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【書籍紹介】「読む」だけで終わりにしない読書術 1万冊を読んでわかった本当に人生を変える方法

こんばんは。

人材育成コンサルタントの吉田幸弘です。

今日のおススメの書籍です。

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■「読む」だけで終わりにしない読書術 1万冊を読んでわかった本当に人生を変える方法
■本要約チャンネル(著)===========================


小説などのエンタメなものは別としてビジネス書や実用書などは読ん
だら何か1つ実践したいものです。

読むだけで終わりではもったない。

そうはいっても読んだあとに行動を起こすにはハードルを感じるケースは少なくないものです。

そんな読むだけで終わりにしてしまう人に対して、本書ではアドバイスを多々書かれています。

著者は登録者数70万人を超える本要約チャンネルを運営する2人組の経営者。

医学部在籍中に起業し、現在は海外に拠点を置いて活動されています。

本を読んでもなかなか実行に移せない方は、ぜひ本書を読んでみることをおススメします。

また、私自身、本で人生が大きく変わりました。

本を読まないのはもったいない。

だけど読書が苦手という方もいらっしゃるでしょう。

そんな方向けに、本を完璧に読まなければならないといったハードルを崩すための考え方も推奨されております。

それでは特に参考になったエッセンスをご紹介していきます。

●本を買ったら、熱がさめないうちに、すぐに読む

ただそれだけで、読書の効果は飛躍的に高まります。

「何らかの課題を解決したい」「人生を変えたい」と思って本を買った瞬間、脳内には「ドーパミン」という物質が分泌されています。

そしてドーパミンが分泌されていると、脳は頑張って何かを達成することに快楽を感じ、記憶力なども高まるといわれています。

たとえば、みなさんの中に、次のような人はいませんか?

「本を買ったことで安心してしまい、読まずに終わった本がたくさんある」

「役に立ちそうだと思って本を買ったのに、忙しくてなかなか読書の時間がとれず、しばらくたってから読んだら、あまりピンとこなかった」

「ドーパミン読書」を実践すれば、せっかく買った本をムダにしないどころか、最大限に活用することができるようになります。

(P47~48 引用)

確かに購入したときが、その本に対する情熱のMAXになっています。

買ってすぐに近くのカフェに入って本を読み始めたら、気づけば半分近く読んでいて、その日のうちに読み終わってしまったことがあります。

一方で、最近は本は一期一会と感じ、いいなと思った本はすぐ買うようになりました。

特に大型書店さんに行ったときは、「1万円以上送料無料」のサービスに魅力を感じ、合計が9000円台のときは、1冊何かを探して買うこともあります。

ドーパミン読書を保つためにも並行読み、読む日を制限するなどの対策もとっていく必要があるなと感じました。

●なんとなくダラダラと時間をかけて読むよりも、「この15分間に、ここまで読んでしまおう」「待ち合わせ相手が来るまでの5分間に、ここまで読んでしまおう」といった締め切りを設定したほうが、より読書に集中できるのではないでしょうか。

その理由としては、目標を設定し、自分を追い込むことで、ドーパミンやアドレナリンなど、集中力を高める作用をもつ脳内物質が分泌されることが考えられます。

(中略)

ですから、ぜひ「ここまで読んでしまおう」「この項目だけでも理解しよう」などの締め切りを設定してみてください。

(P86 引用)

今日は読書をする時間がたっぷりあるなと思った時ほど、ページ数が進まないことも。

1日1時間読書をしようと考えるより、15分ずつを4セットにしたほうが集中できるものです。

「この駅に着くまでにどこまで読もう」と考えると締め切り効果も機能しますね。

●本に書かれていることをなかなか実践できない、実践しても続かない、という人の多くは、「忙しいから」「自分が面倒くさがりだから」と思っているかもしれませんが、もしかしたらそこには、変化を恐れる脳やホメオスタシスの仕組みなどが大きく影響しているのかもしれません。

では、こうした影響をはねのけ、「実践向き」のマインドセットになるにはどうしたらいいのか?

さまざまな方法が考えられますが、僕たちは「短時間で簡単に実践できるもの、効果がわかりやすいものから始めてみる」ことをおすすめします。

僕たちが1万冊以上の本を読んだうえで、日々実践しているメソッドは、いずれも短時間でできることばかりです。

朝散歩や、集中力を回復させるための運動などは、短くて5分、長くても30分以内には終わります。

ですから、たとえば「朝の散歩は気持ちよさそうだから、別に効果が出なくてもいいか」くらいの軽い気持ちで、朝散歩などを実践してみてください。

(P98~99 引用)

本を読んだ後、行動を起こすハードルを下げるためには、簡単にできることかつすぐに達成感を味わえるものにすることです。

長期的な目標なら分割して、短期的な目標を設定し、1つ1つクリアしながら進めるようにすることですね。

●「いつ、どのような状況でそのメソッドを実践したのか」「その結果どうなったのか」がわかるようにしておくこと。

たとえば、「読書の合間に眠くなったので、5分間のランニングをしたところ、気分がリフレッシュし、その後3時間、読書に集中することができた」のであれば、それがわかるように書きます。

もちろん、文章で書く必要はありません。

「読書。眠い。5mのラン→3h集中」といった具合に、自分だけにわかる書き方で大丈夫です。

(P131 引用)

本で得た内容を実際に試してみて、その場合記録に残しておくことを本書では推奨されています。

やってみたけど自分には合わない場合もあるし、あるいは一定の傾向が掴めることも出てくるかもしれません。

合っていないのに無理に続けてストレスにならないようにしたり、新たな発見を見逃さないためにも記録を残しておくようにしたいなと感じました。






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