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日本人お断りのラーメン店の論点

沖縄のラーメン店の店主が、マナーが悪いとの理由で日本人の来店を禁止したことが話題となっている。賛否両論るのだが論点はそこか?と、言う話。

*写真のラーメンは話題のラーメン店のものではありません。

2種類の意見

反対か賛成か日本人のマナーが悪いのか店主に問題があるのか?という2つの意見ではなく、実は人のせいにするのか自分の反省にするのかの2種類の意見の対立だったりする。日本人のすべてがマナーが悪いわけではない。このような意見は「自分は違う」という主張と取れる。店主にも問題があるのではないか?の意見も「自分は悪くない」という主張。それに対して、日本人のモラルが低下しているように思うので気を付けなければならないという意見。これは「自分も反省しなければならない」という意見。無論、日本人には自虐の傾向もあるように思っているので必ずしも「自分も反省すべき」という意見がちょっと大人の意見だとは言わない。しかし、なんとなく2種類のタイプに分けられそうな気はする。

極論から言えば

極論は「店主の勝手」なのでどうでも良い。売買契約は双方の合意あってのものなので、弁護士とか行政書士とかのように法的に禁じられていないのなら、気に入らない客と取引する必要などない。「店主の勝手」は第3の意見として散見されるが、実はこれは意見ではない。「論じるまでもない。」と、言う話で意見する前の段階。

何が大事なのか

この事例に限らず「問題提起」があり、そのことへの答えが「犯人捜し」で良いのだろうか?「誰が悪い」とか「双方に問題があるのではないか」とかは提起された問題の答えとして正しいとは私は思えない。なぜなら何も解決も改善もされないから。個々の事例についてどうこうではなく、それをきっかけに進歩・改善につなげる必要があるのではないか?大事なことは「向上すること」と、言う視点で考えるように心がけたいと私は思う。


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