【書籍紹介】未経験から始める しっかり稼げるおうちライターの教科書
おはようございます。
コミュニケションデザイナーの吉田幸弘です。
今日のおススメの書籍です。
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■未経験から始める しっかり稼げるおうちライターの教科書
■斉藤カオリ(著) =============================
舞台女優や歯科衛生士を経て未経験からライターになられた斉藤さんの著書です。
ライターは時間の自由が効くので副業にするには非常にいいかと思います。
確かにいいとは思うけど、文章を書いた経験がないし。
そもそもどのように仕事を獲得していくのかと思って躊躇してしまう方もいるかもしれません。
そんな方は、本書を読めば霧が開けて、何をやればいいのかが見えてきます。
また、本書はライターを目指していないという方にもおススメです。
文章の構成方法、よりわかりやすい文章にするためのコツが学べてしまうからです。
今、仕事上多くの人がメールなど文章を書いています。
また、営業の仕事などでいえば、アポイントも電話でなくメールが主流になっています。
文章力を高めることは仕事をしていくうえで必須になっています。
そんな文章術を学べるのが本書です。
知っておきたい文章の型4つは、特に参考になりました。
どうも伝わらない文章になってしまっていると思う方は、お読みになってみてください。
その他、参考になったエッセンスの一部をご紹介しています。
19.「てにをは(助詞)」の使い方に注意しよう
【Before】
「回転ずしを食べたい」子どもたちと「焼肉を食べたい」子どもたちに分かれてしまった。
【After】
「回転ずしが食べたい」子どもたちと「焼肉が食べたい」子どもたちに分かれてしまった。
【解説】
Afterで使っている、助詞の「が」は、意見や感情、希望を表現します。
ですから、「~したい」で終わる文章など、意思や希望を伝えている場合は、Beforeの「を」より、Afterの「が」を使う方がしっくりいきます。
ただし、「~したい・と思います」の「思います」や、「~したい・と望んでいます」の「望んでいます」などがつく場合は、客観性をもった「を」を使います。
例:「回転ずしを食べたいと思います」
(P86~87 一部改訂引用)
イマイチわかっていなかった「を」と「が」の使い方、自分の要望のときは「が」を使ったほうがいいということですね。
21.二重否定もさけよう!
【Before】
野菜が嫌いな子どもにも好まれないわけではない。
【After】
野菜が嫌いな子どもにも好まれる。
【解説】
Beforeの「好まれないわけではない」のような表現は、Afterの「好まれる」としたほうが断然スッキリ読めますね。
二重否定とは、「~ない~ない」など、否定の意味をもつ言葉を二つ続けて用いる表現です。
これは、意見をハッキリと述べにくい場合に使われがちです。
しかし、二重否定の表現はあいまいで、意味が分かりにくくなってしまうので、使わないようにしましょう。
(P89~90 一部改訂引用)
この「二重否定」はよく使っているなと反省。
まさに意見をハッキリと述べられない、オブラートに包まないとと思って使ってしまっています。
しかし、これは伝わりにくくなる。
使わないように意識したいです。
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