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チクタクチクタク

■今日のことば
 
「僕は、最優良の時計みたいな人になりたい(パウリッチ・ユウラ)」
【渡部昇一著「人生を創る言葉」】
 
アメリカ・ダラスのP・Rという時計会社にユウラという小僧がいた。
ある時、会社が誇る最優良の時計を作る熟練工にユウラは尋ねた。
「どこが良くて最憂良の時計と言うんですか?」
「ネジをかけたときとネジのゆるんだときの間に、あまり遅い早いの差がないからさ」「まだあるぞ。寒さ暑さで、遅くなったり速くなったりしないからさ」。「それから?」とユウラは目を輝かせて聞いた。「置いた場所によって早くなったり、遅くなったりしてはダメだ。この3つが申し分ないのが最良品さ」。
当時の工場では、給料日が来ると多くの行員が口実を設けて夜業を休み遊びに行ったり、飲みに行ったり食いに行った。ところがユウラは違った。「ユウラ、お前は一晩も夜業休まないし、怠けない。感心だな。」工場長はそう言って褒めると「僕は最良の時計みたいな人になりたいんです」ユウラは張り切って答えた。ユウラは後にP・R時計会社の社長となる。
チクタクチクタクとたゆまず励む。止まらず進めば、そこに行けますね。
 
今日もニコニコ夢に向かって1歩前進!!

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