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女のこころの矛盾

30年生きてきて1番夢中になった人に
置いてけぼりにされてから
モヤモヤぐるぐる考える癖がまた酷くなって
文字にしてすっきりしてみることにする。

私は割と「女の子っぽい」「女子」
「女性らしい」と言われる方だ。
見た目と趣味の話であくまでも第三者目線。

幼い頃から割と自分は「女の子」と意識して
生きてきたと思う。
けど、いつからか「もしかして馬鹿にされてる?」と思うことが増えてきた。
「女の子だからしなくていい」「必要ない」
ん?何だこれは、、
言われれば言われるだけイライラしてくる、、
これって何の感情なんだろうか。

気づけば私は見た目「女の子」っぽい
中身は「女の子って言われたくない反骨精神の
塊」みたいな妖怪になってしまった。

母はしっかり気づいて分かっていたし
諦めていた。
「あんたが見た目通りの心も女の子で
女の待遇を受け入れられるタイプだったらね
さっさと嫁に行ってるのにね」だって。
おいおい、論点ずらされとる、、!!

要するにそういうことで、
実は私もそう思っていたところだった。
気づくの遅かった。華の20代は終わり、
気づけば地に足つけないと、な30代へ。
もうさすがに「女の子」とは言われないけど
「女」であることでどうも気に食わないことは
世の中まだまだ多すぎる。

女の幸せは「結婚」「妊娠」「出産」だとされ
職場では結婚と産休の話ばかりされる。
同じ職種で多くの同期と働いてきたが
気づけば自分の同期の女の子たちは
同期の男の嫁になって仕事辞めてる。
同じ仕事してるのになぜか男が先に出世するし
入社した時の給料が男女で違う。
もちろん任される仕事にも男女違いが出てるし
どちらかが必ず贔屓されてる。
なのに女がする仕事は簡単だとされ、
適当にあしらわれる。誰でもできる、と。
それが家庭にも現れる。

家事をするのは女性だとされ
男は外で働き稼いでくるものだから
家では何もしなくていいそうだ。
、、は?何で?
女性も外で働いて稼いできてるんだけど、、、
同じじゃね??
「同じじゃないわ、俺の方が大事な仕事して
難しい仕事こなして、重要ポストについてんだから
俺の方が偉いんだわ」
、、、は?私も大事な仕事こなしてるんだけど、、、

とまあ、こんなふうに最初の会社組織での
私の愚痴に戻るわけです。
男は勝手に女より偉くて、
重要な仕事をしてると思ってる。
でもそれはその通りで、そういう仕組みに
なっちゃってるから。
女は仕事辞めて家庭に入って子育てして
献身的な妻になるものだって決まってるから。

こう考えている人が多いようだ。
現に私の両親もそうなんで、、
母は分かってくれてるけど。
そんな私も結局は私の嫌いな「女」であることを
武器に仕事をし、日常の恩恵を受けている。
甘えてる部分ももちろんたくさんある。

だからこそ、
日々日常で繰り返し思うこの矛盾した
感情を他の誰かにも知ってほしい。


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