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#036 腕を蝕む

どうも、四野葉です。アイコンを少しいじってみました。服装を白Yシャツに黒ネクタイというのにしてみました。私、個人的にこの服装が滅茶苦茶刺さります。失礼ですね。
さて、今日の記事は滅茶苦茶に強烈です。端的に言えばグロデスクです。私のイメージが崩壊するかもわからないので進んで見るのはお勧めしません。







世の中にはリストカットという行為が存在します。自傷行為です。腕を包丁とかで傷を付ける行為です。なんでそんなことをするのかというと気持ちが楽になるからです。人は自傷行為をすると脳内麻薬が出るらしいです。それで辛い気持ちが少し良くなるといった感じです。ほかにも自分の罪悪感を軽減するためにする人もいます。

というわけで、今日は体調が悪く学校を休み、親も仕事でいなかったためリストカットをしてみました。今日の記事ははじめてのリスカレポートです。

やってみた理由は興味があったからです。メンタルヘルスが良いと言ったら嘘になります。ただやった理由の半分くらいは好奇心というわけです。やってみたら腕にどんな変化が出るのかとか、本当に痛くないのかとか気になっていたのです。また、ネットの海を漂流し、見つけたメンヘラの世界もその一つです。こういう好奇心は幼いころに使い果たすはずなのですが案外そういうわけではないようです。

右手に包丁を持ち、その包丁を左腕にのせます。切った瞬間に思ったことはしびれるような感覚があったことです。すこしビリっとした感じ。そのあと、ほんのりと痛みが包丁と皮膚の間に乗ってきました。ゆっくりと包丁が私の肌を撫ででいきます。皮膚が少しずつ傷つけられているのを文字通り肌で感じました。なにかが切られ、その先が開けていく感覚を覚えました。そして包丁が皮膚を撫で終わると線ができていました。「これがリスカかぁ…」と少々興奮気味に理解しました。
好奇心に壁はないようです。その後も1本だけでは飽き足らず2本、3本、…と数を重ねていき、気づいたら10本ほど線が私の腕に出来上がっていました。少し赤くなっています。ただの線が先ほどのしびれのようにほんのりと赤に蝕まれていきました。内出血みたいな感じで、実際に皮膚の上に血が垂れることはありませんでした。まだ最初なのでね。それでもリスカをしたという事実を私の腕が訴えていました。そしてしばらくその事実とにらめっこしていました。

そしてリスカをして数分後、腕が少しだるいです。注射の時の腕のだるさをやわらげた感じといえばわかるでしょうか。赤みが増してきました。痛みも少し。またしびれるような感覚です。3㎝くらい傷をつけた気がしますが赤く染まっているのは1㎝くらいだけです。

感想です。好奇心と行動力の化学反応はすさまじいと肌で感じました。ある意味、達成感みたいなものを今は感じています。「やってやったぜ。」みたいな。気分は悪くないです。リスカを頻繁にする人たちの気持ちを少し理解できた気がします。今回はそんなに憂鬱な気分ではない状態でやったので痛みはそれなりに感じましたが、憂鬱な気分ではどう変わるのか気になるところです。人体実験も案外悪くないものです。
ストレス発散の方法はいろいろあります。私はよく物をぶん投げてストレスを発散しますが家ですると親にこっぴどく怒られるのでストレスの発散の使用がありません。なのでリスカもストレス発散の手段の一つと知れたことは大きな収穫だなと感じました。

というわけで今日はここまで。社会の「メンヘラ」とかそういうものの理解は浅いです。私も日々の生活で実によく感じます。社会は多様性をうたっていますがまだまだそんなことはありません。差別、偏見、誤情報、いろんなものが根深く残っています。これはメンヘラだけではありません。あらゆる分野でそのようなものがあります。すぐに変えるというのは不可能です。すこしずつ、正しい理解が進んでほしいと思います。私はまだしばらくはなんとかあの世への直行便に乗るのは避けたいと思います。私は今回の記事でアピールを狙ったわけではないことをご理解いただきたいと思います。
私は痛いというのはわかってます。十分にわかってます。そしてのちに黒歴史となって後悔するのもわかってます。すべてわかってますから。
今日は強烈な内容でした。もしかしたら削除するかもしれません。あらかじめご了承を。
ではまた。

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