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豊かさの本質が変わる

コロナで世界が大きく変わっていきました。
日本も去年の緊急事態宣言以降、時代が大きく変わるその狭間にいることを実感している日々。
生活に制限が入って早くも1年以上が経つ中で、本当の豊かさはどこになるのだろうと考えた人は少なくないはず。
今までの豊かさとこれからの豊かさには、どんな違いがあるのだろうか?

これまでの世の中で言われる豊かさ。
例えば家に関して言えることは、
場所や便利さなどのスペックが豊かさであったことは間違いない。
不動産の情報を見ても、〇〇駅から何分。コンビニエンスストア有
〇〇モールそば等といった言葉が、その物件の特徴とされている。
それがいけないとは、毛頭思わない。が一方で、不便になると価値が下がると言われる傾向は、大いにあった。
でも、コロナでみんなが思ったこと。
緊急事態宣言が出て感じたことはどうだろうか?
「閉塞感」ではなかっただろうか?

お店が開いていない繁華街。
電車に乗らない駅地下のマンション。
会社の近くに住んでリモートワーク。
いろんなことがあべこべで、いままで良しとされてきた「スペック」が、
ひっくり返ってしまったと感じる人も多いはず。
たぶん時間の価値や物質的な豊かさよりも、心の余裕・余白といったところに価値を見出してしまったと気づいた人は、都心を離れたくなったらしい。もちろん、ワクチンがいきわたり今回のコロナが収束したら、また都心へと人が徐々に戻ることは大いにありうる。

それでも、もう戻れない人は豊かさの本質の何かに気が付いた、または新しい時代へと移行したのかもしれない。私はそう感じてします。
時間の価値、自分の人生において本当に必要なことは、自分が
意欲的になれる場所で働き、余暇を楽しみ、自分自身が認められることで誰かをまた認めてあげられるという心の余裕。
そう言ったことができる時代になってきたことは、間違いがないように思います。あとは、自分が1歩踏み出せるかどうか。
お金の価値もどうでしょう。物欲に支配されて他人よりもいいものを持ちたいという承認欲求は、都市部以外ではあまり必要とされていません。
ストレスまみれのねぐらのような住居と、通勤と生きがいを感じない仕事。
もしそういった中に、身を置いているのであれば変われるチャンスが今なのかもしれません。もちろんステップアップしていくためには、自分自身の努力や学ぶ姿勢は常々必要だと思いますが、あとは自分が決められるかどうか。それだけなんだと。

それだけと言っても、むずかしい1歩であることは事実ですが、
今こそ自分自身で変われる時が来た。本当の豊かさを、自分自身で深堀りして対話をしてみることが大切な気がしています。
自分が本当は何がしたかったのか?
どんなことを子供の頃に夢見たのか?
楽しいゴール設定から見えてくることはなんなのか?
今まで思っていた豊かさとは、一体なんだったのか?
日々、自分と対話をし続けていくうちに、私も見えてくるものがありました。本当に変えたいと思うことは、論理的にきちんと考えて人にも伝えたら
変わることが多い。それを今、私自身も体感している最中です。

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