本に出てきた”狂人性”も個々の要素では意外と日常でもできると感じました」
「一冊読むのも大変なときがあるけど、これなら力を合わせて深く手っ取り早く本の中身を理解することができそう」
「単に読むだけではなく、プレゼンするために真に理解する必要があった。単なる読書を超えて面白かった!」
「普段速読で読んでいて1冊をすぐに読んでしまうので、ゆっくり読む楽しさを知ることができました」

第4回講義のレポートは以上です!
次回6/8は、堀遼一氏による「自殺対策」をテーマにした講義です。

GRゼミのお問い合わせは随時受付中!

GR人材育成ゼミは、社会課題解決に興味のある方、自由な雰囲気でとても有益な情報を得ながらよい仲間に出会えます!まずはお気軽にお問い合わせください!

※9期生は、2021年9月頃募集予定です。

▼このような方におすすめ

・地域課題に取り組んでいるNPO職員
・自治体との連携を目指す社会起業家
・新しい「何か」に取り組みたいと思っている社会人
・地方創生に関心のある大学生
・いつか政治で地域を変えたいと思っている政治家の卵
・自治体との協業を模索している企業人
・現場で頑張ってるけど壁を突破しきれない公務員

▼問い合わせはこちらまで

一般社団法人 日本GR協会
E-mail:seminar@graj.org




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