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ルーベンス マリードディシスのマルセイユ上陸

派手な絵だ。
昔ルーブルで見た。

ルーベンス
教養があり
五カ国語に堪能で
温厚な人柄であったらしい。

そのため外交官として
各国との和平交渉などにもあたっていた。

その縁あってなのか
彼は地元ネーデルランドだけでなく
フランス、イギリス、スペインといった列強国からの製作依頼も多く受けていた。

この絵↓


もフランス皇太后マリー・ド・メディシス注文による連作のひとつだ。

中央のマリーには悪いけど
ぼくが好きなのは
マリーではない。

ぼくが好きなのは
ここだ↓

生々しい肉のねじれ。
とても官能的だと思う。
フォトショで加工されたグラビアとは違う、生々しい美しさがここにある。

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