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平成と昭和の差・・・

最近の若い者は・・・とブツブツ文句を言うおっさんになってきました。かくいう私のチームにも新入社員が配属されてきましてね。きっと自分が新入り社員の時にきっと「今年の新入社員は」って言われていたと思うけど、やっぱり平静世代おそるべし。

いやね。しょうがないなんですよ・・・だって今年コロナで入社式もろくにやってないし、うちの会社最初は数か月それこそ研修漬けにして挨拶の仕方から名刺の交換の仕方、はたまた営業知識まで色々いっぱい詰め込まれてくるんですがこのコロナ、結局たくさんWebミーティングとEラーニングしかやってないって特殊な環境ではあるものの、やっぱり先輩社員?おっさんとして「ん?」って思う事あるのよね。一応僕マネージャーさんなんですよね。普通に

「あの僕の通勤ルートって誰が決めるのでしょうか?」

「いや、お前だよ。俺じゃない」

とか・・・

「あの僕のパソコンがうまく動かないんですが」

「あーえっと、サポートに電話してみて」

とかいうものはまだ、かわいいけど、なんでもかんでもチームチャットで聞かれてもさ・・・聞く前にちょっとは自分で調べる努力って辞書はないのかい?って思っているんだけど、そういうこまごまとしたものは近くの年次が近い先輩に聞くとかさ、社内のサポートサイト調べてみるとかさ、自分で電話番号調べるとかさ・・・そんなの全部僕に聞かれてもね・・・

そんでもって、会社で推奨されている資格みたいの取りなさいって人事部から言われているらしく

「その勉強時間って勤務時間にやっていいんですか?」

いやいやいや、そりゃ、自己学習じゃないの?って思っていてさ、まあ、なんていうか、そこじゃない!って叫ぶ事多いんだよなあ・・・今そこに気を付けるべきじゃないとか、そういうの??さすがにめんどくさい・・・ゴホンゴホン、手間になってきたので若い子に

「あいつのサポートどうなっているの?」

って聞いたら

「チャットでやり取りしているから大丈夫っす」

っていうだけどさ、

「いやいや、あのさ、たしかにそうだけど、もうちっと面倒見ろよ。今日なんか部屋に入る方法すら知らないで入り口で右往左往していたぞ」

という感じ。俺逆の立場だったら、放置プレイで何か聞いたら答えがチャットで帰ってくるって顔の見えない仕事されると凹むと思うんだけどなあ・・・まあ、それが時代というのか・・・

昭和と平成の価値観の違いですかねえ・・・

とある企業に勤める新米マネージャー 昔課長島耕作に憧れを抱いていたけれども、いざ自分がなってみると感じたリアルとバーチャルの境目に苦悩する日々をつらつらと書いたもの