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「叱れる」リーダーですか?成果を出す組織にするためのリーダーの言葉_Ver.2

前回は、「叱る」について具体的な方法についてご紹介しました。

「叱り方」を実践したとはいえ、どうしても関係性が悪くなったりしますし、褒める事とのバランスも気になったりすることと思います。

今回は、「叱った」後の関係性修復と、褒めるとのバランスについてポイントをお伝えします。

◆叱った後、関係性の修復をどのようにするか?

叱った後の関係性の修復については、誠実な謝罪、反省、配慮の言葉を述べることが有効です。

STEP1 : 誠実な謝罪
まずは、感情的になって相手に失礼な態度をとってしまったことに対して、誠実に謝罪しましょう。
例)「あのとき感情的に怒鳴ってしまったのは、取引先のトラブル処理の直後で、イライラしていたからなんだ。本当に申し訳ない」
STEP2 : 反省
自分の何が悪かったのかを振り返り、反省しましょう。
例)「トラブルがあったからといって、イライラを人にぶつけてしまうなんて、大人として恥ずかしい」
STEP :3 配慮の言葉
その上で、相手に対する配慮の言葉を述べることです。
例)「嫌な思いをさせて、本当に悪かったと思っている」

これらのステップを踏むことで、相手に誠意が伝わり、関係性の修復が進みます。ただし、これらは一般的な例であり、個々の状況により適応が必要です。
また、叱った後の関係性の修復は、相手の感情や反応を尊重し、自分の行動を見つめ直すことが重要です。

◆叱ると褒めるのバランスは?

先に褒める
人間の印象は「最初で決まる」と言われています。そのため、叱る前にまず褒めることで、その後の叱りの印象が和らぎ、より受け入れやすくなります。
褒めるメリット
褒めることで、相手の「内発的動機づけ」を高めることができます。これは、自分自身の内面からわき起こる興味や意欲によって、動機づけされている状態を指します。
叱るときのポイント
叱るときは、その行動がなぜ問題であるかを具体的に説明し、どのように改善すれば良いかを示すことが重要です。
褒めるときのポイント
褒めるときは、具体的な行動や結果を褒めることが重要です。また、褒めるべき行動をしたら、すぐに褒めることが効果的です。
組織の士気を見る
褒める・叱るの効果を測る方法として、組織の士気を見る方法があります。職場の士気が低いと判断された場合、褒めることと叱ることのバランスが崩れている証拠かもしれません。

これらのポイントを意識することで、叱ると褒めるのバランスを適切に保つことができます。ただし、これらは一般的な例であり、個々の状況により適応が必要です。
また、叱ると褒めるのバランスは、部下の成長と職場の環境に大きく影響しますので、注意深く管理することが重要です。

私は実際に、前回の記事に書いてあるように伝えられたことがあるのですが、内容はとてもわかり理解することができました。
しかし、相手との関係性を考えると、どうしてももやもやとしてしまったことがありました。
もっと別の言い方、伝え方もあるのではないかと。
よくよく振り返ると、「叱ること」がゴールになっているようでした。つまり、伝えている側の人は、自分のストレスやもやもやしている感情も一緒になっていたのです。

この目的が変わってしまうことについては、また別途触れていきたいと思います。※こちらの記事

これらの情報が、「叱る」ときのポイントや「叱った後」の関係性の修復に役立つことを願っています。

最後までお読みくださりありがとうございます。


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