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決め過ぎないほうがいい

決まり過ぎていない『緩さ』を保っておくのも、会社づくり&ヒトづくりにとっては、ひとつのコツではないか、と考えています。

創業年数を多く重ねていくにしても、あらゆるところで「決め過ぎない」やり方。「ちゃんとした決まりが作れない経営者」と思われることが多くなりますが、まぁ、ぜんぜん大丈夫。地でそうなっちゃうところもあるので、案外と楽にできている面もあったりしますw

ただ、何でもかんでも『緩さ』が良いわけではなくて、経営の『縦糸(経糸)』を成す『理念』とか『運営方針(要件や流儀)』というところは、明確かつ風土レベルで根付いていることが、前提です。
働いていくヒトとチームがいつでも安心して頼れる『縦糸(経糸)』に従って、自分たちで考え抜いた『横糸(緯糸)』を自在かつ的確に編んでいくことができる繰り返しが、『自由闊達』の風土をつくります。

ちなみに、この『自由闊達に仕事ができる』ということと、『自由(勝手)気ままに仕事ができる』ということは、似て非なる話し。ここは多くのヒトが勘違いもするところなので、会社の運用能力が試されます。

もちろん、こういう『自由闊達』の先に『結果』が伴うことが大事なわけだけど、所詮、結果なんて所期設計と行動プロセスの『産物(= 結果論)』です。同じ結果なら、本人がとことん『自責』で捉えたくなる結果を重ねていくほうが、ヒトにもたらす収穫や価値は大きいはず、です。

『企業はヒトなり』のとおり。
(企業という生き物はいないので、当たり前ですね)

みんなで目指す会社のカタチをつくるには、後にも先にも『ヒト』。どんなに「ちゃんとした決まりが作れない経営者」と思われようとも、仲間たちのことを想えば、屁の河童です。

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