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読んでくれる人がいる①(文学フリマ東京37)

文学フリマ東京37、肝心の当日ルポを書きたかったが、さぼり散らかしてしまった。せめて月をまたぐ前には済ませねばと思いnoteを開く。

前回は、購入くださった方とのささやかなやりとり(どうして買おうと思ったか、決め手を聞いたりした)をメモしておき、後日noteで①~④に分けて紹介した。

今回、途中で席を1時間半ほど外さなければならなかったこと、文学フリマ初参加の友人に店番を頼んだこともあり、同様のやりとりはしないことにした。

もちろん、自然にコミュニケーションが発生する場合はありがたくお話しさせていただいたし、購入いただいた履歴は簡単にメモしておいた。

メモはこんな感じ

当日の感想と、ブースでの様子を簡単に振り返っていきたい。

1人目

12時19分。ブースを見て少し歩く速度をゆるめる方がいたのでサンプルの立ち読みを勧めたらなんと初っ端からセットで購入くださった。前回もそうだが、1冊目が売れるまでの間、どんどん不安が深まる。(もしや全然売れないのでは…)と顔色が悪くなりかけていたところだったので、とても励みになった。

キリのいいセット価格を設定したのが功を奏したか

2人目

12時29分。「noteを見て来ました」とのお言葉に歓喜。やはり読者さんとお会いできるのはうれしい。すぐさまセットで購入くださり、お礼を伝えたら名刺をいただいた。その方は私が暮らしている県で整体師をやっていた。

本当に偶然なのだが私は数ヵ月前から左肩と首が痛かった。(これは整体か? 整骨院か…?)などと考えてはいたものの調べるのがおっくうで、寝違えたような鈍い痛みを放置していたのだ。

これは行けということだな。縁を感じて、翌日にお邪魔した。しっかりほぐされ首肩快調。後日、その方もnoteで紹介して下さった。重ねて感謝。

3人目

すでにサンプルを立ち読みしていた方が、こちらもセットで購入くださる。(キリのいい金額の方が買いやすいだろう)くらいの気持ちで設定したが、思ったよりもスパパンと売れたため、この時の私はセットの効果に驚いている。

***

12時50分。しばし店番をしてくれる友人登場(以下、Omameさん)。ブースでの過ごし方について説明し、もし余裕があればお客さんの履歴をメモに残してほしいと伝え、カフェへ。ここから約1時間半、津村記久子さんの講演をウェビナーで視聴。このために呼んだOmameさんだった。

以下、私が席を外していた間のOmameさんメモ。

4人目

13時7分。やや遠くから見て下さってたので声をかけたら、長めに立ち読みしてくれました!「使いどころ~」の方ご購入!

5人目

13時36分。サンプル手に取ってややすぐに買いますと言ってくれました!タイトルが気になったそうです。

6人目

13時42分。2冊ともじっくりサンプル読んでくれました!セットでお買い上げ◎

Omameさんの丁寧で誠実な人柄が伝わってくる。私はこのあとブースに戻りバトンタッチ。Omameさんはここへ来るまでにいくつか目星をつけていた作品があるそうで、いそいそと会場へ繰り出していった。人混みに消えていく背中へ感謝の念を送る。

7人目

14時35分。サンプル立ち読み後、セットで購入! 『つぶつぶ10年』のチラシを見て「絵がかわいい~~」と言い、こちらも持っていってくださった。マスクの下でニマニマしながら見送る。

当日持っていったチラシ

さくさくと短めにいこうと思っていたが、やはりうれしい場面が思い出されてつい細かく書いてしまう。今回21人の方が購入くださったので、この振り返りは全3回になりそうだ。

冒頭で「月をまたぐ前には済ませねば」と書いたが、うん…月、またぎますね。でもまあ誤差ということで。本日は以上です。

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