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毎日が「決断すること」と「見直すこと」の連続だ

23年度が終わって24年度が始まる。
この時期は取り組みの振り返りや今後の計画を立てることが多い。

だけど未来を予測して計画を立てるのは難しい。
かといって何もしないわけにはいかない。

そんなときに大事なのは「分からないなりに何をするか決めること」だと思う。
リーダーの立場になってから、決めることの大切さを特に強く感じる。

「やること」と「やらないこと」を決める

私はプロマネという立場でありリーダーという立場でもある。
そしてプロジェクトのテーマは「メーカーにおけるDX推進」だ。

DXという領域は本当に進歩が早い。
生成AIが広く使われたのは1年前。
正直にいうと最新の技術は自分でもよくわからない。

だけど立場上、プロジェクトメンバーや部下が提案してきた計画をみて「やる」「やらない」を判断しないといけない。
自分の理解が浅いのに実行可否の判断をするのは大変だ。

けれども「決める」のがリーダーの仕事。
逆に「リーダーが決めてくれない」という不平不満は色んなところでよく聞く。

だったら自分が最後は決めるしかない。
分からないなりに「これをやる」と決める。

もしくは「AをやらずにBをやろう」と判断する。
もし計画がコケたら自分の責任だと腹をくくるだけ。

こう言うと決断力があるように見えるが、実際は毎回悩む。
何なら誰かに決めてほしい。
だけど「決断できない人」と言われるのがイヤだから意地でやっている。
我ながら難儀な性格だ。

決めたことを一定期間やってみて振り返る

あとひとつ大事なのは「実行してみて振り返る、改善する」こと。
一度決めたことをやり続けるのは慣れたら意外と簡単。
だけど慣れたやり方を変えるのはなかなか難しい。

一方で大事なことは成果を上げること。
目標に対して効果が薄いことをやり続けていても意味がない。
「なんとなくやり続けている会議」とかはまさにその典型例。

だから一定の期間が経った後に振り返りを行う。
今のやり方や進め方で間に合うか?
必要以上に長い会議、参加者が多い会議などムダはないか?

もしかしたら自分が提案した施策が期待外れかもしれない。
そんなときは潔く施策を変える。

以前、私が立てた計画が思いっきり外れた。
そのときは計画を思いっきり変えたし、メンバーひとりひとりと対話して失敗の原因をヒアリングした。
色々と言われたけれど「こっそり変える」よりは筋を通したと思う。

日常生活も決断したり振り返ったりの連続

こういった決断や振り返りは仕事だけだと思っていた。
だけど日常生活でも似たような場面はたくさんある。

例えばnoteを始めるときも一緒。
「こうすればバズる!」とかのノウハウ本をいくら読んでも、実際に文章を書いてみないと分からないことばかり。
だから「まずnoteを始めよう」「こんな記事を書こう」とか決めて実行するしかない。

あと書き続けると「最初はこのジャンルで書きたかったけど、なんか違う」ということも出てくる。
私なんかは「書きにくい」と感じていても「ジャンルを変える」ほうが面倒くさくて元々の方針を維持しがち。

けれども本当に大事なのは「実際にやってみて改善する」ことだと思う。
だから最近は当初の自分のスタイルを変えるようにしてきた。
内容やジャンル、文体、文章量などいろいろ変えてみる。

noteも日々改善しつづけることで、最近だいぶ書きやすくなってきた。
毎日が決断と改善の連続だ。
そうやって書くと面倒くさくなるけど、実際は自分のQOLも改善によって上がっていくのだ。

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