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無茶ぶりでPMを任命されたら最初に知っておいた方がいい事!

先にお話ししておくと、今回の話はプロジェクトマネージャに限った話ではありません。チームで何かを進めて、成果を出すために、必要なお話でもあります。なのでタイトルに該当しない方も読んでいただけると嬉しいですw

早速、本題に入りますが、無茶振りでプロジェクトマネージャー(PM)に任命されてしまい、苦しんでる方、結構いらっしゃったりしませんか?

何を隠そう私もその経験者の1人です。

何の経験もないのに、突然明日から君にはPMをやってもらいたい!・・みたいな話が来たらどうなるでしょう。

新米PMは、経験者にサポートしてもらいながら進めるのが理想なのですが、それすら考えず「出来る・出来ない」はどうでもいい。とりあえず「PM」という役割を誰かに持たせるだけでいいんだ。こういう会社や上司は、残念ながら今でも普通に多いです。

これをやってしまうと、何も解らないままプロジェクトが進み、結果誰が何をすれば良いか解らないような混乱が起きます。

そして、現場のエンジニア達は、方針や仕様がコロコロ変わる長時間の作業で疲弊します。定例会を開いて方針を話しあっても、いつまでも結論が出ない議論が続き、プロジェクトがまったく進まない問題に直面します。

こういうもんだと、割り切ってしまうと、成果も出てないのに、人だけが疲弊するような、だんだん破綻したビジネスになっていくので注意が必要です。こうなると、人もどんどん退職して離れていきます。

例えこんな状態でも、なんとかしたくて、新米PMは悩みに悩んで、プロジェクトマネージメントについて書かれた本を読んではみたものの・・

・WBS??
・QCD??
・タックマンモデル??
・影響度分析??
・コンフリクトマネジメント??

内容が膨大すぎて、どれが何に使えるか解らなくなり、、そして・・

結局こうなるんだよな・・

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よくプロジェクトマネジメントについて書かれている本は、PMBOK(Project Management Body of Knowledge)という米国のPMナレッジ集を元ネタにしています。

PMBOKは「手段」が中心に書かれていて「目的」については、具体的に書かれていない本が多いので、読んだところでこうなりがちなんですよね、、私もそうでした。

なのでまず、プロジェクトを進める上で、一番大事なポイントはこの辺りである事を私はお伝えしたいのです。

・全員の共通認識があっている事
・共通認識を合わせてから話を進める事
・誰が何をいつまでにどうやるかを明確にする
・完了確認を明確に行う
・完了したものを出来るだけ掘り返さない事
・課題が視覚化されて解決状況が解る事

これがプロジェクトを進める手段の「目的」と考える事ができれば、手段の話は解りやすくなると思います。

とにかく、グレーなものを減らして、情報不足・思い込みを1つでも多く早めに解消して、全員が共通認識を持てている事がポイントです。

極論を言ってしまうと、大規模のプロジェクトでもない限りは、上記が管理できてれば、大体応用と調整である程度はいけます。

なので、PMBOKをそのまま当てはめようとするのではなく、サンプルとして考えるのがおすすめです!

目的を達成するための「具体的な手段」などの応用編についてはまたどこかで説明しますんでお楽しみに^^

ちなみにPMBOKはこんな感じで、面白くおかしく書いてる本もあります!

※noteの他にブログもやってるのでこちらもよろしくです!


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