町屋陽平

組織及び事業の本質改善コーチ|国際コーチング連盟アソシエイツ認定コーチ|(一財)生涯学…

町屋陽平

組織及び事業の本質改善コーチ|国際コーチング連盟アソシエイツ認定コーチ|(一財)生涯学習開発財団認定マスターコーチ|(一社)日本スポーツコーチング協会認定 スポーツコミュニケーションアドバイザー&コーチ

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  • スポーツコーチング

    日本スポーツコーチング協会東北支部です。 研修のご案内や指導者やコーチの皆さまへのお役立ち情報を発信していきます。

  • コミュニケーションデザイン

    あなたのコミュニケーションを変える一手を紹介します。 2週間毎に更新します。 1つ1つのテーマに対してのホームワークを取り組むことで、あなたのコミュニケーションが変わっていくことを期待しています。

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自己紹介_Vol 0.4_町屋陽平の少し

自己紹介_Vol 0.2に続き、また私の少しをご紹介します。 このVol 0.4では、"コーチングとの出会い"についてお話します。 マネジメントとして、また他部門を横断的に関わってきた私は、これらを観察し、じっくり聞くことで、物事の本質を見出し一緒に考えるというスタンスで解決してきました。 会社員時代は、製造や営業、総務、工場管理、品質管理、物流など、様々な部署に関わり管理をする部署に所属していました。各部門の文化や考え方、そこれ働く人それぞれの価値観など多様な中、会社

    • 目標設定に少しだけスパイスを

      2024年の春、入社式や入学式、異動など、新たな環境(人や配置、役割など)が少しずつ見えてきていることでしょう。自分の役割や一緒に過ごす相手の個性も明らかになってきたことでしょう。 新しい年度が始まり、目標を考える必要も出てくるかもしれませんが、引き継ぎや新しい環境に慣れることが先になってしまって、目標設定に取り組む余裕がないかもしれません。私自身、4月3日から新しい環境に身を置いていますが、最初は目標を考える余裕がありませんでした。 少し慣れてきた今、改めて目標設定に取

      • 「叱れる」リーダーですか?成果を出す組織にするためのリーダーの言葉_Ver.3

        これまで「叱る」について、2回に分けてご紹介してきました。 「叱ること」の方法を学び、実践しても、どうも「叱ること」がゴールになっていると、相手への伝わり方も変わってきます。今回は、このゴールのすり替えがなぜ起こるのかを考え、そして、その対策についてもご紹介します。 ◆「叱る」ことがゴールになっていた 管理職の方にとって、部下のマネジメントは一番の悩みの種ではないでしょうか? 私は初めて部下を持った時、なかなか成果を出せず苦労した時期がありました。この時の自分は、部下の

        • 挑戦と失敗、成功の証し

          「桜は必ず咲く」 この言葉には、深い哲学が込められています。 しかし、その真意に向き合うことは、私たちにとっては決して簡単なことではありませんでした。私自身も、美しい話や出来事が現実に存在するのか、疑念を抱いていました。 ◎失敗は次への挑戦の糧となる 失敗について考えてみましょう。 受験で不合格になった瞬間、私たちは非常につらい思いをします。 しかし、その失敗は、私たちが「志望校を目指すという挑戦をした」という証しでもあります。 そして、その失敗は次の挑戦の糧となりま

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          「叱れる」リーダーですか?成果を出す組織にするためのリーダーの言葉_Ver.2

          前回は、「叱る」について具体的な方法についてご紹介しました。 「叱り方」を実践したとはいえ、どうしても関係性が悪くなったりしますし、褒める事とのバランスも気になったりすることと思います。 今回は、「叱った」後の関係性修復と、褒めるとのバランスについてポイントをお伝えします。 ◆叱った後、関係性の修復をどのようにするか? 叱った後の関係性の修復については、誠実な謝罪、反省、配慮の言葉を述べることが有効です。 これらのステップを踏むことで、相手に誠意が伝わり、関係性の修

          「叱れる」リーダーですか?成果を出す組織にするためのリーダーの言葉_Ver.2

          「叱れる」リーダーですか?成果を出す組織にするためのリーダーの言葉_Ver.1

          先日、部門長の方とのセッションでこれを聞いて、はっとした瞬間でした。 コーチングの関わりは、問いかけ、相手に考えてもらい、発言してもらい、主体的な行動をうながします。 これは同時に相手に責任を負わせるものであるため、行動を起こす、チャレンジが前提として発生します。 つまり、自分で考え、決めて、行動させて、その結果も自分で受け入れさせるという、とても厳しいものです。 今の世の中を見ていると、ハラスメントはだめですから、コーチングの関わりがベストですよ、と、概念だけが独り歩

          「叱れる」リーダーですか?成果を出す組織にするためのリーダーの言葉_Ver.1

          今から未来を描く

          こんな風に想っているマネージャーやリーダーは少なくないでしょう。 セッションでもこのようなテーマを持ち込んできます。 How toを手に入れたい気持ちはよくわかるのですが、これ!といった正解はないのです、、、しかし、これまでのセッションの経験から次にように思考を整理していただき、今相手との関係はどうか、状況はどうかと観察しながら、考えていただきながら、以下の質問例を使ってみるようご提案をすることがあります。 まずは、質問例に行く前に、準備段階のお話をします。 ◆Step

          今から未来を描く

          自己紹介_Vol 0.2_町屋陽平の少し

          プロフェッショナルコーチの町屋陽平です。 私は、社会の豊かさを促進するために、自らの枠を超えて新たな挑戦に取り組むことが重要だと考えています。私はビジネスパートナーに対して、「変化の激しい時代に対応するために自己変革を図りたい!」という思いを持ちながら、過去の経験や実績を誇りに思いながらも、彼らのモチベーションや行動力を向上させるためのコーチングを提供することで、その実現が可能だと信じています。 モチベーションや行動力を向上させるための源泉、話を聞くことの威力とはなんでし

          自己紹介_Vol 0.2_町屋陽平の少し

          自己表現とパフォーマンス

          日本と世界のギャップ 甲子園での慶應高校の優勝により、主体的に考える選手の育成などが話題になっていますが、私は陸上競技をしていたので同時期に開催されていた世界陸上ハンガリーブダペスト大会も見逃せませんでした。特に女子陸上選手たちのお洒落に注目しました。 女子100メートルでは、シャカリ・リチャードソン(米国)が3センチはある長いピンクのネイルで出場し、編まれた髪は赤や黄色とカラフルでした。髪色といえば、シェリーアン・フレイザープライス(ジャマイカ)も恒例の奇抜なウィッグで

          自己表現とパフォーマンス

          質問で伝わるメッセージ

          「おまえんとこの部署なんか暗いよな。」 新設部署へ異動して3カ月くらいのときでした。 元々同じ部署で働いていた先輩社員からの一言です。 職場の雰囲気は、上司によって大きく変わります。 その当時のオフィスフロアはオープンで、部署内はもちろん、他部署同士でも横断的に、数百人がすぐにコミュニケーションがとれる環境でした。一方で、部署内でのやり取りの姿や、話していること、雰囲気も同時によくみえてしまう環境でした。ある部署は明るく、ある部署は暗く、ある部署は殺伐とした、、、といっ

          質問で伝わるメッセージ

          スポーツコーチング基礎講座 宮城開催 7/15-16

          グッドコーチとは? 文部科学省は、スポーツ指導の質が向上し、スポーツ界全体の発展にも寄与することを期待し、"グッドコーチ"を定義しました。 この"グッドコーチ"に求められる資質能力は、次のように示されています。 この"グッドコーチ"が活躍することにより次のことが期待されるのではないでしょうか? ―そんな未来が実現すれば、日本は、世界は、どうなると思いますか? そんな未来を創るために開発されたのが、日本スポーツコーチング協会が提供する"スポーツコーチング"です。 こん

          スポーツコーチング基礎講座 宮城開催 7/15-16

          言い訳させる

          みなさんは、ケアレスミスをする人でしょうか? それともあまりしない人でしょうか? 先日、私はお客様へ書類を提出した後にミスに気が付きました。 言い訳をすると、データ量が多く、どこでどう間違っていたのかすら、 自分で確認しても気がつきませんでした。 こうしたケアレスミスは、どんなに気をつけていても、なかなかなくならないものと思います。 誤字脱字、計算ミス、人の名前のミス、提出日の誤認、メールの返事、、、 気が付くといろんな場面でケアレスミスをして、気づいたときにはもう遅い、

          言い訳させる

          対話への心構え

          私がいた食品製造業は、製造業の中でも労働災害発生率が高く、また、他産業と比べ労働災害の発生頻度が高いです。 厚生労働省の労働災害動向調査によると、食料品製造業で発生した休業4日以上の労働災害の年千人率(労働者1000人当たりの年間発生死傷数数)は5.7と全産業、製造業全体(2.6)の約2倍で、労働災害の多い建設業の4.5を上回っています。 それは、安全衛生管理の仕組みの形骸化や社内での情報共有不足が課題があるからです。そのため、農林水産省が実施した調査からは、教育を通じた安

          対話への心構え

          ほめることの落とし穴

          いつの時代も、管理職によく読まれているのは「褒める技術」や「褒める言葉」「褒める方法」などのタイトルの書籍や雑誌特集があります。 マネジメントにおいて、部下を適切なタイミングで、適切なポイントを「ほめる」ということは、部下の仕事への意欲を高めたり、成長を促すことができるため重要です。 僕自身、会社人生を振り返ると、ほめられることは少なかったです。 そのため、部下を持つとやはり同じようにするもので、ほめることも少なかったです。 あとからその時の上司から聞いたのですが、

          ほめることの落とし穴

          環境が人格形成に与える影響

           大学1年次の生物の講義で、「人の性格はずっと変わらないか」というテーマでレポートを書いた記憶があります。  この時私が参考にしたのは、一卵性双生児が赤子の時に違う国と家族で育てられた場合どうなるのか、という研究をした論文で、当時の私にはとても衝撃的でした。  この時は、まだ事例が少なかったのですが、最近また同じようなレポートがあったようです。 ※こちらです。  人間は様々な特徴や個性は遺伝子による影響を強く受けています。  例えば、IQは80%が遺伝するといわれ、遺伝子が

          環境が人格形成に与える影響

          どれだけ知っている?

           久々にお会いした時、こんなやりとりをしました。  その後はちょっと気まずくなりました。  あの人はこうだ、きっとこうするだろうと判断をしたために、相手に関する情報が限定され、古い情報のままで接していました。  でも、それって本当でしょうか?  過去の関わりや自分の思い込みで接していないでしょうか?  後日談として、、、  人は日々変化しています。  たとえ、小さな変化であろうと、それが積み重なりると、大きな変化になります。  あなたは過去のことを言われて、「今は違う

          どれだけ知っている?