”対話でたのしむアート鑑賞カフェ”ちょこっとプレゼンテーション:前からあったような、なかったようなオルタナティブなやつだから。
こんにちは。
最近、私が主宰しているコンテンツ「オンライン 対話でたのしむアート鑑賞カフェ」もすこし認知されてきたのか、無料だからなのか、UPして数時間で定員が埋まるようになってきました。
うれしい!でもキャンセル待ちの申し出も多く、申し訳ないので回数を増やすなどしていますが自主活動としてはスキマ時間にやるのも限界かも。
どなたか、お仕事としてリクエストくださればモチベーションを変えていけるかな?と改めましてわかりやすく説明するページを作りました。
さ★オンライン 対話で楽しむアート鑑賞カフェ とは?
zoomオンラインを利用してアート作品の画像共有をし、作品についての感性的な認識を言語化することで対話をし、作品の鑑賞を深めるワークショップです。知識や経験が必要となる教養的鑑賞とはことなり、美術教育や鑑賞の経験値が異なっていてもフラットなコミュニケーションが可能になるため参加者のの関係性が向上します。
このワークショップのファシリテーションの方法としては対話型鑑賞の一般的な技法であるVisual Thinking Strategy(VTS)のメソッドをメインとしていますが、導入部分で哲学対話のアプローチ・グループとしての合意形成のためグランドルール(発言の限定解除、相互の発言を侵略しないことなど)を明言して始めます。開催時間に余裕があるときにはアイスブレイクやリフレクションを設定して、より充実したワークショップになるように工夫しますが、反対に40分の短時間WSでは参加者は集中力が発揮できているようにおもえます。
下馬評ではコーディネイターやコンサルタントから「何かを教えてくれるわけでもないのでこのイベントには意味がない」「本物を見るわけでもないので価値がない」とさんざんなことを言われていたのですが、オルタナティブな意味と価値を発見してくださった方々に鋭意感謝です。
★このワークショップを作った理由
私のこのワークショップを作った目的は”対話というコミュニケーションの態度を知ってもらいたい”と”表現芸術=アートをもっと身近に感じてもらいたい”の2点なので、対話とアートの2つの領域をつなげるつもりでこのプランをつくりました。
対話はお互いを尊重し、発言を否定しない態度のコミュニケーションであり、アートは多様な表現を肯定するために不可欠な概念だということからこの2つ、私たちが生きている社会が向上するためのソーシャルインクルージョン”と”ダイバーシティ”という指向に欠かせない要素をもった領域だと考えているからです。
今起きている社会問題の多くは、自分が他者の尊厳を踏みにじっていることに気づかない人がいたり、ステロタイプ的な価値からはみだすものを阻害するような力が働くときに生じていることが原因となっていることがあるのではないでしょうか?
なので、こんなちいさな社会活動が社会を変えていけるとは思えませんが、
全員が当事者として参加できるたのしいオンラインイベントならば、それだけでもやっていく意味が”ある”と思いやっています。
このプラン、オンラインで各プラットフォームの無料枠だけを使えば時間もお金もかからないために持続が容易になりますし、ルーティーンな企画でも集まった人でその日一期一会の時間を体験できるために、ワークショップデザインやファシリテーションを学んだ経験から、可塑性があり、かつ基礎部分を重視した企画をつくりました。
★"オンライン 対話をたのしむアート鑑賞カフェ"の利点
”オンライン 対話でたのしむアート鑑賞カフェ”の利点は、オンライン上で拡散された文化財画像を利用できるので、過去に生きた世界中のアーティストや世界中の美術館が私の味方になってくれますから大変心強いこと。
また、私がネット環境のいいところならばどこにいても開催でき、参加者も世界中どこからでも参加が可能だということです。
そして、Google、zoom、Peatix、また文化庁の作った文化財などの高解像度画像コンテンツなどのテクノロジーがコーディネイトして利用できるということも背後にありますから、この時代にあって初めてできるものでもあるかと思います。
また、対話型鑑賞そのもの(オンライン限定ではなく)の副産物としては、対話の対象としてアートを利用することでいつもは使わない脳の部位が活性化されるというエビデンスも経産省が発表しているのリンクを貼ります。
★はじめてのお仕事募集★
もし、”対話によるアート鑑賞カフェ”を中心としたワークショップの開催ご希望でしたら(有料となりますが)ご依頼うけつけますのでこのサイトからリクエストください。こども、おとな、どんな方でも対象となります。
●対話型鑑賞に協力的な美術館もありますので横浜、東京都内でしたら美術館内やアートカードを使ったオフラインでのワークショップも可能な場合もあります。(要相談)
●オンラインのワークショップでしたら3人以上5人までが限定。双方向型ワークショップになります。
●私主宰のオンラインイベントは不定期ですが時間を作って月1~2回ほど土or日の午前中40分間のイベントとして無料で開催しています。(40分間なのでめちゃくちゃタイトです)
Peatixサイトや各プラットフォームに告知が掲載される前に定員が埋まってしまうことが多いので、ご興味のある人は以下のPeatixでフォローしていただけると私がUpした瞬間にメールボックスにメッセージが届けられます。
突っ込みどころはたくさんあるかもしれませんが、なにとぞよろしくおねがいいたします。
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