Youkan

LINEスタンプ販売してます→ https://store.line.me/stick…

Youkan

LINEスタンプ販売してます→ https://store.line.me/stickershop/author/1639011/ja お問い合わせはこちらにお願いします:youkan95@outlook.jp

マガジン

  • 五十音の私

    五十音順で、一日一音を頭文字にあててタイトルとし、内容に沿った自己紹介エッセイを書いていきます。

  • 文学フリマ37まとめ

    文学フリマ37(2023.11.11)の準備過程と当日のレポートをまとめています。

  • 文学フリマ36まとめ

    文学フリマ36(2023.5.21)の準備過程と当日のレポートをまとめています。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介

はじめまして、Youkanと申します。羊羹のようかんです。 2020年5月に支給されたコロナ禍一律給付金を使って憧れのiPadを買い、LINEスタンプ作りを始めました。その際につけたクリエイターネームです。 本当は自分の下の名前をそのままクリエイターネームにしようと思ったのですが、すでに使われており(凡庸な名前)設定できなかったため、どうしようかと考えつつ冷蔵庫を開けたところ、実家から送られてきた水ようかんがあったので「それでいいか」と安易に決めました。 趣味は読書、映画

    • 【き】キスマーク(五十音の私)

      「Yちゃん、キスマークついてるんだって」 「え? おおーん? へえ~?」 中学生の頃。ある日、よく話す友達が声をひそめながら言ってきた。 キスマーク? あの、アニメとか漫画でよく出てくる、主人公のほっぺたとかにぶちゅぶちゅついている真っ赤な跡のことだろうか。それがなぜYちゃんに? さりげなくYちゃんを見たが、どこにもそんなものはついていない。 「ちょっと待って! キスマークって意味分かる?」 「ん???」 期待したような反応がないことですべてを察したのだろう。友達は、

      • 【か】カロリーメイト(五十音の私)

        小学校低学年の頃は、夏になるとちょくちょく町民プールへ行った。保育園時代にはすでに「健康優良児」と称されていた私(大人になって母から聞いた)。当時も相変わらずぽちゃぽちゃしていたはずだが、まだコンプレックスという概念がなかったため周りの目などひとつも気にならなかった。 プールサイドをずんずん進み、生あたたかい水に浮かんだり潜ったり、疲れたらジャグジーに浸かったりと、自由に過ごしていた。 十分に満喫したらプールから出て更衣室で着替え、荷物を持っていそいそと2階へ上がる。広々

        • 【お】弟へのダルセーニョ(五十音の私)

          電車通勤中、大きく鼻をすすりながら隣に座ってくる男性がいた。ティッシュを持ち合わせていないようで、しきりに手の甲で鼻をぬぐい、つらさをやりすごすように上半身を丸めてうずくまり目をつぶっている。 似ているところは一つもないのに弟を思い出した。年下に見えたからだろうか。しかし年下っぽい男性に反応していつも弟を思い出すわけではない。鼻をすする姿? 確かに弟も鼻炎持ちだが、几帳面な性格なので常にティッシュを持ち歩いている。 なんだろう。不思議な現象だったので掘り下げてみてふと気が

        • 固定された記事

        自己紹介

        マガジン

        • 五十音の私
          7本
        • 文学フリマ37まとめ
          9本
        • 文学フリマ36まとめ
          21本

        記事

          【え】演劇と吹奏楽(五十音の私)

          中学、高校と吹奏楽部だった。中学ではトロンボーン、高校ではホルンを担当した。楽器の良い点は、練習の成果が分かりやすいことだ。 はじめはかたいばかりだった音が、吹き込みを続けるうちにだんだんと丸く、やわらかく、のびやかになってくる。自分の出す音が気に入っていた。 合奏も好きだった。楽譜に沿って演奏するのはリズムゲームのような面白さがあったし、たくさんの楽器の音が混じり合って一つの音楽を成すことに純粋な感動があった。 何よりもうれしいのは音が変わる瞬間に立ち会えることである

          【え】演劇と吹奏楽(五十音の私)

          【う】馬がいる町(五十音の私)

          馬がいる町で育った。休みの日、父が運転する車に乗って少し遠くの市まで遊びに行くときには決まって窓の外を眺めた。大きな牧場がいくつもあり、茶色や白、大きいのから仔馬まで、何頭もの馬が現れては景色とともに後ろへ流れていく。私の地元はサラブレッドの名産地なのだ。 夏は緑の芝生の上を、冬は真っ白な雪の上を、ときにのびのびと駆け、ときに静かに歩いているその姿。 幼いころは乗馬体験やホーストレッキングもよくさせてもらった。目の前に馬の頭があり、ぱっか、ぱっか、とリズミカルに揺れる特別

          【う】馬がいる町(五十音の私)

          【い】いりえ(五十音の私)

          はじめこのエッセイについて考えたとき【い】いくらが食べ放題と書いた(詳しくは上記noteの後半参照)ものの、3行くらいで説明できる内容だし、それよりも書かなきゃいけないことがあるわ、と気がついて表題の通りに変えた。 一応いくら食べ放題についても書いておくと、実家が北海道で、いくらはシーズンになるとおすそ分けなどでよくいただいていたので残量を気にすることなく好きなだけ食べられた、というただそれだけの内容だ。 *** いりえは地元にあった本屋さんの名前である。入り江―。海に

          【い】いりえ(五十音の私)

          【あ】あまりにもずぼら(五十音の私)

          まあ、ずぼらでしょう。という自覚がある。生活にずぼらだ。他人に迷惑をかけたくないから仕事はそれなりにきちんとやる。基本的に時間や約束は守るし、お金も借りない。ずぼらな人間は面倒なことが苦手だ。他人に迷惑をかけて人間関係がこじれるといろいろと面倒になる。 ずぼらを露呈、というか解放するのは家の中だ。翌日が休みで人と会う予定がないならシャワーは浴びない。ごみ袋は一見ぱんぱんでも限界までねじり込む。ほこりがかなり目立ってこない限りは自主的に掃除機をかけない。排水溝の網に多少髪の毛

          【あ】あまりにもずぼら(五十音の私)

          毎日書く、さらりと書く

          相も変わらず書くことの周りをうろうろしてばかり。何かしらイメージは浮かぶが、いざPCやポメラを開くと頭が真っ白になってため息をつく。仕方なく読む方に戻る。 以前、書くことに関するウェビナーで紹介されていた『文章読本』(吉行淳之介選)。 谷崎潤一郎、萩原朔太郎、井伏鱒二、川端康成、三島由紀夫、小島信夫…。名前は見知っていても作品は読んだことのない人たちばかりだ(小5の頃からいろんな本を読んできたつもりだが、こう書くと自分は全然読書をしていないのではないだろうかと一瞬自信をな

          毎日書く、さらりと書く

          書くことがこわい?

          書きたいことの断片は毎日浮かんでくる。起きがけのシャワー中、午前中のバスのなか、本屋の店番をしているとき、帰りの電車のなか、食事が終わって洗い物をしているとき、微細な合間合間。 シャワー中なら、どうにかして浴室を出るまでに覚えておく。それ以外のときは読書や作業、仕事の手をすぐに止めてスマホを開き、メモしておく。 短いものなら単語数個、長いものなら二段落分くらいの文章。さまざまな切れ端がスマホメモに記されている。 いったん寝かしておき、いつか別の断片とつながって一つの文章

          書くことがこわい?

          本屋のことあれこれ

          間借りで本屋をしている。 お店の宣伝のために専用のアカウントでちまちまSNSを更新しているが、そちらは「~ですます」調で書いており、なんとなく自分にはやはり「~である」調が書きやすいのだなとは後になって思ったのだが途中で変えるのも変な気がして、使い慣れたYoukanの方のnoteでも適宜いろんなことを書いていこう、もう本屋のこともごちゃ混ぜだ、と振り切って今これを書いている。 オープンから約3週間。先週は初めての、お客さん完全ゼロ週間だった。 知名度もないし、強い「引き

          本屋のことあれこれ

          本屋をやっています

          今年2月1日から本屋をやっている。とつぜん本屋をやることになった経緯は下のnote(お店のアカウント)で説明している。若干キャラが違います。 簡単に経緯を抜粋すると以下のようになる。 年末から怒濤のスピードで物事が動き、自分からするとこれはもう「やるしかない」と単純に思えるほど全ての流れがお膳立てされているようで、本当にあまり後先考えずに始めてみてしまった。 すでに本屋をされているハリ書房さんの店舗内で間借りするため、開業に際して一番ハードルが高い物件問題はクリアできた

          本屋をやっています

          他人じゃなく、自分に目を向ける

          昨年末、仕事に関することで大きな変化があった。私は12星座占いが好きで、石井ゆかりさん、しいたけ.さん、七嶋ナオさんが書く週間や半期、年間の無料占いを書かさず読んでいるのだが、そのどれも共通して指摘していたのが「人生の劇的な変化」だった。 本当に流れるように、周辺の景色がものすごいスピードで変わっていくのを目の当たりにした。そして自分的には自然な行動―流れに抗わず、乗ること—を選択した。端的に言うと昨年3月に転職した会社を辞めることになり、まったく新しい、けれど憧れていた仕

          他人じゃなく、自分に目を向ける

          一万円選書のカルテから③

          ①、②の続きです(今日でおしまい)。 北海道にあるいわた書店さんに一万円選書をしてもらえることになり、選書の際に必要となる「カルテ」を記入、提出したのが昨年のこと。久しぶりに思い出したので、当時のカルテの設問と私が書いた回答を紹介していきたい。 (質問から少しずれたことから書きますが)今年いっぱいで今の会社を辞めることにしました。仕事自体は好きですが、会社から求められる働き方をしていると、どうしても物理的に私が今後大切にしていきたいものが疎かになると思ったからです。私が一

          一万円選書のカルテから③

          一万円選書のカルテから②

          昨日の続きです。 北海道にあるいわた書店さんに一万円選書をしてもらえることになり、選書の際に必要となる「カルテ」を記入、提出したのが昨年のこと。久しぶりに思い出したので、当時のカルテの設問と私が書いた回答を紹介していきたい。 『ダレン・シャン 奇怪なサーカス』(ダレン・シャン著) 『モモ』(ミヒャエル・エンデ著) 『はてしない物語』(ミヒャエル・エンデ著) 『てのひら童話』(おーなり由子著) 『天の瞳』(灰谷健次郎著) 『こころのチキンスープ』(ジャック・キャンフィールド

          一万円選書のカルテから②

          一万円選書のカルテから①

          今日から冬休み。長めに自宅を空けるので移動のおともに文庫本を持ち出してきた。いわた書店さんの一万円選書を通して購入したまま積読になっていた『カーテンコール!』という連作短編集だ。 いわた書店さんの一万円選書はメディアでも取り上げられており、それなりに有名なサービスだと思う。選書を希望する人は、年に数回の受付期間中にメールで申し込みをする。その後、毎月抽選が行われ、1回につきだいたい数十名が当選する仕組み。 毎年、なんと3700通ほどの希望申し込みがあるという。実際、私もこ

          一万円選書のカルテから①