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人と会うことで知の交流が生まれる

コロナ禍ですっかり人との交流の機会が減ると、リアル体験の価値を忘れてしまいそうになる。
対面での人の集まりに、久しぶりに出向けば、そこは知的な交流の場となる。
それと同時に、メタ的に自分を見れば今の環境に向いているのかを考え、この先どこへ向かえばいいのかに気付いていくことができる。
確かに、集中的な修練が自分を鍛え、伸ばすことはある。
そして、時に競争も必要となるかもしれない。
しかし、どこまで行っても最後は自己との勝負になる。
そして、ストイックに鍛える場だけを訓練と捉えてはならない。
時に、場所を変え、リラックスできるような新しい空間、新しい人とのやりとりがこれまでの当たり前を覆し、今までを相対化させることもある。
旅行に行って初めて訪れる場所からインスピレーションを得たり、気づきが生まれることはある。
決して激しいトレーニングでなくとも、自分の捉え方、解釈の仕方次第で本質的な気づきの場に変わるのだ。


このような環境を敢えて変えることで、学びを深めることを意識的にやってみる。
これは、先行きがどうなるかわからないだけに、それなりのリスクがある。
貴重な1日が台無しになるかもしれないという懸念もあるかもしれない。
しかし、自分を惹きつけている時点で、そこにはきっと何かがある。
自分の無意識が選んでいる時点で運命の暗示なのだ。

自己を成長させる環境を構築できる能力こそが、一番の強みになるかもしれない。
これは、単に一人で頑張れるということを越えて、大きな成果を出す可能性がある。
環境を自在に変え、人に助けを借り、目標を達成していくことができれば、未来においても力強く成長していくことができるだろう。

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