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口内炎に効く栄養素って?【Happy SMILE】

みなさんこんにちは!8月ももう後半ですね。
まだまだ暑い日が続きますが、夏バテで食べるものが偏っていませんか?


みなさんは偏った食生活で口内炎ができた経験はありませんか?


口内炎ができる原因

口内炎とはそもそも、口の中や周辺の粘膜の炎症のことです。
画像のような口内炎は「アフタ性口内炎」と呼ばれるものです。


口内炎ができる原因は様々ですが、

・粘膜の傷
・免疫力の低下

が主な原因と考えられています。

傷ができる原因には

・自分で噛んでしまう
・火傷
・矯正器具などがあたる

などがあります。

免疫力の低下の原因としては、

・ストレス
・栄養不足
・睡眠不足

などが挙げられます。
今回はその中でも栄養不足にフォーカスしてお話していきます。

口内炎対策になる栄養素

口内炎の予防、治療に有効とされている栄養素は主に3つです。

・ビタミンB2
ビタミンB2は脂質の代謝や、皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生に関わっています。
レバーや納豆、アーモンドなどに多く含まれます。

・ビタミンB6
ビタミンB6はたんぱく質の分解や、免疫機能の維持に関わっています。
マグロやカツオなどの魚類のほか、米ぬかやバナナにも多く含まれています。

・ビタミンC
ビタミンCは免疫機能の維持や、コラーゲンの合成に使われ皮膚や粘膜を健康な状態に維持するのに不可欠です。
野菜や果物に多く含まれますが、イモ類にも比較的多く含まれています。
ちなみに、100gあたりで比較するとレモンよりもゴールデンキウイやアセロラの方が多くビタミンCが含まれています。

口内炎になってしまったとき、食事が辛いかもしれませんが意識して摂ってみましょう。

口内炎のとき控えた方がいい食べ物

反対に、口内炎のとき控えた方がいいものとして、
・刺激が強いもの
 辛い料理
 濃い味付けの料理
 熱い食べ物や飲み物

・ビタミンを消費してしまうもの
 脂質の多い食事
 お菓子

があげられます。
口内炎ができてしまったときは治るまで控えた方がいいでしょう。

「口内炎ができる原因」の項目でも紹介しましたが、栄養だけが口内炎の原因とは限りません。何度も繰り返す、なかなか治らない、そんな場合は一度耳鼻咽喉科などの診察を受けましょう。

夏に限らず口内炎はできてしまうものです。
できないことがベストですので日ごろから栄養や睡眠に気を遣いましょう!


最後まで読んでいただきありがとうございました!
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今回の記事は管理栄養士の本田が担当しました!



参考:
https://www.chocola.com/kounaien/symptom03/
https://www.otsuka.co.jp/college/nutrients/vitamin-b2.html
https://patients.eisai.jp/kojosengan-hhc/useful/meal/stomatitis/index.html


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