仕事ができない人はこのパターン
仕事ができない新人の共通点
仕事をする上で次の3つのスキルがあると思います。
質
量
スピード
この中で伸びない新人は必ず【質】を取りに行こうとします。
新人の頃に選べるスキルは【量】か【スピード】です。
【質】というのは多くの経験がないとあがりません。
ABテストを何度も繰り返したり、沢山の事象に触れることでこの方法の方が質が上がる。ということを知ります。
大切なことは経験する回数です。
経験値が低いうちに質を上げようとすると単純にそもそも綺麗にできないにも関わらず、スピードも遅く、スピードが遅いからまた経験回数が減る。
そして質も上がらないという、うんこスパイラルです。(うんこスパイラルって何?)
一向に伸びません。
今まで見てきた新人で伸びない人は全員このパターンです。
【質】から伸ばそうとします。
違うんです。
大切なことだからもう一度言います。
新人の頃に、選べるのは【量】か【スピード】だけです!
その1つ1つ丁寧に向き合う姿勢はいいのだけれども、新人の頃に考えることは少しでも早く多くの経験をして、違いが分かるようになることです。
ぶっちゃけていうと新人にそもそも高いパフォーマンスなんて求めてないです。
新人の頃はみんなできなくて当たり前なんです。
できない事は仲間が補ってくれます。
なんでも出来る人はそもそも組織に属さないで1人でやった方がいいわけですから。
そんなわけないだろ!
ここで新人はまず【量】と【スピード】を伸ばせ!
と言うと【質】は磨かなくて良いのか!!ムキー!
ってなる人がたまにいますが、誰もそんなこと言ってないんですね。
ここでお話ししているのは習得していく順番の話であって、この3つがどれも重要じゃないとは一言も言ってないんですね。
これはなかなか難しい問題なんですが、腕のいい職人さんほど【質】から伸ばさせようとします。
綺麗な物が正義だと。
分かる。分かりますよ!
まずは良いものを作らないと!という心はとっても大切な事です。
でもそれは出来るようになってからのフェーズなんです。
効率的に【質】を上げるためには多くの経験が必要です。
その経験を多くさせるためにまずは【量】と【スピード】です。
質は1番最後なんです。
まとめ
1年目の社員に仕事をやらせると大概の物は、商品にはならないです。
それでも経験させなければならないんです。
商品にならなくても多くの経験をさせ、違いに触れる機会を増やさなくてはいけません。
新人が仕事があまりできなくても許容し、見守る根気が我々親方には必要です。
人を育てるということは、自分の心を育てる事。
今日も多くの経験をさせてみましょう!
本日もご安全に!
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