Yoshiki Masuda

Yoshiki Masuda

最近の記事

5/18

 今週はしばらく雨続きで、嫌だ。困る。部屋干しで家は臭いし、まるで蜂蜜でも塗りたくったのかと思えるほど湿気が肌にべたついてきて暑くもないのに汗が出る。しかもその上、身体がだるくてやる気も出ないし何なら頭痛もオマケについてくる。不快感の欲張りセット。やってられない。  仕事中1時間おきにずつーる(その日の気圧図と、ユーザーが今の体調を記録して、みんなが気圧に影響を受けているかどうかが見られるもの)を見て、「おいおい本当はみんなもっと体調が悪いだろ、本気出せよ」と思ったりした。

    • 5/17

       Netflixで、『映像研には手を出すな!』のアニメを見る。まあー面白い。三連休で一気見してしまった。金曜日に衝撃。土曜日に正座。日曜日にはどハマりしていた。全話見終わったあと、そのままふらふらと家を出て、書店に飛び込み、今出ているところまで単行本全巻取り寄せしてもらった(売り切れていた)。また「攻殻機動隊」の漫画があったので、それも買った。押井守の映画と神山健治のテレビシリーズは見たことがあったが、士郎正宗の原作は読んだことがなかったし、ずっと気になっていたのだ。そして何

      • 5/9

         阿佐ヶ谷駅から高架下を通って、中野駅前のサンロード商店街にあるユニクロまで向かう。阿佐ヶ谷や荻窪にもユニクロはあるのだが、店舗の入っている施設自体が緊急事態宣言によって臨時休業中のため、今日は開いていなかった。  ここ数日、いよいよ本格的に暑くなっており、そろそろTシャツを買っておかなくてはと思っていたところだったが、お店がやっていないのであれば仕方がない。  40分ほど歩いてお店に着くが、あまり大きな店舗ではなく、肝心の目当てのものがなかった。トボトボと店を後にする。阿

        • 4/17

           今日はなんだか心がクサクサする。悲しみと、それによる心のふさぎ込みと、ままならなさへの怒りと、しとしとと冷たくまばらに降る春の雨と、いろんなことに心がクサクサする。  楽しみにしていた出来事も、手を滑らせて落としてしまったガラスのコップのように、カシャンと割れてしまって、私の心は宙に浮いてしまった。  起き抜けに見た友人からのメッセージに対して、起きたばかりの頭の働かなさで、良い言葉が見つからなかった。しかし、そのまま返事をしてしまった。あの時すぐに返さずに、少し時間を置

          4/11 (1)

           千葉雅也『動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』をようやく読み終える。一ヶ月近くたってしまった。面白かった。ドライヴ感もって読み進めているときに得るイメージは強烈で、錬成したての鋼鉄のように赤く熱いものが自分の中に入ってくる感覚があった。読みながら、自分という存在の組成や輪郭といったものに考えをめぐらせる。特に「メレオロジー的総和」のイメージが印象に残る。もし自分がメレオロジー的総和な存在で、自分の中にある部分同士が関係づけられない(=全体化されない全体)

          3/31

          以下、思考ダダ漏れ日記。 朝起きて、家事をする。洗濯物を干す。今日も暑くなりそうだ。まだ4月になるところだというのに、ここ最近の気温ときたら「暖かい」を通り越してもはや「暑い」の域に入りつつある。調子に乗っている。ふざけている。ただ洗濯物がよく乾くので、それに免じて許す。 洗濯物を干し終えたら、身支度をする。まず髭を剃る。髭が伸びるのが早いので困る。弟はうっすいのに。弟の分まで生えてると思う。許さない。友達で髭の脱毛をしたやつがいるので、話を聞いてみようかな。 次に顔を洗

          3/28

          私は走った。 昨日、大切な人と大事な話し合いをした。私たちは一つの結論を出した。ひとまず据えたそのマイルストーンに向かって、これから私たちは生きる。 翌朝。私は走った。渡ろうとした信号が点滅し始めたから。走って渡り切った。渡り切ったが、私は走ることをやめなかった。やめたくなかった。突き抜けたくなった。 私は走る。速度を上げる。私は確かめたかった。走って、走って、そのあとに残るものは何なのかを。私のスピードについていけずに、私から落ちていく思いや身体や言葉を置き去りにして、

          3/26

           『動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』(著:千葉雅也)を読んでいる。難しい。常に「わかる/わからない」の間にいるような感覚があり、いつその両極にいくかわからない、そんな緊張感のあるドライブをしている。それが心地よく、楽しい。もしかしたら全く別のところにいるのかもしれない。  全てはわからないが、部分的にはわかりそうなところもある。全体的な論の中で、その理解できそうな箇所がどんな立ち位置にあるのかはわからない。断片的な理解。つながらない。  わからない箇所

          2021/3/6

          何かを書き連ねたくなったので。  今日は正月ぶりに実家へ帰る。父は勉強会、母は今度のイベントの準備と、二人とも忙しいらしい。『A子さんの恋人』を読み終えようと思う。  できれば、父と話をしたい。私の中に「父」の存在が出てきたのはつい最近のことである。今、私にとって「父」はホットトピックなのだ。  父はもう還暦を迎えている。おそらく息子である私と会話らしい会話をしたのはここ数年で初めてのことだと、父自身も思っているのではないか。私が生まれてからもう25年が経とうというのに。父

          2021/3/1

           お金がないことは苦しいことだ。お金というもののために、いま自分にとって必要なもの、快をもたらしてくれるものを、削っていかなくてはならない。それは少しずつ、ジワリジワリと自分の世界を狭めていく。「真綿で首を締める」感覚はまさにこのことを表しているように思う。  また厄介なことは、「お金のことしか考えられなくなること」だ。全ての物事を自分の所持金と比べて判断しなくてはならない。自分の所持金はあくまでお金であって、自分ではないので、自分自身とは離れたところで判断するということだ。

          2021/2/23

           言葉が暴走するので、少し自由に走らせようと思う。このままだと読書に集中できない。  鬱になり始めたとき、私の頭の中は言葉で溢れていた。言葉がうるさかった。少し黙れと頭の中に対して言い、その黙れという言葉もうるさかった。どうすればいいのかわからなかった。眠ることが難しくなった。  休むことで鬱が少しずつ治ってくると、言葉も少し静かになった。頭の中が静かになったことで、本が読めるようになった。今年に入ってから、本をたくさん読んでいる。私にとって、本が読めることはとても久しぶりだ

          14,000円のバットを買った

          仕事を休職した。医師曰く、適応障害とのことで、とりあえず10月末までの1ヶ月間仕事を休んだ方がいいと言うので、そうすることにした。 休むにあたって、今回のような自分の状態は度々起こっている事実を振り返り、どうせならこのままこの仕事を辞めた方が自分のためだろうと思って、社長に休むついでにそのまま辞める旨を伝えることにした。 翌朝、何度もリスケを繰り返していた同僚との読書会の最終回をして、そのあとそのまま社長とオンラインで面談をした。 まず診察の結果を伝えて、1ヶ月休むとこ

          14,000円のバットを買った

          7/26

          写真は一昨年ジョグジャカルタで撮影したもの。もっとずっと昔のように思える。 ただの勢いだけで参加したイベントがほとんど終了し、さあ帰国と思ったら、自分の便だけ同じイベントに参加した他のみんなより一日遅い便だったことが帰国日の前々日くらいに発覚した。この写真は、もう知っている人が誰もいない、意図せずして生じた空白の日に撮られた。 人や車が多くすれ違う大通りから一本裏に入ると、こうした路地が張り巡っている。間違いなく車は通れない。それほどに細い。路地に入ると途端に静かになる。時間

          7/20

          おそらく鬱に突入してしまったらしい。 新しいプロジェクト(とはいえ去年も参加していた)に配属されて1ヶ月弱くらい経った。その忙しさに完全にノックアウトされてしまった。 忙しくて家に帰ってから料理する元気もなく、7月に入ってから数えるほどしかしていない。つまり外食が続いている状態な訳だが、本来、自分にとって外食が続くことは身体的に負荷が大きい。ここまで外食続きは人生初だろう。身体的にもハードで、精神的にもかなりきつい。この外食続きのストレスは、間違いなく今回の鬱入りに影響して

          7/19

          仕事から気持ち的に逃れようとするも(実際はサボっている)、何度も現実に引き戻される昨日今日だった。 今日は朝起きて、メールを見たら、予約していた資料が届いていると図書館から連絡があったので、着替えて図書館に行った。本を一冊返して、二冊借りた。これ以外にも、すでに二冊借りているので、今四冊借りていることになる。新しく借りたのは、レイモンド・カーヴァー(訳:村上春樹)『ウルトラマリン』とルイ・カストロ(訳:国安真奈)『ボサノヴァの歴史』。他に本を詮索することなく、カウンターで受

          今週の音楽(5/27)

          毎日noteに書く予定だったのに早速翌日にはやめてた。でもまあそんな感じで良いか。The テキトーって感じで自分でも笑ってしまった。 毎週水曜日に行なっている会社の定例MTGで、先々週かそれよりもう一週前くらいから、毎週オススメの音楽を紹介するようになった。きっかけは、他の人がオススメの動画を毎週紹介していて(そしてそれがどれも面白い)、自分でも紹介したいと思ったからだ。 最初に紹介したのは、Bruno Pernadas『those who throw objects a

          今週の音楽(5/27)