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例えばドラクエ

私の頭の中では具体的事例があって、それについての内容なのですが、誰にでも当てはまるように意識しながら書いてみようと思います。

スライム討伐

冒険が始まり、ちょっとした装備を整え町の周辺で戦ってみる。「スライム!?」なんか弱そうな敵が1匹出てきた。最初は自分のHPもほんの少ししかなく、3ポイントのダメージが致命傷になる。数ターンの死闘を乗り越える。「勝った・・・」。勝ったのだが瀕死になった。町に戻り宿に泊まり翌日(ゲームの中での)またスライムと戦う。それを数日繰り返すとスライムの集団に襲われても勝てるようになる。この辺りにはもう敵はいないぜ!と言う自信と実力が付いた。そして物語は次の町へ・・・。と、なるのが普通なのだが、そのまま最初の町でスライム狩りを延々と続けているとしたらどうだろう。

レベル99

スライムでも経験値は入るので、最大レベルまでスライムのみを倒し続けても到達することができる。しかし、時間が膨大なかかるし、なんと言っても面白くない。そんな荒行に一緒に挑戦する仲間がいれば良いが一人では苦しいだけ。誰にも発表しないとか、発表しても誰もみてないとか地獄だろう。しかも、地獄の荒行の末に手に入れたレベル99は、実はまったく中身がない。物語が進んでいないので今後の展開など何も知らない。他者と話をしても全く通じない。レベル99なのにしっかり冒険を進めたレベル60の方が話題も豊富だしよほど充実している。

勇気を出そう。

「シルバーデビルはヤベェ。あいつにあったら死ぬかもしれない・・・。」、「ギガンテスより強いアトラスが出てくる・・・」とか、話だけ聞くと怖くなるのだが、普通に進めていけば突破できるのだ。多少苦戦しても少しレベルを上げればじゅうぶんに対応できる。しかし、「怖そう・・」とビビッてしまい、楽勝で勝てるスライムとばかり戦っているとそれは時間の無駄でしかない。もはやそこから得るものはほとんどない。後から始めた者にあっという間に追い越される。先に進む勇気を振り絞ってみないか?海の敵は強いけどとりあえず船を取ろうぜ。

目的から考える

「先に進む」ってなんだ?どこを目指してるんだ?と言うように迷子にならないために最初に目標・目的を設定する。結果的に違うところに到達することもあるがそれはそれで問題ない。アメリカ大陸発見だってそのパターンだし。「どうしたい」「どうなりたい」のゴールを設定していないと泥沼にはまることになる。とりあえずゴールまで行けば次の目標が設定できる。つまりは先に進める。

そりゃ、むなしいさ。

限りある人生。スタート付近でのスライム狩りで終わって良いのか?一緒にスライム狩りをしていた仲間はどんどん先に進んでしまうぞ。そいつらは君を裏切ったんじゃないんだよ。君よりも先に気が付いただけなんだ。誰もいないところでじゅうぶんにレベルが上がってからのスライム狩りはむなしいだろう。

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