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あなたの産声を求めてる

この世界の人々が、お互いに声を出し、共鳴を起こし、お互いの情熱を発揮できれば、それは素晴らしい世界ですね。この世界に生きる人々のお互いの認識の違いによる価値観の違いが、それを実現するのを難しくしています。

人はそれぞれ認識している世界が異なるから。
実際に一日だけ他の人と人生を交換することができたら、きっと驚くことでしょう。ただ、現実にはそれは不可能で、どんなに優れたノウハウや理論も、お互いが認識できる頭の中の小さな世界にすぎません。

個々の認識度合いや定義が曖昧な場合、話し合っても結論が出ないまま平行線。ですからまずは、はっきりとした定義を行い、お互いの認識を合わせる必要があります。ただし、個々の認識は様々な要因によって形成されているため、すぐに共感できるレベルまで共有することは稀です。

だからこそ、対談や議論の場を準備する前に、最低限の知識と理解度、そしてお互いの立場や認識レベルを共有しあうことが重要です。

この世界の多種多様な人々が、お互いの立場を超えて突然理解し合うことは不可能。つまり、個性や多様な価値観とは別に、より専門的で高次元な意識レベルが求められるのです。

それでもなお、あえてこう言いたい。
「難しいことはいいから、今すぐ仲間と繋がりたい!」と。

「またむつかしい話?」(寝るね)

情報格差によって生まれる不公平感

誰にでもあることだけど、人生に不平や不公平感を感じることってありますよね。でもそれは自分が悪いわけじゃなくて、環境が悪いことだって多い。
でも、そのせいばかりにするのは間違っていると思いませんか?

周りは一体何が悪いのか、たんにわからないだけなんです。
だから、あなたの存在が重要で、あなたが自分の言葉を持つことが大切なんです。

そもそも認識力にはばらつきがありますし、それぞれが認識できる情報も違います。特に現代では、ITやAIを使えるかどうかで格差が広がることが心配されています。だから、その格差を乗り越えてお互いを理解しようということで、先人たちは「本を読もう」と言ってきたんです。

本を読むと、言葉に触れることができ、言葉の意味を知り、自分の心の声の意味が繋がるから。

心の声とは、一時的に魂から波動を受け取った状態を表しますが、その段階では明確な意味はないんです。自分の中で意味のあるものになった言葉を意思と呼びます。そして、その意思を自分らしく表現するためには、まず言葉自体を知らないといけません。

知らないことを恥じるのではなく、知ろうとしないことを恥じるんです。
暗闇に輝く月はただそこにあるだけで、月だとわかる。
あなたも同じであるはず。そう思えないのは、あなたの心が一時的に暗闇の中を彷徨っているから。

あなたが孤独なのは、周りを頼る許可を自分に与えていないからでは?
周りの人があなたを助けることができる状態を作っていますか?

つまり、あなたという産声がまだこの世界に鳴り響いていないんです。
言葉を学び知る大切さがここにあります。

今こそあなたという光を、その声で、言葉で世界へ解き放つ時。
そして、まずはあなたが身近な愛する人と心が通じ合ったとき、その相手がまた別の誰かの光になるんです。

あなたが最初に、みんなの光になり、愛の言霊を唱えるんです。
何も言葉でなくてもいい。

それはダンスでも笑顔でも料理でも掃除でも、ペットの世話や花に水をあげることだって、あなたが行うすべてが愛になりえるんです。

だから何を始めてもいいんですよ、今日から始めましょう。
誰にも理解される必要はない。
あなたがすること、それは何よりも尊いことなんですから。

自信を持って、心からの愛を表現してみてください。

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