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心理カウンセリングでセルフイメージを深掘りしたらプリンセスになりたいことに気付いた

心理カウンセリングの手法を心理カウンセラーのわたしが実際にやってみて全公開していくシリーズです。

前置き 心理カウンセリングの手法を全部やってみることにした

人は自分にふさわしい現状を引き寄せると言われています。

普段行かない高級ブランド店の店内に入るとソワソワするのに、気兼ねなく買い物ができるプチプラブランド店だと安心できるのも、無意識に自分にふさわしい環境を選んでいるといえます。

いまの現状に問題があった場合、表面的には「どうにか変えたい」と思っていても、深層心理としてはその現状が自分にふさわしいと思っているということです。

ということは、”自分はこういう人間だ”というセルフイメージが変われば現状も大きく変わるのです。


今回わたしが実際に行う心理カウンセリングの手法はセルフイメージを把握して、現状を作り出している理由を探り、現実を変える糸口をセルフイメージを変えることで見つけていく手法です。

題して、『自分のセルフイメージを変えて現実も変えてしまおう!』です。

では、さっそく心理カウンセラーが心理カウンセリングの手法を実際にやっていきます。

自分のセルフイメージを変えて現実も変えてしまおう!




1.あなたのセルフイメージを探していきます。では、いまどんな環境にいますか?(具体的に)


いまどんな環境?えっと、

・子どもが2人います。
・四人で東京都に住んでいます。
・お金は贅沢は頻繁にできませんが不自由なくあります。
・親族間でトラブルはなく仲良くできています。
・友達はいます。大学の友人は数年に1回会えています。ママ友も何人かいます。
・周囲に優しい人が多いです。
・フリーランスで自宅で仕事をしています。
・高級ブランドの服はないです。プチプラ服ばかりです。
・家族から愛されています。


2.その環境でいつもどんな行動を取っていますか?また、いつも取れていない行動はどのようなことですか?


どんな行動?いつもついしちゃうことって感じかな?改めて聞かれると分かんないな。考えてみるか。

・家族の話をちゃんと聞くようにしています。
・家族の役に立とうとしています。役に立てると嬉しいです。
・高い値段のする買い物はしないようにしています。
・周りの人に感謝を伝えるようにしています。
・周りの人に苦情や文句を言わないようにしています。たまに言ってしまうと少し後悔します。
・仕事は絶対に手を抜かないようにしています。
・ささいな夫婦喧嘩でも解決していないのに途中で私の方が逃げます。
・子どもが汚い言葉を使うと怒ります。
・仕事で悩んでも一人で解決しようとします。

3.いつもどんなことが出来ていますか?また、したいことがあるのに出来ていないことは何ですか?


これも自分で考えるのか。え~なんだろう。

・家族のことを大切にできています。
・親族、友人も大切にできています。
・1人で仕事ができる能力があります。
・買いたい物があっても我慢しています。
・たくさんの人に相談したいのに迷惑になると思って我慢しています。
・もっとわがままに生きていいのに、遠慮しています。
・お金をもっと稼いでいいのに夫よりも稼いでしまわないようにしています。

あ~やばい。後半部分書いてたら涙出てきた。


4.あなたが常識と思っていることは何ですか?(正しいこと、おかしいこと、どうせ○○と思うことなど)


・家族みんなで幸せになるべき。
・知り合いが困っていたらまず助けるべき。
・自分の幸せよりも子どもの幸せを優先すべき。
・夫よりも稼いだら夫婦仲が悪くなってしまう。
・人に相談しても結局は自分で解決しなきゃいけないから、相談しても無駄だと思っている。
・家族が許す範囲のわがまましか言ってはいけないと思っている。

最後の2つは聞かれるまで気付かなかったな。うん。

5.1~4を総合すると、あなたは自分自身のことをどんな人だと思っていますか?


これは…難しい…分かんない。でもやってみよう。

・家族の反応をいつも気にしている人
・自分だけ幸せになってはいけないと思っている人
・優しいから周りから愛されている人

6.最後に自分のセルフイメージをひっくり返してみましょう

ひっくり返す?!むずい!むずい!とりあえず、やるか。確か、先生は「最後はかわいい感じで終わるといいね」って言ってたな。

・家族の反応をいつも気にしている人
⇒わがままに生きても愛される人=私は女王様

・自分だけ幸せになってはいけないと思っている人
⇒私が幸せになるとみんな幸せになっちゃう人=赤ちゃんのように何をしても周りを幸せにする人=私は赤ちゃんのように愛される人

・優しいから周りから愛される人
⇒なんもしなくても愛される人=赤ちゃんのような存在の人=私は赤ちゃん!

さらにまとめると、”私はプリンセス!

…これでいいのか?本当に良いのか?…まぁいっか。笑

7.ひっくり返したセルフイメージをつぶやいてみてください。きっと現実が変わっていくはずです。

つぶやくのか!!!
よし!やるぞ!や、やるぞー!!!

「私はプリンセス」
「私はプリンセス」
「私はプリンセス」

よし実際につぶやいだぞ!36歳やってやったぞ!…ふぅ。


というわけで、『自分のセルフイメージを変えて現実も変えてしまおう』のワークをやってみました。

4の常識と思っていることはいままで自分でも気付いていなかったことに気付けました。

「人に相談しても結局は自分で解決しなきゃいけないから、相談しても無駄だと思っている。」という考え方はいままで誰にも言っていませんでしたが、実際本当にそう思っていました。

こんなこと言うと冷たい奴とか人を信用していないと思われそうで蓋をしていたような気がします。

そして今日から「私はプリンセス」を実際につぶやいてみようと思います。現状がどうなったかは後日この記事に追記します。ちょっとお待ちください。



11月27日追記

心理カウンセリングをやってみて3日経過しました。自分の中で変化があったので追記していきます。

変化1 「ありがとう」と言った時の罪悪感が急激に減った

誰かに何かしてもらった時に「ありがとう」と言うように心掛けているのですが、その時に「私なんかに優しくしてくれて申し訳ない」「自分で頑張ろうとすればできるのに甘えちゃってごめんなさい」というような罪悪感が付いてきていました。

わたしは小学校でも家庭でも自分のことは自分でやりなさいと言われてきました。

すごく真面目な子だった私は、自分で全部できることが素晴らしくて、誰かに手伝ってもらうことはただの努力不足や怠けだからでダメなことだと思っていました。

誰かに手伝ってもらうことは”ちゃんと自分で全部できない”という罪を背負うこととイコールだったのです。


今回セルフイメージをひっくり返して「私はプリンセス」と言ってみることで、出来ないことを手伝ってもらうって当たり前のなんだと気付けました。

そうそう、外国のプリンセスとか、日本の皇室の方が優しく微笑まれながら「ありがとう」って言う時って、自分のできないことをサポートしてくれてありがとうという純粋な感じがあるじゃないですか。

これは想像ですが、きっとそういう高貴な立場の方は生まれた時点で環境が特別だから、幼い頃から全部自分で出来ないことを理解して納得できてるんじゃないかと思うんです。

私は36歳にして「私はプリンセス」と言ってみることで全部自分でできるなんて無理!ってことにやっと気付くことができました。まだ手伝ってもらえた時に罪悪感が少し出てきますが、心理カウンセリングをする前に比べたらすごく少なくなりました。

「ありがとう」と言うことが心地良くなりました。


変化2 自分の恵まれている環境に気付いた

「私はプリンセス」と言ってみることで、いま私の環境の中でプリンセス要素に目を向けられるようになりました。

子どもが2人いて、仕事と家事を一生懸命やっている日々でプリンセス的な生活とは全く違うと思っていました。

でも、もし今日から「私は何もしない!」と宣言して家事も育児もせずにのんびり暮らしたとしても、生活が成り立つことに気が付いたのです。

子ども達はほとんどのことが自分でできるし、旦那さんは仕事が大好きで収入は安定しているし、家族も親戚も元気で私が頑張らなくてもみんな普通に生活していける恵まれた環境にいたんですよね。

つい忙しくて自分を見失いやすい日々の中で「私が頑張らないとみんな生活できないでしょ!」って思っていました。

誰も「あなたが頑張りなさい」なんて言っていないのに、自分でプレッシャーを掛けて少し無理して頑張ろうとしていました。

今はもう無理はしなくていいんだなって思えます。



心理カウンセラーが心理カウンセリングを受けてみたというかなりレアなこの企画。最後にそれぞれの視点からの感想と見解を書きます。

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