■今日のことば
 
奇正の相生じること、循環の端無きが如し。（孫子兵勢２）
「あきらめない人」が最後に勝つ。
【田口佳史著「超訳・孫子の兵法」】
 
あの手この手（奇正）とやりながら、際限なく行動し続けると、結果諦めない方が勝ちと言う状況になる。
思い出すのも嫌なのですが、私にもそんな人にやられた経験があります。
ある訴訟に巻き込まれたときに、示談にしようとなって、話し合って決着の文章をつくったのですが、向こうはなかなかウンと言わない。相手は香港の人たちで、その場では「いいね。これでいこう」と言うのに、いざ決着しそうになると「いや、まだ言いたいことがある」と話をふりだしに戻す。都合、二年はやりとりを繰り返したでしょうか。とにかく彼らはしつこい。行くと歓待してくれるいい人なので、余計に始末におえない。攻撃のバリエーションは豊富で終わりのないことといったら、まるでメビウスの輪のようのようでした。最終的には私は、「もういいよ。あなたたちの好きなよいにしてくれ。私の負けにしてほしい」となってしまったのでした。あきらめないほうが勝ちなのです。
七転び八起き。
何度倒されても起き上がる「起き上りコボシ」でいたいですね。
 
今日もニコニコ夢に向かって1歩前進！！